【バイクのタイヤがパンクしたら?】実体験をもとに対処法を解説! | モトコラム!

【バイクのタイヤがパンクしたら?】実体験をもとに対処法を解説!

バイク雑学

みなさんは、バイクに乗っていて、突然のパンクトラブルに遭遇したことありますか?

私はあります。それも計3回。

パンクというのは、本当に突然起きますし、気を付けていても中々避けられないケースもあります。今回はパンク被害に遭われた方向けに、その時の対処法を自身の経験をもとにまとめてみました。たった今、パンクトラブル中の方も大丈夫です。何よりも落ち着いて対応することだけ心得てください。

では詳しく状況別にまとめてみます。

※オフロードバイクなどに多いチューブタイヤ車両の場合は対応が異なります。ご了承ください。

空気の抜け方で対応は変わる

まずタイヤの空気の抜け方ですが、”短時間でタイヤがぺちゃんこになるような空気の抜け方”の場合にはその場でどうこうするのはなかなか困難になってきます。ペコペコにへこんだ状態のタイヤのバイクを、手で押していくのには相当な体力を要します。

対して空気の抜け方が20~30分以上かけてゆっくり抜ける場合は、なんとか直せる可能性があります。

短い時間で空気が抜けてしまうような重症な場合は、非常に酷ですが選択肢は下記の二択のみになります。

①自力で近所のバイク屋さんを調べてそこまで手押ししていく

②365日24時間対応のレッカーサービス等に連絡する

おすすめのロードサービスの会社さんのURLは以下に載せておきますので最悪はそちらに連絡をすることを推奨します。多少の出費はこの際仕方ないので、いかに早く問題が解決するかが大切になってきます。

全国対応!24時間365日OK➡全国出張修理サービス24

関東・東北・甲信越・東海地方であれば対応可能!➡有限会社 日本レスキュー

東京・神奈川又はその近郊エリア➡アジア部品

空気の抜けが遅い場合の対応

先述した通り、空気の抜け方が20~30分以上かけてゆっくり抜ける場合は直す手立てがまだあります。

①異物確認

①まず、刺さっている異物を確認してみましょう

だいたい抜けが遅い場合は異物は小さめの釘などのことが多いです。

②修理材購入

②もし異物が刺さったまま短距離の走行が可能な場合は、そのまま細心の注意を払いながら走行しましょう。実はチューブレスタイヤのパンクの場合は、異物が刺さったままでも短距離の走行が可能なケースが多々あります。

さらには、お近くに車用品店バイク用品店、またはホームセンターがある場合はそちらまで向かい、パンク修理材を買いましょう。

私は上記のパンク修理材にて自力で修理を行いました。説明書通りやればなんとかできるくらいの商品です。

こちらは使用法通り施工が出来れば、タイヤと修理材が癒着してくっつくので、

半永久的な修復が可能です

自分の場合は現在修理後8000キロほど走行していますが、空気抜けはなく問題なしです。

一般的なサイズの釘によるものや鉄くずによるパンクは、こちらで対応可能です。こちらで対応しきれないサイズの異物の場合はおそらく空気の抜けが速いことが多いので、修理は難しいかと思います。

※ちなみに店頭にて扱いがない場合は、下記の商品でもOK。原理はほぼ同じです。

③施工

③パンク修理材が手元に用意できた場合は、いよいよ施工ですが、

極力近くに空気入れがある環境での作業が望ましいです

これは作業中にどうしても空気の抜けが発生するため、完了してからぺちゃんこになってしまっては空気を入れに行く事すら難しくなるからです。

そのため、ガソリンスタンド付近か自宅に空気入れがある場合は自宅において作業をしましょう。

④必要工具確認

④作業に使う工具は、異物を抜き取るペンチと施工後の修理材の飛び出し部分をカットするハサミかカッターだけあれば大丈夫です。

⑤下準備

⑤ここからはスピード勝負です。

まず異物を抜き取る前に下準備。空気穴に差し込む器具の準備と穴に塗る接着剤のふたを開けて準備。

穴に押し込むゴム材もすぐ差し込めるように準備しておきます。

原理としては、異物を抜いてできた穴に器具を使いながら接着剤を塗りつけ、次に差し込み器具を使いゴム材を目いっぱい差し込みます

このときゴム材側にもしっかりと接着剤を塗り付けます。空気がどんどん抜けていく中での作業なので焦りますが、冷静に確実に接着剤は塗りましょう。

また、勢いよく空気が抜けていくので風で接着剤が飛ばされることもあるので気を付けましょう。

さらに異物を抜いた時の穴があまりにも小さい場合はゴム材が差し込めないと思うので、差し込み器具でぐっと穴を広げましょう。(広げすぎには要注意です。)

⑥修理材を差し込む

修理材を奥まで差し込むことが出来れば作業はOKです。空気を規定値まで入れ、抜けが無いか確認しましょう。

その後も頻繁に抜けていないかの確認を、最低1週間はした方が良いです。

それでも抜けがある場合は潔くバイク屋に持っていき、タイヤ交換が安全です

すり抜けのし過ぎはパンクリスクを誘発する?

道路は端っこの路肩側に異物等が集まりやすい構造をしています。

これは雨が降った時に路肩に流れていくように水勾配がある為です。

その路肩をすり抜けする時に左抜けする際は、非常にパンクリスクが高くなります

さらには工場地帯あたりは、道路端に鉄くずやねじなんかが良く落ちています。

パンクしたあなたも日頃の運転を思い返し、もし頻繁に左側からのすり抜けをしていたのであれば今後は控えた方がいいのかもしれません。

万が一に備えてロードサービスに登録しておくのも有り

万が一の時に、先ほど載せたような単発のロードサービスを手配するのもありですが、値段はやや張ります。

そんな時に事前の保険としてロードサービスに契約しておくことで、万が一の際の出費を抑えることが出来ます。

また24時間365日対応じてくださるので、普段のバイク生活でも安心してバイクに乗ることが出来ますね。

今流行りの会社さんは、下記の2社です!

①ZuttoRideClub

最近、Yotube等の広告なんかでもよく見かけるようになった会社さんですね♪

実は、今や加入者が23万人越えの大きな会社さんなのです。

ZUTTORideClubさんでの主なプランのサービスは大きく分けて下記の3つです。

  1. 盗難保険
  2. ロードサービス
  3. フルサポート

基本的には、盗難の保険に入らないのであれば、2番の「ロードサービス」のみで十分かと思います。

個人的には「ロードサービス」内の「ロード無制限」プランがおすすめ。

値段は搬送距離制限のあるほかのプランと大きく変わらずに、搬送距離無制限のためどこまで出かけていてもご自宅まで無料で搬送してくれます。

また、チューブ・タイヤ交換を伴わないパンク修理であれば修理代金を年一回2200円のみでサポートしてくれるため非常にお得です!

より詳しい情報は下記ホームページを参照していただきたいですが、万が一の時に「あのとき入っておいてよかった…」と安心できるのは間違いないでしょう!

②JAF(日本自動車連盟)

自動車のロードサービス会社の顔ともいえる非常に有名な会社さんですね。

このJAFさん、あまり知られていないのですが、

実は「バイクのロードサービ」も対応してくれるサービスなのです!

それも排気量・車種問わずです。

一般的な自動車保険では、その車両自体に保険がかかる為、レンタルや違う車両、バイクに乗っていた際には保険が利かなくなりますが、

JAFは「」に保険がかかる為、レンタカーだろうとバイクだろうと保険が適用されます

そのため、普段から自動車に乗る機会が多い方はにはおすすめの保険と言えます

JAFのメリットは先ほど挙げた、

車使用時にも保険が利く点

②家族に利用者がいる場合には家族会員としてみなされ年会費が2000円に割引されます

一方でデメリットとしては、

レッカー搬送が必要な故障の際だけは、無料搬送距離が15キロのみ

のため、遠方での大きな故障時は多少の出費の覚悟が必要になります。

しかし、バッテリー上がり、パンク応急修理などの簡単なロードサービスであれば利用回数の制限なしで、パーツ代等を除けばほぼ無料になります。

そのため、入っておくことで安心できる点は多いようです。

バイクのサービス内容紹介ページ

まとめ

バイクはパンク以外にも突然のトラブルがつきものな乗り物です。

トラブル時はてんぱるのが普通ですが、落ち着くことが大切です。

また、ロードサービスに事前に加入しておくことで、万が一の時に焦らないでも済むでしょう。

なによりも皆さんが、トラブルなくバイクを楽しめることが最も理想ですが!!

今回は以上になります!

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