春夏秋の季節は、それこそバイクシーズンと言えるほど走っていて気持ちいい時期ですが
冬になると寒さに凍えて楽しさすら奪われてしまう、、、
そんな経験はみなさまありませんでしょうか?
今日はライダー初心者に向けた、冬を乗り切るためのバイク装備のコツと注意点について触れていきます。
あるポイントを意識した服装をするだけで、寒さは格段に凌げます。
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冬のライディングでは、3つの「首」を寒さから守れ
真冬にバイクに乗っていて、冷えやすい箇所というのは割と決まっております。
結論から伝えると「首」が付く部位です。
主には、首、足首、手首です。
要するにこの三点が冷えないような服装・装備をすることでおおよその寒さはしのげるというわけです。
では、具体的にどういった服装・装備が効果的なのか部位別にご紹介します。
冬におすすめなバイク装備まとめ
ここからは、バイク歴10年越えの自身の経験をもとに
冬場におすすめの装備やグッズをまとめて紹介させていただきます。
冬もバイクを楽しみたい方は参考程度に読んでみてください。
①首
首に関しては王道ですが、ネックウォーマーやマフラーと言った装備が必要不可欠です。首には頸動脈(けいどうみゃく)という大きな血管が通っています。
頸動脈は多くの血液量を必要とする脳に、大量の血液を送る為の役割を担っている血管です。
この頸動脈を冷たい風で冷やしてしまうと全身の体温を低下させます。
なので第一に首の保護が必要です。
また、首・顔の防寒対策をより万全にするためにはフルフェイスヘルメットがおすすめですが、シールドを締め切っていると曇ると思います。そんなときにはピンロックがおすすめです。
②手首
ライディングポジションを取ると、自然と上着の袖が捲れてしまい、その隙間から風が入り込みやすいです。手首にも当然太い血管が通っているため、冷やしてしまうと凍えます。
対策としては、バイク用のジャケットの着用と手首までカバーしているタイプの手袋を付ける事です。
バイク用ジャケットは大抵袖の部分にマジックテープが付いており、閉めこむことで風の侵入をおおよそカットできます。
さらに手首までカバーしている手袋の着用を併せてすることで万全な防寒が出来ます。(手首までの手袋は安全上もお勧めです。)
③足首
椅子に座っていてもそうですが、バイクに座った時もズボンのすそは捲れやすく、すこしの捲れ上りも冬のライディングには天敵になりえます。
そのため安全上も考慮し、ブーツを履くのが一番の防寒になります。
ブーツも一般の物から色々ありますが、バイク用のライディングブーツが脱ぎ履きもしやすく転倒時の安全性も確実に保障してくれるのでお勧めです。
⇧ 防水タイプ。通勤通学にもおすすめです。
※靴に関しては、安全上ライディングブーツは必須だと思ってます。けがをして後悔をする前に、下記の記事を読んで購入の検討をしていただきたいです。足首は本当に怖いですよ。。
関連記事:バイクは足元の保護が超大切
補足:背中やおなかにホッカイロを貼る
原始的かつ低コストな温かグッズとして定評があるのが、ホッカイロを貼る方法です。
具体的には背中の腰の辺りやお腹のあたりに貼るだけです。
当然ですが直接地肌に貼るのは火傷の危険性もありそうなので避けてください。
基本は下着などの上に貼る形です。
電熱ジャケットまでは及ばないまでも、それに近い効果を低コストで実現可能です。
気になる方は一度試してみていただきたいです。
補足:防寒インナーを上下で着る
しっかりと防寒装備をした上で、下着にも気を配るとより一層寒さを軽減することができます。
定番アイテムはユニクロさんのヒートテックシリーズですが、
通販などでも安く類似機能の下着は入手可能です。
防寒下着を活用すれば、そこまで着膨れをせずに冷えることを防ぐことが可能です。
まとめ:冬場もバイクを楽しむために
冬場は、天敵である寒さだけを克服してしまえばライディングが本当に楽しくなります。眺めの良いスポットにおいても空気が澄んでいるので景色が抜群です。
冬場も乗ること自体に億劫にならず、バイクを楽しみましょう!
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