バイクのカスタムに挑戦してみたいけど、どこから手をつければいいのかなぁ。
こんな疑問を解決します。
バイクカスタムに興味を持ち始めたけれど、「どこから始めたらいいのかわからない」という初心者の方は多いのではないでしょうか。
この記事では、バイクカスタムの基本から始めるポイント、注意点、そしておすすめのカスタム箇所を解説します。
自分のバイクをより魅力的にし、安全性や快適性を向上させるための参考にしてください。
バイクカスタムを始める前に確認すべきこと
バイクカスタムを始める際にまず考えるべきは、自分の目的と予算。
以下のポイントを押さえておきましょう。
①カスタムの目的を明確にする
目標がハッキリしていないと無駄な買い物をしてしまうリスクも上がります。
• 見た目をオリジナルにしたい
• 乗り心地を向上させたい
• パフォーマンスを向上させたい
目的によって必要なパーツや作業が変わります。
初心者は特に「見た目の変更」や「快適性の向上」など、手軽に取り組めるものから始めるのがおすすめです。
②予算を設定する
カスタムにはコストがかかります。手軽なものだと数千円から始められますが、本格的なカスタムは数万円以上かかることもあります。無理のない範囲で進めましょう。
③法律や規制を確認する
バイクカスタムには法律が関係する場合があります。
例えば、車検に通らないパーツや、道路交通法に違反する改造は避けるべきです。
事前に必要な確認を怠らないようにしましょう。
私も【フェンダーレス化】をした際に、ナンバープレートに取り付けが必要なリフレクターが付いていない事に後から気がついて焦った経験があります..
バイクカスタムはどこから始めるべき?初心者向けに解説
初心者でも手軽に簡単に始められるカスタムメニューをまとめてみました。
ミラー交換
ミラー交換はカスタム入門にもってこいのカスタムです。
ミラー変えるだけでも見た目の雰囲気は変わりますし、ショートタイプに変更することで車体の横幅もグッと狭くすることが可能です。
デメリットとしては、ミラーによっては「視認性が悪くなること」です。
見た目のことばかり気にして鏡面の小さいミラーを追求すると安全面が脅かされることもあります。あくまで視認性も確保しつつ、楽しむのがおすすめです。
スクリーン取り付け
スクリーンの取り付けもぽん付けで比較的簡単に行えるカスタムになります。
スクリーンは取り付けることで見た目のイメチェンに繋がる上に、体にあたる空気抵抗を軽減させることができます。
日頃から長距離を走る方にはおすすめのカスタムでしょう。スクリーンに関する記事は以下でも解説しています!
リアボックス取り付け
リアボックスはバイクの弱点である「収納力の低さ」を補うのにおすすめなアイテムです。
取り付けは比較的簡単ですが、車種によっては別途「リアキャリア」が必要になることもあるでしょう。
グリップ交換
グリップの交換は器用な方なら工具を使わなくても交換が可能なカスタムです。
注意点は、いかにグリップの隙間に塗られているボンドを剥がしていくかです。
またカラーバリエーション豊富なグリップも通販などで売られています。センスも問われますが上手く行けば綺麗な差し色にグリップが活かせることもあります。
バーエンド交換
バーエンドは基本六角レンチがあれば取り付け可能なパーツです。
バーエンドは見た目のアレンジのほかに「ハンドルの振動を軽減する効果」もあります。
ハンドルの振動を軽減するには重みのあるバーエンドが適します。長距離走行で振動の影響を受けやすい方はぜひ検討ください。
タンクパッド貼り付け
タンクパッドは工具無しでもカスタム可能なアイテムです。
貼り付けることで見た目のアレンジが出来る上に、タンクに付きやすい小傷を防ぐことができます。
ただ強固な貼り付けを行うためには貼り付け面の汚れや油分を取り除く必要があります。
場合によってはバイク用クリーナーなどが別途必要になるでしょう。
スマホホルダー取り付け
バイクにスマートフォンを取り付け、ナビアプリを頻繁に使う方にはおすすめなアイテム。
ただ、
- iPhoneはスマホホルダーの振動でカメラが壊れるリスクあり
- ながらスマホの罰則は重たく、使い方には厳重な注意が必要
と言った気をつけるべきポイントも顕在しています。
詳しくは以下の記事にもまとめてあります。
くれぐれも使い方には細心の注意を払いましょう。
ハロゲンのLED化
純正装備のハロゲンランプをLED化するカスタムも初心者におすすめです。
LED化をすることで得られるメリットは多いです。主には以下の通りです。
- 省エネに繋がる
- 視認性向上
- 周囲車両への存在感も増す
また余ったLEDバルブは自動車などにも流用できることが多いです。
バイクカスタムで注意すべき点
安全性も意識しよう
見た目の改善ばかりに意識が行き、安全意識が薄れると危険です。
保安用のリフレクターを外したり、視認性の悪いミラーに変えたり、体勢のきついハンドルに変えたり、場合によっては危険になるカスタムも多くあります。
初心者のうちは操作性や安全面も忘れない様にカスタムしていきましょう。
純正パーツは大切に
取り外した純正パーツは大切に保管することがおすすめです。
理由は、万が一バイクを売りに出したら下取りに出したい時に価値のあるものだから。
基本的にバイクの純正パーツは全て、メーカーが改良に改良を重ねて作られた一級品ばかり。
単体で後から購入しようとすると結構高値のものが多かったりします。
自宅に保管場所があるなら廃棄したりはせず必ず保管しましょう。
通販の安物バイクパーツには要注意
ネットショップなどでバイクパーツを探していると、破格の安さで売られている商品に遭遇することもありますが安物パーツには注意も必要です。
個人的な経験からお伝えしたい事として、Amazonで売られている外国マイナーブランドのバイクパーツには注意しましょう。
ハズレ商品を買ってしまうと
- 塗装が少し剥げていたり、作りが安っぽいパーツが届く可能性あり
- ネジ穴の寸法が合っていなく、取り付けが難しいパーツが届くこともある
- パーツの影響でバイク全体の見た目が安っぽくなってしまう
- マイナーブランドだとパーツが不要になった場合でもフリマアプリなどで売りづらい
などと言ったデメリットが付きまとってくることも多いです。
特に有名ブランドのバイク用品であれば不要になった時でもメルカリなどを駆使すれば簡単に売りに出すことが可能です。
経済的に少しでも余裕がある方はなるべくマイナーブランドの安物を避けて、有名なバイク用品を買うようにすることをおすすめします。
ちなみに「メルカリ」でのバイク用品出品に関しては以下の記事でも紹介しています。
自分でカスタムするか、プロに依頼するか
カスタム作業は自分で行うことも可能ですが、専門的な知識や技術が必要な場合はプロに依頼する方が安心です。
自分でカスタムするメリット
• コストを抑えられる
• 自分のペースで進められる
• バイクへの理解が深まる
プロに依頼するメリット
• 安全で確実な仕上がり
• 難易度の高い作業も対応可能
• アフターケアが期待できる
初心者の場合、まずは簡単なカスタムから自分で挑戦し、難しい作業はプロに依頼する方法が最適です。
そして個人的にも自分でやる方がおすすめだと思っています。
身についたバイクの知識はどこかで必ず役立ちます。
買ったバイクパーツに飽きてしまった場合のおすすめの対処法
バイクの好みは時に変わることがあります。趣向の変化によりせっかく買ったバイクパーツも飽きて使わなくなってしまうことも多々あるでしょう。
そんな時におすすめなのは
- フリマアプリで売る
- ネットオークションで売る
- バイクパーツショップに売りに行く
の3つです。
個人的に高く売れやすいと感じているのはやはりメルカリです。使い方は慣れれば簡単です。
バイク初心者が揃えるべき工具3選
いきなりバイクのカスタムをするにも最低限の工具はどうしても必要になります。
工具を揃えるのに初期投資は必要になりますが長い目で見れば経済面では取り返すことが出来るでしょう。
理由はバイク屋に修理に出した際の工賃の節約に繋がるからです。工賃は簡単な内容でも数千円はかかることがほとんど。
また自分である程度はいじれたり直せるようになればバイクが手元から離れる時間も最小限にできます。
最低限揃えて欲しい工具3選は以下の記事にて紹介していますが、一つずつでもいいので揃えていくと今後の役にたつと私は思います。
まとめ
以上、バイク初心者におすすめのカスタムメニューについて解説しました。
簡単なものから手をつけていけば、自然と知識やスキルは向上していきます。
焦らずにまずは簡単なものから始めてみましょう。
カスタムに慣れたら「空気補充」と「オイル交換」も忘れずに
ある程度カスタムをしてバイクをいじることに慣れたら、「空気補充」と「オイル交換」にも慣れておくことをおすすめします。
理由は、どちらも故障リスクを下げ、燃費の良し悪しにも直結するメンテナンス項目だからです。
そしてどちらも慣れてしまえば簡単な内容でもあります。
空気補充はガソリンスタンドでも気軽にできますが、自宅用に空気入れを買ってしまうのもおすすめ。
自宅用に空気入れがあれば自動車にも自転車にも使えたりと何かと便利です。おすすめの空気入れまとめは以下の記事に掲載済みです。
また「オイル交換を自分でやるメリット」についての解説記事は以下になります。参考までに!
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