
バイクのヘルメットって寿命あるの?適切な買い替えの時期やタイミングを知りたい。
こんな疑問を解決します。
本記事の内容は以下の通りです。
- ヘルメットは基本「5年」を目途に買い替えが必要
- 見た目や耐用年数以外にも注意すべき点
- ヘルメットを落としたりしてはいけない理由
- ヘルメットの落下防止策2選
この記事を書いている私はバイク歴10年以上のバイクオタクです。
今回は、実際の経験も踏まえながらバイクヘルメットの寿命に関して触れていきます。
【結論】バイクヘルメットの寿命・耐用年数は基本「5年」

結論からお伝するとバイク用のヘルメットは、”大事に使い続ければ”5年程度の使用でも実際大きな問題が無いのがほとんどです。
これは、過去の私の経験上からも確かです。
上記に関しては、ヘルメット有名二大メーカー「アライ」と「ショウエイ」のホームページにも記載がされています。
アライ HPより https://www.araihelmet.eu/en/faq
バイク用ヘルメット内部の発泡スチロールというのは時間の経過とともに劣化・へたりが必ず出てきます。
内部が劣化したままのヘルメットでは万が一の事故の際に、頭部を十分に保護してくれなくなってしまいます。
またそれらの影響は安全性以外にも、高速走行時のヘルメットのがたつきにも繋がります。
今まで窮屈だったヘルメットが楽に収まるようになってきたと感じたときは、内部のへたりが始まっている可能性もありますので注意が必要です。
「バイクヘルメット3年寿命説」も一概に嘘ではない

一部では「バイクヘルメットの寿命は3年が買い替えの目安」と認識しているライダーさんもいるようです。
ただ先述した通り、経年劣化などのへたりの影響なども考えると一概に嘘とは断言できないのが事実です。
もし、経済的な余裕があるのであれば「購入後3年前後」を目安として考えても良いでしょう。
※3年が寿命と言われる理由は「SGマーク」が関係しているから
3年寿命説の元をたどっていくと、”SGマーク”と言うものが関係してきます。
SGマークとは

SGマークとは「Safe Goods」の略称で、
一般財団法人 製品安全協会が定めているマークのことを指します。
例えば、SGマークの認定を受けている商品に万が一欠陥があり、人身事故等が発生した場合は、賠償措置をとれるような契約を協会側が保険会社さんと結んでいます。
そしてその契約の有効期限が3年と言われています。
そのため一部のライダーさんの間では「ヘルメットは3年使ったら交換するのがベター」という認識になっているのだと推測ができます。
ヘルメットの買い替え時は耐用年数以外に「見た目」にも注意が必要

ヘルメットの買い替えを検討する場合は、寿命や耐用年数以外にもヘルメットの外観や見た目への注もも必要になってきます。
代表例としては、ヘルメット顎ひもが挙げられます。
ヘルメットの顎ひもは万が一の事故時にヘルメットが頭からすっぽ抜けるのを防ぐ為に大切な部分ですが、顎ひもにほつれなどがあった場合は早急な買い替えを検討しましょう。
理由は、ほつれや劣化がある状態では顎ひもが事故時の衝撃でちぎれる可能性が高いからです。
また、購入当初よりヘルメット自体が緩く感じたり、走行時にずれたり揺れやすくなっている場合にもクッション材がへたっている可能性が高いです。
このような症状が現れた際は、早めに買い替えを検討しましょう。
※アウトレット品は製造年数にも注意が必要
先程も書いたように使用年数だけで考えるとヘルメットはおよそ5年は使えます。
ただバイク用品店の店頭などで時折安売りされている「アウトレット品」に関しては購入の際に違う注意が必要です。
アウトレット品の場合には必ず、「製造年数」にも着目してみてください。
製造年数を目安に考える場合には、最長でも7年を目途に買い替えが必要です。
こちらも先述と重なりますがヘルメットというのは、着用していなくても年月が経つことでクッション材が劣化をしてしまいます。
なので安売りされているからとアウトレット品を買ったはいいものの、製造年月日が古いヘルメットは結局、安全に使える期間が短くなってしまいます。
安いヘルメットには反面デメリットがあることも多いです。買い替え時はそのあたりもよく確認してから判断をしましょう。
バイクヘルメットを落としたりしてはいけない理由

また、使用年数が5年以内の場合でも、強い衝撃を一度でも受けているヘルメットは、以後の使用は絶対に控えましょう。
衝撃吸収材は一度衝撃を受けると、吸収効果が大幅に下がり、安全性に支障をきたします。
特に一度事故などで衝撃を受けてしまったヘルメットは一発アウトです。即買い替えを検討しましょう。
これに関しては使用期間関係なくアウトです。
なので、普段使いにおいても落下させないよう、ヘルメットの扱いには注意が必要です。
ヘルメットの落下防止策2選
横着してシートなどに載せておいたヘルメットを地面に落としてしまうというケースはライダーにとって最悪な瞬間ですが、割と経験のあるライダーさんも多いのではないでしょうか。
勿論こういった些細な落下でも、外装と内部クッション材へ大きなダメージを与え、バイク用ヘルメットの耐用年数を短くします。
そのため現実的な対策としては、
- 休憩時、必ず地面にヘルメットを置く
- ヘルメットホルダーの装着
の2つの対策が挙げられます。私は必ずどちらかの対策も併用して徹底しています。
※ちなみにヘルメットホルダーの装着は、バイク屋さんでも簡単にやってくれます。
場合によってはスクリーンだけの交換も検討しましょう
虫や砂埃から顔を守ってくれるスクリーンですが、普通に使っていても小傷などが付くことで少しづつ見えづらくなることもあります。
ヘルメットのスクリーンにとって視界不良は最大の敵です。
使用年数関係なくスクリーンの交換にも注意を向けても良いでしょう。ちなみにスクリーンのケアには便利なケミカル剤が多く発売されています。
まとめ:基本5年使用でもOKだが、状況によって臨機応変な買い替えがベスト
今回の要点をまとめるとこんな感じです。
- 大きな外傷等がなければ「5年」は使える
- 「3年が寿命」と言われる由来はSGマークの保証期間が由来
- 強い衝撃を受けていたり、あごひもにほつれが見られる場合は要交換
- 安売りのアウトレット品は「製造年数」にも着目
- より長く使うためにも日頃の扱いに細心の注意をしましょう
今回の内容を踏まえ、あなたのヘルメットも問題がないか見直してみましょう。
そろそろヘルメットの交換時期が来ていると感じた方は、【2022年】安くて高性能!おすすめのバイクヘルメット5選にておすすめのフルフェイスヘルメットをまとめてますので要チェックです。
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