●バイク歴は13年
●大型自動二輪免許取得済み
●乗り継いできたバイクは原付から大型バイクまで計8台
●ロングツーリングの最高記録は往復600キロ
●全て独学でバイクメンテナンスの基礎は習得
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【アクシスz】グリップヒーターの取り付け方と電源の取り出し方法
今回、実際に愛車の「ヤマハ アクシスz」へグリップヒーターを装着いたしましたので、その際の経過と注意点を簡単にまとめました。
また、スクーター全般へのグリップヒーター取り付けであれば、おおよそ作業は同じ。
アクシスz乗りの方はもちろん、グリップヒーターの装着を検討中の、全てのDIYライダー達の参考に少しでもなれれば幸いです。
アクシスZに実際に取り付けたグリップヒーター
※バイク用品店などに出向いても、どの型番・サイズの部品が必要か分かりづらいと思うので、参考に購入商品載せておきます
▼今回使用した商品一覧▼
ちなみに類似商品は下記商品。
そして今回の取り付け作業に使用したオプション品は以下の2点です。
アクシスzのグリップヒーター取り付け方法
作業前に必ずマイナス端子を外す
作業に入る前に必ず、バッテリーのマイナス端子を外してください。やらなかった場合最悪ショートを起こして電装系が死にます。
アクシスzの場合はメットイン後方にバッテリーが隠されてます。黒線のマイナス線を外しましょう。
取り付け方法①電源の取り出し
今回私は、ホーンから電源を取り出しました。
理由は比較的取り出しが簡単で、かつバッテリーへの負担も少ないからです。
125ccクラスのスクーターのバッテリーは小さいこともあり、バッテリーへの負担軽減には細心の注意が必要です。
平型端子専用の分岐コード使用
私は上記商品は使いました。これを使えば簡単にホーンからの電源が取り出せます。
上記のように簡単に電源が取り出せます。
エレクトロタップは極力使わない方が無難
電源の取り出しにおいて「エレクトロタップ」を使っている方も多いようですが個人的にはあまりおすすめはできません。
理由として、既存の配線に傷をつけることになるのと、振動にあまり強くないという欠点があるから。
長い目で見て断線や接触不良を起こしやすく、また使いすぎると故障時にも原因箇所を断定しづらくなってしまいます。
ここまでできれば、今度はグリップヒーター側のプラス、マイナス線を繋げる場所を決めます。
まず黒線のマイナスをちょん切って、丸型端子に変えます。それによりボディアースが取れるようになります。
少し汚いですが、必要条件は揃えて圧着しました。
ちなみに必要条件は、配線部と被膜部をともに圧着固定できていること。これは今後の断線予防の為に大切なポイントです。
条件を揃える為にも、配線をむくときは被膜部を長めにむきましょう。
ここまでくれば、あとはグリップヒーター側の余りの赤線と、Y字側のあまりをつなげるだけです。
自分は配線の余りが長く、万が一失敗してもやり直しのしやすい赤線側をぶった切ってコネクターを付け替えることにしました。
その結果こんな形に収まります。
素人レベルなのですこし汚いですが、動作確認後グリップは温まりましたので問題なしです。
取り付け方法②グリップ交換(削り作業必須)
そして次はグリップ交換作業なのですが、アクセル側に難ありです。グリップ内部の山を削らないとなりません。
アクシスの場合まず端の出っ張りを全削りし、グリップ全体に飛び出ている薄めの出っ張りも全て削る必要があります。
骨の折れる作業ですが、快適に乗るためには必要な道です。
自分は上記の鉄やすりで20〜30分、奮闘しました。(100円均一商品)
その作業時間を無駄にしないために、バッテリーを取り外し充電しておくことをおすすめします。
先ほども言ったように、アクシスのバッテリーは容量が小さめなので、気遣いする必要があります。
取り付け方法③完成
まとめ
最近は電熱グローブも流行っていますが、自分で付けてしまえばグリップヒーターのが安価で済みます。
グリップヒーターはあまり温まらないと思っている方も多いですが、厚手の本革グローブでもない限りかなり手のひらは温まります。
真冬のライディングの強い味方になりますので、是非装着をおすすめします。
詳しいご質問等はコメントまでお待ちしています。
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