
グリップヒーターって興味はあるけど、本当に必要かなぁ…。
値段も高いし、中々躊躇するよなぁ…。実際に使っている人の感想を聞きたい。
上記のように悩んでいるバイク乗りさんは多いのではないでしょうか。
事実、過去の私がそうでした。実際に購入に至るまでどれだけ悩んだか分かりません。
商品自体の値段が高いことはもちろん、取り付けの難易度的にも、容易に手を出せる商品ではないですよね。
そこで今回は、
実際に所有していた125ccスクーターと大型バイクにグリップヒーターを装着してみた経験を踏まえ、自身が感じたメリットや注意点について触れていきます。
ちなみに取り付け時の過去記事は以下になります。
グリップヒーター取り付けを検討しているすべての方の参考や後押しとしてこの記事がお役に立てれば幸いです。
結論①わずかな温もりでも効果は絶大
実際にグリップヒーターを使ってみるまでは、

ヒーターを付けたとしても結局手袋越しでしか温もりを感じられないから効果は少ないんじゃない?
と半信半疑でした。
しかし、未体験の方からすれば想像しがたいかもしれませんが、
手先が温まるだけで冬場の辛さっていうのはかなり軽減されるものなんです。
勿論感じ方には個人差もあるかと思いますが、私個人的には大満足でした。

ちなみに人体の構造的にも、冷え始めるのは体の中心からではなく末端からとも言われています。
そのため、冬場は手先や足先をいかに温められるかが重要になるのですが、そんな時に大活躍するのがグリップヒーターと言えるでしょう。
結論②装着してから後悔するかは、使用頻度によりけり
実際購入してみてから「自分には必要なかったな~」と後悔したくないと思うのは普通ですよね。
ちなみに私個人的な感想としては、
グリップヒーターを購入し装着したことに関して全く後悔しておらず良い買い物ができたと感じています。
ただ、
使用頻度が低い場合は「ここまでお金をかけなくてもよかったのかも」と感じてしまう可能性もありそうです。
通勤や普段の足として季節問わずバイクに乗る方や、峠や山岳方面によく走りに行くような方は買ってから後悔しないことの方が多いかと思いますが、バイクに乗る頻度自体かなり少ない方はもう少し検討してみても良いかもしれません。

周りくどくて恐縮ですが、通勤でバイクに乗ってるような方にはかなりおすすめなアイテムだと思います。
電熱グローブのデメリットは2つ
グリップヒーターのライバル商品としてよく挙げられるのが電熱グローブです。
たしかに電熱グローブは、グローブを介さず直接的に手先を温めることが可能ですので、正直なところ単純に手を温めるという点に関しては強いですよね。
ですがネックな点として、以下の2つが懸念材料にはなります。
- 電源の取り回しが大変
- バッテリーの値段がバカ高い
①電源に関してはバイクから電源を引っ張り出してきて直接つなげるか、携帯バッテリーを持ち歩くかの2択になります。
前者は配線の影響でバイクとライダーが繋がれる形になる為、事故を起こした場合を想定すると少し怖いですよね。
また後者はバッテリーの煩わしさとバッテリー自体の値段の高さから、コスパが良いとは言い難いです。
上記を踏まえてのあくまで個人的な結論ですが、
一度取り付け作業を頑張ってしまえば「満足度」や「利便性」に関してはグリップヒーターに軍配が上がるかなと思っております。
※小排気量車は「バッテリーの電力管理」に要注意
125cc以下などの小型バイクに取り付ける際は、電力消費に要注意です。
小型バイクはバッテリーも小容量タイプが積まれているため、何も考えずに電力を消費しているとバッテリー上りを招きます。
バッテリーは一度ダメにすると再起不能となり、買い替えが必要になります。バッテリーに関するより詳しい内容は【セルフメンテ】バイクバッテリー交換時の手順と注意点とは?にて解説しています。
それを防ぐ為にも、自宅用に小型充電器を常備しておくと事前に防ぐことかが出来るかもしれません。
以下は私も使っている自動車・バイク用のバッテリー充電器です。
※MELTEC社⇒公式サイト
その他おすすめの充電器まとめは、【自宅用】バイクバッテリーにおすすめの充電器3選!(ネットで買えば安く手に入る?)にて解説しています。
まとめ
いざ買って使用してみれば、ほとんどの方がその便利さを知り「買ってよかった」と思えるはずです。
おすすめのグリップヒーターまとめに関しては、【安くておすすめのグリップヒーター4選】万全な装備で冬のバイクを快適に!にて紹介しています。
グリップヒーターに次いで、個人的に買って良かったと思っているのがインカム。バイクに乗る楽しさと快適性が爆上がりします。気になる方は以下の記事も是非見て行ってください😌