
雨の中のバイクは辛いなぁ…。少しでも雨の辛さを和らげられる装備があれば知りたい。経験者の方教えてくれないかな…。
ライダーにとって一番の天敵って結局のところは「雨」じゃないですよね…。
いくら大好きなツーリング中でも、雨の中をひたすら走るのは全然楽しくないですしただただきついだけです。
しかし、バイクを普段から日常の足として使っている通勤ライダーの方やツーリング中の突然の雨などに直面したときはどうしようもありませんよね。
今回は、そんな雨天時のライディングを少しでも快適に走る為に最低限必要な装備を、自身のバイク経験をもとに幅広くまとめてみました。

ちなみに私のバイク歴は10年を越えています。過去には通学や通勤のために、大雨の中でもバイクに乗ってきた経験があります…。
今回の記事がこれから雨対策を揃えようとしている方々の参考になればと思います。
雨の日のバイク装備に欠かせないおすすめアイテム4選

先述したようにこのブログを書いている私のバイク歴は10年を越えています。その経験の中から感じた「雨の日には絶対用意したいバイク装備」は以下の4つに絞られます。
- バイク用のカッパ
- バイク用ヘルメット(フルフェイス一択)
- バイク用の靴
- バイク用の手袋
基本的な装備ではありますが、上記がすべて揃って無いと雨の中のバイクは辛すぎて心が折れますので是非ご用意することを推奨します。
以下ではそれぞれのアイテムの選ぶ際の注意点について触れていきます。
【保存版】バイク雨対策装備の選び方まとめ

①バイク用カッパの選び方
ちなみにですが、コンビニ等で売られている簡易のカッパやポンチョを着て乗っている方は、ほとんど効果が無いので正直おすすめはしません。
理由としては、一般的なカッパやポンチョは立っている姿勢の人間が、真上から降ってくる雨でぬれないように想定されて作られているから。
バイクに乗っているときは、雨の当たる方向と水圧が全く違います。そして一番濡れやすいのが、ズボンの裾と上着の袖です。
ズボンの裾と上着の袖はライディングポジションの姿勢になると捲れやすく、雨風をもろに受けます。(足首とか手首が露わになりやすいですからね。)
そんな時にライダー用のカッパであれば、裾・袖ともにマジックテープが付いているため雨風の侵入を防げます。
また、首元までカバーできるのもバイク用の特徴。盤石な体制を整えるためにもバイク用カッパが圧倒的におすすめです。
【補足】雨具のサイズはやや大きめがおすすめ
冬場になるほどカッパの下に着こむ服は厚くなります。また、あまりジャストサイズのカッパは服が突っ張り動きづらくなります。
そのため通常より1~2サイズ上の大きさを選ぶのがおすすめです。
②ヘルメットの選び方
安全面を考えても、雨対策としてもやはりヘルメットはフルフェイスタイプ一択です。
たまにコルク帽をかぶり、顔面前髪びしょ濡れになりながら走っている方もいますが、これでは視界不良にも繋がるのでだいぶ危険です。
フルフェイスは雨風から頭部をしっかり守ります。ちなみに安くておすすめのヘルメットまとめは以下の別記事にて解説しています。
>>【2022年】安くて高性能!おすすめのバイクヘルメット5選
ただ、欠点としては雨の日にシールドを完全に閉じているとフルフェイスが曇りやすいです。
そんな時には曇り止めスプレーやピンロックで予防することをおすすめします。
▼汎用のピンロック
▼曇り止め
【補足】ヘルメットのスクリーンには撥水加工コーティングがおすすめ
ヘルメットのスクリーンは水滴がつくと前が見づらくなり危険でが、車みたいにワイパー機能はないので結構うっとおしいんですよね。
そんな時におすすめはヘルメットスクリーンにも使えるコーティング剤をスプレーしておくことです。
個人的おすすめはプレクサス。
バイク用品の殆どのパーツで使用が可能です。艶出しと保護効果があり、スクリーンに使えば撥水効果も得られます。
注意点としては持続期間が約1ヶ月とのことなので、定期的なメンテナンスが必要にはなるでしょう。
>>【レビュー】プレクサスをバイクに使ってみた感想(使い方も合わせて解説)
③バイク用の靴の選び方
靴に関しても防水性を兼ね備えたものが当然理想ですが、併せてブーツタイプ、さらにはバイク用の物を着用することがおすすめです。
先程も話したようにバイクにまたがる姿勢はズボンが捲り上がりやすいので足首を雨風から凌ぐためにはブーツ形状のバイク用靴がおすすめ。
また、安全面から見ても雨の中のライディングは転倒・スリップ等のリスクが高いため足元の保護が必須です。
よって、ブーツ形状に合わせてプロテクター付きのタイプがベストと言えます。
(下記のブーツは、冬場でも足元の寒さをほぼ感じなかったです。)
▼低価格のおすすめ品
>>【靴選び】履かないとくるぶしが削れる?バイクブーツ装備のメリットとは
④バイク用手袋の選び方
手袋もやはりプロテクター付きのライディンググローブがおすすめです。

軽いバイク事故でも大けがしやすいのは案外手先だったりします。
また、どうしても防水対応の手袋が見つからない場合には、通常のライディンググローブの上から防水カバーを装着することもおすすめです。
欠点としては、素材的にも乱暴に扱うと破れやすいこと。
ですが、防水効果としてはシンプルな作りですが十分に発揮してくれるので、気になる方は是非チェックしてみてください。

また、冬場は手先の冷えが大敵です。経済的に余裕のある方にはグリップヒーターの導入もおすすめですよ。
>>【グリップヒーターって効果あるの?】実際に使ってみて感じたメリットと注意点について解説!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
正直な話、雨に濡れながらバイクで走るほどの苦行はありません。
しかし装備を万全にすることで雨に対しての抵抗や嫌悪感も少しは和らげることが出来ます。
雨を克服し、バイクを楽しんでくれる方が一人でも増えてくれたらと思っています。
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