バイク用シートバッグ(またの名をリアバッグorテールバッグ)はバイクの収納力アップを図る為のアイテムとして定番のアイテムですが、
いざ買ってみようかと考えた時に、多くの方は
「本当に便利なのかな?使う上での不便な所やデメリットは何かあるのかな。。」
と気になるかと思います。
そこで今回は、実際にシートバッグを使用してみて感じたメリット・デメリットについて触れていきます。
現在購入を検討中の方は参考程度にお読みください。
購入した商品
今回私が購入した商品は以下のGOLDWIN製です。
オーソドックスな見た目ながら容量は8~10L、かつ小物入れのポケットも装備されていることから機能性にも特化しています。
値段もリーズナブルですね。
シートバッグのメリット⇒抜群の利便性の高さ
シートバッグを付け、ちょっとした収納力がプラスされるだけでもその利便性の高さは魅力的なものです。
中でも個人的に便利に感じた場面は以下のようなシーンです。
- 近場のツーリングならリュックやショルダーバッグなど何も持たずに出掛けられる
- 飲み物を買った時も飲みかけたまま持ち歩ける
- スマホ充電用のケーブルや荷物縛り用のゴムバンドなどが収納しておける
- スパナや六角など、最低限の工具を積んでおくことで万が一のトラブルにも対応可能
一度つけてしまうと中々その便利さからは逃れられないかもしれませんね。
特に夏場は出来るだけ何も身に付けずに走りたくもなります。そんな時にシートバッグがあればかなり重宝されることは間違いないでしょう。
シートバッグのデメリットは3つ
一方で、デメリットや不便に感じた場面も勿論ありました。
シートバッグを実際に使ってみて感じたデメリットは大きく分けて以下の3つかなと思います。
- 跨る時・降りるときに少々邪魔
- 見た目のスポーティさが損なわれがち
- シートを外すのがやや手間になる
では一つずつ深堀していきます。
1.跨る時・降りるときに少々邪魔
私の使っていたバッグの形状も関係してきますが、どうしても乗り降り時は邪魔になりがちです。
なるべく邪魔に感じたくない場合にはなるべく高さのないタイプのバッグを選びましょう。
2.見た目のスポーティさが損なわれがち
個人的な意見ですが、やはり何もつけない純正状態と比べるとどうしてもスポーティさやスタイリッシュさに欠けてしまいます。
最近流行りのアドベンチャーバイクやオフロードバイクであればさほど問題ないかもしれませんが、
ネイキッドバイクやストファイ系、スーパースポーツ系バイクにシートバッグを付ける場合には、よりデザイン面のチョイスが慎重になってくるかもしれません。
3.シートを外すのがやや手間になる
ほとんどのシートバッグは以下の写真のようにベルトを使用して固定するものが多いですが、この固定方法の欠点はシートバッグを外す際に都度微調整が必要になる点です。



私の乗っているMT-09はバッテリーがシート下に隠れている為、バッテリーの充電を行う際にはシートを一度外さなければならないのですが、
このベルトがまた厄介で一度外すとうまく罰の字になっていたベルトがズレてしまったり、ベルトの長さにゆるみが出てしまったりと、都度調整が必要なものでした。
またシート下はバッテリーのメンテンナンス以外にも車検証を取り出す際やバッテリー下の電装系をいじりたい時にも外す必要がありますよね。
(ETC車載器も、車種によってはシート下に収納してあるのでカードの期限確認をしたい時にも外さなければなりません。)
とはいえライダーさんによってはそんなに頻繁にシートを外さない可能性もありますので、一部のライダーさんにはデメリットになりうると言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
便利な商品とはいえ、どうしてもデメリットもあるのは仕方ないことです。
私自身としては、購入したことによる後悔のようなものはほとんどありません。
場面場面で取り外しすることもそこまで面倒ではないです。気になる方は1つ、自宅に置いておいてもいいかもしれませんね。