
風の強い日や荒れた天気の日に自分のバイクが倒れたりしないか心配すぎる…。
上記の様な悩みを解決いたします。
今回は、風の強い日にライダーが取るべき転倒防止対策を自身の経験に基づいてまとめてみました。
主に以下について触れていきます。
- 強風の中バイクに乗る際の注意点
- 駐輪中におすすめする強風対策

ちなみに自身のバイク歴は10年以上、原付スクーターから大型バイクまで色々な車種を所有してきました。
バイクは風で転倒するだけでも簡単にパーツが壊れます。
何か一つでも事前に対策をしておけば、最悪の事態を回避できるかもしれません。
現状何も対策が出来ていない方やとにかく心配な方はぜひ読んでいってみてくださいね。
極論:風が強い日はバイクに乗らないのが1番
まず結論からお伝えします。安全を考慮するなら、強風の日はバイクに乗らない方が確実に無難です。
さらに個人的経験からお伝えしますと、風速が10mを超えているときは、バイクに乗るにはかなり危険な状況と思ってください。

風がめちゃくちゃ強い日はスピードも全然出なくなりますし、乗ること自体が楽しくないのでデメリットだらけです。
また通勤でバイクに乗っている方も、可能な限りバスや電車・自家用車での通勤に変えることも大切です。

バイク通勤をしているとバスや電車は嫌いな方も多いと思いますが、安全第一に考えるようにしましょう。
事前に強風を予測しておくことも非常に大切
先述した様に私は風が強そうな日は、極力バイクに乗らないようにしています。
その為にも事前の正確な情報収集が必要になってきますが、そんな私が愛用して使っているのは「Yahoo!天気アプリ」です。
風速の予報まで事細かに載っています。気になる方は是非ダウンロードしてみてください。
✔️こちらも合わせて

日頃から天気予報アプリの風速情報を見る癖を付けると、風速何メートルの時は危険そうかが見極められやすくなります。
どうしても走らないといけない時は
とはいえ、通勤で毎日のようにバイクに乗っていると強風だろうがなんだろうがどうしても乗らないといけないときもありますね。
そんな時は以下の点に注意し、いつも以上に慎重に走行しましょう。
①なるべく道の真ん中を走る
風の強い日は飛来物が多く飛んでいます。
急に物が飛んできたり、道路に物が落ちていたりすることも多々ありますよね。
人は咄嗟の判断をした時に思いもよらないハンドル操作をしてしまうものです。
そんな予想外のトラブルにも対応できる様に十分な道路幅を確保することが大切です。
極力車道の真ん中を”速度を控えて”走行するように心掛けるようにしましょう。
②すり抜けを極力しない
強風が吹いている時はあなたのバイクも周りの車両も風に煽られやすくなっています。

突風が突然吹くこともあり得ますよね。
そのため安全面を考えるとすり抜けは極力しない方が無難です。
風の強い日は時間にゆとりを持ち、早めに出発するなどして時間の調整を行いましょう。
③周囲の車両の動きにも細心の注意を
先述したように風が強い日は周囲の車やバイク、さらには自転車なんかも風に煽られやすくなっています。
常に周囲車両がふらついてくる可能性を考えながら運転することが大切です。
そう意識すれば自然と、車間距離を取った運転ができるようになるかと思います。

まさに「かもしれない運転」がここで役立つというわけですね。
④海岸線の道は迂回できるなら迂回する
当然のことですが風の強い日の海岸線はひときわ強風が吹き荒れています。
さらに塩水を含んだしぶきも飛んでくるのでバイクにとっては非常に好ましくない環境です。
もし目的地までのルートで「迂回ルート」が見つけられそうであれば山間部を抜けるなどの別ルートを積極的に探しましょう。
ただ山間部は山間部で、枯葉や木くずが落ちていたりと別の危険がありますので。こちらにも注意をして走りましょう。
【走行後】バイクの駐輪時に気を付けるポイント
強風の日は駐輪後にも注意が必要です。
一つずつ見ていきましょう。
①風の強い日はセンタースタンドより”サイドスタンド駐車”
センタースタンドとサイドスタンドが付いている車両では、基本的にはサイドスタンド駐車の方がバイクは倒れずらいとされています。
センタースタンドは一見不安定そうにも見えますが、実は横からの強風には弱いという弱点を持っています。
そのため強風の日は必ずサイドスタンドを使用し、さらに駐車場所に壁がある場合はスタンドの反対側に壁が来るように駐車する事で、万が一の時の被害を最小限に軽減することも出来ます。


壁沿いに駐車した方が風圧も軽減できますからね。
②ギアをローギアに入れるorフロントブレーキをロックする
バイクの車体は軽いので、突風が吹けば簡単に動いてしまいます。
そのためマニュアル車では必ず、ローギアに入れてからエンジンを切るようにしましょう。
またギアのないスクーターにおいてもフロントブレーキを固定することにより、駐輪中の安定感が確保できます。
市場ではブレーキロック用の便利アイテムも販売されていますので気になる方は参考にしてみてくださいね。
※余裕があれば、台風のあとは早めに洗車を
台風通過後のバイクは、海水を被っていることもあります。
塩水が付いたまま放置することは錆の発生リスクを高めます。
また海水は白く残ので見た目もだいぶ汚くなります。バイクを大切にしたい方ほどなる早で洗車をしておきましょう。
まとめ:
バイクは車よりも天候の影響を大きく受けます。
その為天候や状況に応じて臨機応変に対応する力が、バイクを安全に楽しむためには必要になってきます。
今後は今回取り上げたような注意点を参考までに頭の片隅に置いて乗りましょう。
お読みいただきありがとうございました。
経済的に余裕がある方なら、保管時はガレージ利用が一番便利で効率的です。
もしガレージに保管できれば①バイクが格段に汚れづらくなる②雨風の心配や台風の時でも不安が無くなる③防犯効果が抜群といいとこ尽くしです。
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バイクカバーだけでは不安な方は一度ご検討してみてくださいね。