●バイク歴は13年
●大型自動二輪免許取得済み
●乗り継いできたバイクは原付から大型バイクまで計8台
●ロングツーリングの最高記録は往復600キロ
●全て独学でバイクメンテナンスの基礎は習得
●四六時中バイクのことばかり考えている変態
初心者におすすめしたい安いバイクインカム!選び方を解説!中華製でも使える?
・安くてコスパの良いバイク用インカムはどれ?
・入門用には格安中華製インカムでも問題ない?
・インカム選びで大切なポイントは?
こんな疑問を解決します。
当記事で一番お伝えしたいことは、購入を悩んでいる方ほどまずは格安インカムを買ってみて、とりあえずインカムデビューを果たしてしまう事がおすすめと言うこと。
理由は、サシや数人で走る程度なら安価なインカムでも全く問題ないから。それにインカムを使って走ることでその便利さを骨の髄まで知るはずです。
その為、まずはハードルの低い安価なインカムがかなりおすすめ。これは私の実体験からも、安物でインカムデビューをした知人の経験談からも断言できます。
私もインカムデビューは安物中華製です。今まさにインカムを買うか買わないかで悩んでいる方は、インカムデビューに向けて参考にしてみてください。
安いバイク用インカムのメリット
まず初めに安いインカムを購入する上でのメリットについて考えてみます。実際に使用してみて感じたメリットは幾つかあります!
- 購入までのハードルが低い
- 購入後に後悔する事が少ない
- ソロツーリングでは大活躍(音楽聴ける)
- 1対1のツーリングでも大活躍
- 3人以上のツーリングもLINEを活用すれば仲間たちと通話可能
- 少ない出費でインカムの善し悪しが体感できる
冒頭でも触れたようにインカム童貞ほど「インカムの便利さや楽しさ」を知らない為、購入前に躊躇することがあります。
ただ数人の知人にインカムを使ってみてもらったところ、ほぼ100%「もっと早く買っておけばよかった」と後悔の念を漏らしていました。
特に仲間と走りながら会話を楽しめる喜びは本当に素晴らしいものです
その善し悪しを体感するためにも、まずは低価格なインカムを用意して使ってみるのが手っ取り早いです。
【コスパ最強】安くておすすめの初心者向けバイクインカムまとめ
今回紹介する最新のおすすめインカムは以下の商品たち。
掲載順は安い物から順に並べています
Mihono 6Riders(音質△)
機能 | |
---|---|
同時通話人数 | 2人 |
最大通信距離 | 1,200m |
防水性能 | |
ノイズキャンセリング | |
ラジオ | |
バッテリー容量 | 850mAh |
充電時間 | 2.5h |
通信時間 | 12h |
メリット | デメリット |
---|---|
とにかく安い インカムを試すのには最適 | メーカー情報不明※おそらく中華製 操作性悪め 音質もイマイチ |
パッと見はハズレにも見える見た目ですが、値段の割には入門用に意外と実用的なのがこちら。
使用上気にならない程度のバッテリー容量と防滴性能が標準装備されており。バッテリー容量は日帰りの2~300キロほどのツーリングなら問題なく使えるレベルです。
ただより詳しい欠点を挙げるとしたら以下の通り。
- フルフェイス対応ではない
- ボタンが小さく手袋越しでは押しづらい
- 音質は軽めの音で重低音は期待できない
- 上下逆に付いていて紛らわしい音量ボタン(上が「下げる」で下が「上げる」)
とはいえ、インカムの便利さや必要性を知るきっかけとしては十分な効果を発揮します。
インカムの入門として購入するのはかなりオススメ。
Amison バイクインカム(音質◯)
機能 | |
---|---|
同時通話人数 | 4人推奨 |
最大通信距離 | 2,000m |
防水性能 | |
ノイズキャンセリング | |
ラジオ | |
バッテリー容量 | 1,000mAh |
充電時間 | 2h |
通信時間 | 28〜33h |
メリット | デメリット |
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自動ペアリングあり 最先端のノイズキャンセリング 操作性良好 | 中国製 |
こちらはまだ発売されたばかりのインカムですが、安い上に高性能なインカムとして話題。
また機能面も去ることながら、その見た目のかっこ良さは大きなおすすめポイントの一つと言えるでしょう。
数ある格安インカムの中でもより見た目にこだわって決めたい方にはかなりお勧めなインカムです。
FODSPORTS M1-S Pro (音質◯)
機能 | |
---|---|
同時通話人数 | 8人 |
最大通信距離 | |
防水性能 | |
ノイズキャンセリング | |
ラジオ | |
バッテリー容量 | 900mAh |
充電時間 | 2〜3h |
通信時間 | 20h |
メリット | デメリット |
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ユニバーサル接続あり Siri対応 充電しながら使える | (おそらく)中国製 イヤホンジャックが差し込みづらい |
ロングセラーでネットショップでの評価も高い一台。①のインカムとの違いは、
ジェットヘルメットにもフルフェイスにも対応可能な2タイプのマイクが同封されている点と、大きく凹凸がありボタンが押しやすい点です。
なるべく安いインカムが欲しいけど、ある程度の機能を求めている方には向いている一台です。
LX-B4FM(音質◯)
機能 | |
---|---|
同時通話人数 | 10人 |
最大通信距離 | 1,600m |
防水性能 | |
ノイズキャンセリング | |
ラジオ | |
バッテリー容量 | 800mAh |
充電時間 | 3h |
通信時間 | 15〜21h |
メリット | デメリット |
---|---|
安価 万能な性能 口コミやレビューが多い | 中国製 |
安価ながらもFMラジオの受信ができたり、2台のインカム間で音楽を共有できるミュージックシェア機能も搭載。
安く最低限の機能を有したインカムをお探しならおすすめの一台。
JESIMAIK バイクインカムR16(音質◯)
機能 | |
---|---|
同時通話人数 | 6人 |
最大通信距離 | 1,500m |
防水性能 | |
ノイズキャンセリング | |
ラジオ | |
バッテリー容量 | |
充電時間 | |
通信時間 | 15h |
メリット | デメリット |
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操作性良好 Siri対応 薄型スピーカー タフな本体設計 | メーカー(JESIMAIK)の情報が少ない |
人気急上昇中の一台。ボタンの操作性に特化した構造であり、安価ながらもSiri対応。
標準装備の薄型スピーカーは装着感の良さと耳の痛みを軽減します。
また、防塵防水設計が施されたタフさも本商品の特徴。安い分、少しラフに使いたい方にはおすすめな一台です。
ミッドランド BT Mini PLUS(音質◎)
機能 | |
---|---|
同時通話人数 | 2人 |
最大通信距離 | 500m |
防水性能 | |
ノイズキャンセリング | |
ラジオ | |
バッテリー容量 | |
充電時間 | 2h |
通信時間 | 8h |
メリット | デメリット |
---|---|
軽量コンパクト 大迫力スピーカー 見た目がスマート | 通話人数は2人のみ 通信距離は短め |
1〜2人でのツーリング用に設計されたミッドランド製のインカム。
サイズ感は業界最小を謳い、コンパクトかつ軽量ボディです。
コンパクトとは言え、大迫力スピーカーが搭載されており、2人で同時で接続するなら問題なく使えます。
デイトナ DT-E1(音質◎)
機能 | |
---|---|
同時通話人数 | 4人 |
最大通信距離 | 800m |
防水性能 | |
ノイズキャンセリング | |
ラジオ | |
バッテリー容量 | 容量不明※リチウムイオンバッテリー搭載で長持ち |
充電時間 | |
通信時間 | 12h |
メリット | デメリット |
---|---|
累計10万台出荷 アップデート対応 スピードダイヤルあり | 12ヶ月保証あり調査中※随時更新 |
低価格ながら本格的なヘッドホンを付けているくらいの音質と立体感を得ることができ、まさにコスパ最強。
複数人での通話は、DT-E1同士であれば最大4人の接続が可能。他社製品との一対一の接続もスムーズに行えます。
さらにボタンがシンプルかつ大きめなので操作性が高い、ヘルメットからの取り外しが容易なため盗難防止がしやすい、バッテリー持ちが良いため充電の不安が少ないなどとコスパのいい商品。
値段が安いからと言って初代のDT-01に劣るわけでもなく、むしろボタンの操作性や音質の面では多少進化しているようにも感じます。
これからデイトナ製を検討されるなら、こちらの後継「DT-E1」がおすすめです。
デイトナインカムに関してまとめた物は以下の別記事を参照ください。
バイク用インカムの選び方と注意点
初めてのインカムを選ぶ時に意識して欲しい点はずばり、「ボタンの操作性」と「アフターパーツの豊富さ」、そして「最低限の音質の良さ」です。
ボタンの操作性は手袋越しでも操作しやすいかどうか。ボタンが極力大きくシンプルな作りなインカムがおすすめです。
基本的には走行中に操作することがほとんどですから、それだけ大切なポイントです。
そして、スピーカー単体の買い替えができるなどアフターパーツが充実していることも選ぶ基準としては大切。
理由は、スピーカーが結構劣化しやすいから。コードが断線したり、スピーカーカバーが破れてしまったりするのはよくあることです。
デイトナ製のスピーカー補修用パーツ
そして当然ですがある程度の音質も求めたいところ。
ちなみに上記の条件を満たしているのは、デイトナ製インカム。今回掲載の中では費用が一番張りますがコストパフォーマンスは抜群です!
安いインカムはこんな方におすすめ
インカム童貞の皆さんからすれば、インカム自体は前から気にはなってるものの「なかなか購入に踏み出せない...」という方も多いとおもいます。
実際私もそうでした。
正直なところ、有名なインカムほど値段設定が高すぎます。。
ただ個人的な経験から申しますと、用途によっては低価格なインカムでも十分にツーリングに使えるのでご安心ください。
ちなみに、低価格なインカムでも使用上問題がないと思われるライダーさんの条件は以下の4点です。
- 基本的にはソロツーが多い
- 友人と走る際も2~3人で走る程度
- 買ってからもあまり使わないかもしれないという不安が強い
- ツーリングに出かける頻度も比較的少ない
上の条件でどれか一つでも当てはまるような方は、一度低価格なモデルから試してみるのもありかもしれません。
安物インカムを使って複数人で同時通話する方法
多くの安物インカムの欠点は、「同時通話可能な人数に制限がかけられていること」でしょう。1対1の通話であれば問題なかったとしても3人以上のツーリングでは仲間外れになる方が出ることもありますよね。
そんな時の対処法は「LINEのグループ通話機能」を活用する方法がおすすめ。
理由は格安インカムでもBluetooth接続を活用することで簡単に複数人同時通話が可能になるためです。
実際私も過去に4人の同時通話を経験したことがあります。
デメリットとしては「音質の悪さ」が多少際立つ点。特に風切り音の激しい高速道路では時に聴き取りが難しくなることもあるかもしれません。
とはいえ無料でだれでも簡単に試せる方法ではあります。気になる方は是非試してみてください!
高価だけどおすすめなインカム3選
ちなみに値段が高価なインカムは当然ながら性能も良く、
- 音質抜群
- 同時通話可能人数が多い
- バッテリー長持ち
- ペアリングが繋がりやすい
- 見た目がカッコいい
など良いこと尽くし。
少し出費してでも長く使いたい方は意を決して少し高価なインカムを購入してしまうのもおすすめです!
ミッドランド
空間オーディオによりハイレベルな音質を実現。また音楽を聴きながら通話することも対応可能な一台。
カルド
漆黒な高級感溢れる見た目の一台。見た目に引けを取らない高性能が売りでもあり、スピーカーは有名メーカー「JBL」と共同開発済み。
またストレスフリーなペアリング接続を実現するための独自の設計を有しているインカム。
ビーコム
インカムの王道的存在。昔から人気のあるロングセラーでもあります。
音質の良さとペアリングの繋がりやすさは定評通り。
2台セットでお得に買えるおすすめインカム3選
Mihono インカム2台セット
2台セットインカム最安値は兼ねてからAmazonなどで人気のあるMihono製インカム。
安い分見た目は賛否両論ありますが、必要最低限の機能は要しています。
インカム初心者の方でペアセットお探しならおすすめの一台。
Amison インカム2台セット
こちらもネットショップでは人気のインカム。
安価ながらも見た目のスタイリッシュさと操作性の良さが特徴です。
デイトナ DT-E1 2台セット
おすすめ3つ目は王道の「インカム製」。
特にDT-E1は安価な上に2台まとめ買いでお得に手に入るインカムの一つ。
10万台以上の販売実績と12ヶ月の保証つきであるデイトナ製インカムは、値段は多少張るものの間違いない品質と機能性を誇ります。
また高音質スピーカーにより立体感ある音響も楽しめます。
ペアでインカムを使い、お好きな音楽を共有するのもおすすめです。
インカム2台まとめ買いのメリット
インカムまとめ買いのメリットは、お得に買えること以外に、購入後のペアリングのしやすさも挙げられます。
インカムのペアリングは、一対一なら他社製品でも繋げられることは多いですが、接続に時間がかかることも多々あります。
そんな時、同じ商品同士のペアリングであれば当然繋がりやすさは間違いないです。
また操作性も2台とも同じなので、繋がる作業も難しくはありません。
インカム2台セットを楽天市場で購入するメリット
ちなみにインカムは楽天市場で購入するのもおすすめ。
理由は楽天ポイントの還元分が実質安くなるから。
今回の掲載品のデイトナインカムを例にとると以下の通り。
楽天会員になることで実質714円分のポイントが還元されます。
楽天ポイントは楽天市場でのお買い物はもちろん、その他色々なお店やサービスで1ポイント1円の価値で利用ができます。
インカム以外にも楽天市場では様々なバイク用品がお得に手に入れることができます。
ご興味のある方はぜひ、更なるポイント還元が見込める無料の楽天カードも申し込みの上で利用してみてくださいね。
【ソロツーに最適】1人でも楽しめるおすすめのインカム3選
①DT-KIKUDAKE
その名の通り「聴くだけ」のインカムの定番品が上記のデイトナ製。
安価ながらにして高音質スピーカー+防水・防塵対応の仕様になっています。
デメリットは単4電池で電源を確保する点。
一見便利そうに見えますが、単4電池一本で使用可能な時間はメーカー公表で12時間です。
通勤など日頃の暇つぶしで使うことを考えるとそれなりの頻度での電池交換が必要になることが予想できます。
とはいえ、本機だけあればラジオ受信が可能だったり多機能であるのは確か。
安物を買って失敗したくない方にはおすすめの一台です。
②ビーコム プレイ
上記デイトナ製のやや上位機種に当たるのがこちら。
ビーコム製も音質の良さには昔から定評があります。そしてインカム業界では老舗ブランドにあたる代表格です。
こちらの特徴は付属の専用マイクでBluetooth接続の通話が可能な点。
またこちらは電池式ではなく充電式になります。2時間満充電で音楽再生最大12時間の対応が可能です。
カラーバリエーションも豊富な上に、ナビゲーション音声を聴きながら音楽を同時に楽しむこともできる本機。
値段はやや貼りますが、それに見合った間違いない機能性が得られると言えるでしょう。
③カエディア バイクイヤホン
カエディア製のバイクイヤホンもソロツーリングにはおすすめ。
音質に関しては上記2商品に劣りますが、安価ながらもパワフルなサウンドを奏でるスピーカーとBluetooth通話用のマイクが標準装備。
ちなみにカエディアは横浜に本社を置くバイクメーカー。イヤホン以外にもバイク用空気入れやスマホホルダーなど、幅広いバイク用品を扱っている人気のブランドです。
似たような機能面、価格帯の商品は多く出ていますが、低価格類似品の中でもブランド的安心感を得たいならおすすめな商品です。
ハンズフリーイヤホンはインカムの代わりに使える?
ハンズフリーのイヤホンがうまく使えればツーリング中でも会話はできそうなイメージですが、実際に試してみた結果はかなり微妙な物でした。
一番の難点は”風切り音”がひどいという点。
一般的なハンズフリーのマイクは強風が吹き荒れる中で通話する想定では作られていません。
そのため、風を受けたときにはかなりのノイズ音が入ります。
Bluetooth対応イヤホンはインカムの代わりに使える?
私も以前、実際に友人とBluetooth付きヘッドセットを使って会話を試みてみたことがあります。
しかし結果としては、会話不可能という残念なものになりました。
まず、ヘルメットを被る時にイヤホンが外れて落ちやすいという問題があります。
そして何とかヘルメットを被れたとしてもマイクの位置が口から離れている、かつヘルメットの内装で密閉された空間のため口からの音声を拾いにくいという問題が発生しました。
結論として、少しでも経済的に余裕があればぜひ安価なインカムを試してみてください!きっと買った後に納得されるはずです。
不要になったインカムはメルカリで売れやすい
いくらおすすめのアイテムとはいえ
「いざ買ってみたら思っていたのと違った」
「使い始めて早々に飽きて使わなくなってしまった」
と言った不安を購入前に抱くのは当然のこと。
ただそんな時でも”メルカリ“を活用して売りに出し、うまく行けば出費の損失分を一部取り戻すことができます。
実際に使ってみた感想としても、バイク用品はメルカリで売れやすい印象でした。
詳細は、【バイク用品はメルカリで売れる?】実際に売ってみた感想!(バイク用品は売れやすい)でさらに詳しく触れています。
まとめ
まとめると、以下の乗り方に該当する様な方ならほぼほぼ安物インカムでも十分使えます。
- 基本的にはソロツーが多い
- 友人と走る際も2~3人で走る程度
- 買ってからもあまり使わないかもしれないという不安が強い
- ツーリングに出かける頻度も比較的少ない
そして、”インカムが本当に必要かどうか“迷っている方は一度思い切って買ってみることを個人的にはおすすめします。最悪買ってから不要になった場合には、メルカリを活用する方法を用いれば全く問題なし。
ちなみに色々探すのが面倒な方にはいま私も愛用しているデイトナ製DT-E1がおすすめ。値段はやや張りますが音質・性能面ともに申し分なし。耐久性も抜群で長いこと使えます。
また、フルフェイスヘルメットユーザーにおすすめのインカム取り付け手順は以下記事にて解説中!
ただ、購入後は「インカムの盗難」にも注意しましょう。高価なアイテムである以上、欲しさに盗みを目論む方も一定数います。
インカムの盗難対策については、以下の記事でも解説しています。
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