MT-09にグリップヒーターを取り付けたいけど工程が分かるサイトないかなぁ。
こんな悩みを解決いたします。
先日、通勤号のアクシスzにグリップヒーターを装着した流れで愛車MT09にもグリップヒーターを取り付けしましたので、
その際の電源の取り方とグリップヒーター装着過程、装着時の注意点等を全て載せてみました。
これからご自身で装着してみようとお考えの方は是非参考にしてみてください。
今回使用したグリップヒーター
ちなみに上記グリップヒーター以外の類似品だと以下のキジマ製が該当します。
⇒【グリップヒーターって効果あるの?】実際に使ってみて感じたメリットと注意点について解説!
※グリップヒーター取り付け前にマイナス端子を必ず外そう
電気系統をいじるときはめんどくさがらずに必ずバッテリーのマイナス線を外しましょう。
外さずに油断していると思わぬところからショートを起こし、ヒューズを新たに買いに行く羽目になります。
心配な方はネットでまとめ買いして保管しておくことをおすすめします。店頭で買うよりも割安で、ほとんどの規格のヒューズがこちらで対応できます。
①グリップ交換
グリップ交換はバーエンドを外し、クレ556等を吹きながら回しつつ引っ張ると外しやすいです。
左グリップに関しては、グリップをはめ込む前にスイッチ部をはめ込む必要があります。はめ込んだ後には下部から締めこむ為のイモネジが付いてきます。
アクシスz装着の時にイモネジの締め込みが緩く、試走中に外れてなくなったこともありましたので、ここはしっかり締めこみましょう。
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左側は比較的簡単に完成します。アクセル側のがアクセルが動く分やや面倒です。⇩
ここまで来たら次は電源の取り出しです。しかしここからがアクシスzのように容易ではなく、一筋縄ではいきませんでした。
同じような失敗をする方が減るように載せておきます。
②電源の取り出し工程
アクシスzの時に使っていたY字分岐が余っていたのと、ホーンまでのアクセスがだいぶ楽だったため、まずは同じやり方を試みました。
※ホーンからは電源取り出せず…
さっそくホーンから電源を取り出します。
ここでイグニッションをオンにしてみましたが、グリップヒーターは起動せず。
まさかと思いホーンを鳴らしてみると、鳴らしている間だけグリップヒーターが一瞬起動する模様。
アクシスとは若干、ホーンの配線が違ったようです。結果全てやり直しになり落胆..,。
他の方法を調べた結果、ヒューズから電源を取りだす方法がありました。
③ヒューズ電源からの取り出し
さっそくこの方法をトライ。
車体右側にあるダクトを外すとヒューズボックスが出てきます。
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ヒューズから取り出した線をグリップヒーターのプラス線に繋げます。
そしてマイナス線はボディアースで逃がさなければグリップヒーターは作動しません。私は写真の通りのボルトに留めました。
初めは赤丸のボルトに取り付けましたが導通しておらず、グリップヒーターは作動せず。
それと雨水なども入り込みやすそうな箇所なので、気休め程度にテープで防水処理もしましょう。
ここまでやればあとはタイラップを駆使して配線処理。ハンドルを左右一杯に振ってみて干渉がないか確認は必須です。
配線がむき出しであるバイクでは、最後にしっかりと防水対策を施すことが非常に大切です。
バイクの防水処理には自己融着テープがおすすめです。
④完成図
まとめ
電装部品を取り付けるときの注意点は、既存の配線部を極力傷つけない事です。
下取りにも影響が出ますし、故障時の原因探求にも時間を要します。
とはいえ、グリップヒーターは想像していたよりも比較的簡単に取り付けできます。
気になる方は是非、挑戦してみてください!
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