久しぶりに愛車の洗車にいそしんだはいいものの、後日ふと愛車を見ると水垢だらけで努力が台無し。。
そんな経験、みなさまもありませんか?
実は洗車において最も大事な工程は、洗車後のアフターケアです。
こちらの記事では、
- 水垢が残る原因
- 洗車後にまずしてほしいこと
- 水滴を残さない方法
上記三点を中心に説明いたします。
水垢の残る原因って?
水垢は、水気を取りきらずに放置しておくことで、水分中に含まれている不純物やミネラルが乾いた後に残ることによって発生します。
目で見ている分には透明な水も、純水ではない限り不純物は必ず含まれています。
そんな水垢は業界用語で、
「イオンデポジット」や「ウォータースポット」、はたまた「クレーター」や「スケール」などというかっこいい別名も持っているのです。
しかし、いくらかっこいい名前とはいえ、一度現れてしまうと落とすのも大変であり厄介な存在です。
次は、水垢を残さないために大切なことについて触れていきます。
洗車後に避けるべきこと
まずは洗車後に、ずぶ濡れのままにして放置することを辞めましょう。
洗車の作業というのは時間も要し体力も使うため、途中で休憩なんかも挟みたい気持ちもよーーーく分かりますが、休憩を挟むなら水気を完全に取ってからにしましょう。
一度休憩を挟むとモチベーションスイッチもオフになってしまい洗車自体めんどくさくなることもあります。
洗車作業中は作業スピードの意識と休憩のタイミングに注意を払いながら行いましょう。
では、具体的にどういった方法で効率よく水気を残さずないようにできるのか、紹介していこうかと思います。
おすすめは「ブロワー」⇒「吸水タオル」の二段構え
洗車後におすすめなのが、「ブロワー」で大まかな水気を飛ばしてから拭き取りを行う方法です。
①ブロワーによる水気取り

最も効率的で、楽に水気を飛ばすために必要なアイテムが「ブロワー」です。
ブロワーは、基本的には枯葉掃除などに使われる道具ですが、近年自宅でのセルフ洗車において使う方の急増しているアイテムです。
ブロワーの長所は、なんといっても
”短時間で細かい隙間に入り込んだ水分までも飛ばせるところ”です。
拭き取りでの作業はイメージしてもらえるとわかるように細かい隙間の中の水分までは到底拭き取りできません。
しかし残念なことにそういった隙間の水分こそ、ゆくゆく「錆」という最悪な形になり、愛車に対して害を及ぼします。
それゆえそういった部分の水分こそ飛ばす必要があり、ブロワーが活躍するのです。
ブロワーを使うときのポイント
基本的には車体の高いところから下に下がるように風を当てていく事がポイントです。バイクですと初めはミラーやハンドル部。次にタンクやシートなどです。下からはじめに乾かしても、上から水が垂れてきては無意味です。
また、細かいところほどいろいろな角度から風を当ててみましょう。細かい部分程水分は隠れており、風を当てる角度を変えてみると案外水が残っていたりします。
バイクですと、エンジン部分やブレーキ部分はもちろんのこと、ミラーの細かい隙間にも水分が残りやすいです。そのあたりは念入りに風を当てるのがおすすめです。
※ブロワーの注意点
ブロワー使用時の注意ポイントは以下の二点です。
騒音問題

ブロワーの欠点は作動音です。
音を例えるとしたら掃除機の音に近いものがあります。
そのため使う際の時間帯には注意が必要です。万が一ブロワーによって近隣トラブルにつながるようなら、使用は控えることが望ましいでしょう。
電源の確保

基本的なブロワーは、家庭用コンセントから電源を拝借するタイプか、充電式タイプかになりますが、コンセントタイプの場合は電源確保の方法を検討する必要があります。
ご自宅に屋外用コンセントがあるのか、確保のために延長コードが必要なのか、事前に確認が必要です。
またどうしても電源の確保が難しい場合は、
災害用にも備えとして役立つ非常用ポータブル電源がおすすめです。
⇩⇩

②吸水性の良いマイクロファイバータオルでの拭き取り
一般的な雑巾等に比べると値段は上がりますが、時間短縮と吸水効率の高さが段違いです。
しかし吸水性能はメーカーや商品ごとに様々であり、類似商品も数多く販売されています。市販の商品の中には正直吸水性能がいまいちで、水気を取り切れないなんて吸水タオルも時折ある為、
失敗したくない方はネットで商品を検索してみるか、ネット通販等で評価の高い商品を購入するのがベストです。
⇩たとえばこの商品は、レビューにおいてかなりの高評価を得ており、無難と言えます。
レビューでも高評価!おすすめブロワー3選
ブロワーはいろんなメーカーさんから数多く発売されており、
「正直どの商品を買えばよいのか分からない・・・」
なんて方も多いと思います。
今回はレビューや値段などを踏まえ、おすすめ品3点を掲載させていただきました。実際に購入を検討している方は是非参考になさってください!
※ちなみにあまりにも低価格な商品は
1.リョービ(RYOBI)BL-3500
大工用品などでも有名なリョービ製。コンセントタイプ。風力の調節はできませんが、乾燥作業には十分と言える風が出ます。シンプルなブロワーですが使いやすくおすすめの商品です。
2.HiKOKI(ハイコーキ) 旧日立工機 ブロワー FRB40VA
リョービ製ブロワーと同じ重さですが、風力調整ができるタイプです。風力は騒音の大きさにもつながるので、それこそ近所への配慮を考えつつ手入れをしたいとお考えの方にはおすすめです。
3.HiKOKI(ハイコーキ) 旧日立工機 RB14DSL(NN)
コンセントタイプはリーズナブルでお手軽ですが、電源確保の必要性があることと、コンセントがあちらこちらに絡まり鬱陶しい!なんて言うデメリットもあります。
そんなときに充電タイプがおすすめです。こちらの商品は風力調整も可能な多機能タイプとなっております。
※別売りのバッテリーと充電器は必要になるため、値段はやや張ります。
まとめ:水気を取った後はケミカル剤で艶を維持
今回は洗車のアフターケアについてまとめましたが、
洗車が億劫に感じている方の中には
「最後の拭き取りがめんどくさくて嫌い!」というケースも多いかと思います。
そんな難関である水気取りが簡単になることで洗車へのハードルや敷居は低くなります。
あなたにあったアイテムを使って、積極的に洗車をしていく事が素敵なバイクライフに繋がると僕は思っています!
また、洗車後に艶出し・保護効果のあるケミカル剤を使うと簡単に洗車時の艶が維持できるのでお勧めです!