バイクなんて乗って何が楽しいの?車のが便利じゃないかしら?それに危険な乗り物だし、いいところがないような…
こんな疑問を抱いている方も世間には多いはず。
「バイク乗りは何故バイクに乗るのか..」
これを理解してもらうのにはバイクに実際に乗ってもらうことが一番手っ取り早いですが、
今回は10年以上バイクに乗ってきて感じた、私自身のバイクに乗る理由について話していこうかと思います。
バイクに乗る理由は本当に人それぞれです。あくまで1人のライダーの意見と思って気軽に見ていっていただけると幸いです。
ぼくがバイクに乗る6つの理由
「なぜバイクに乗るのか」
この問いに対する答えをぼくなりに考えてみました。
ぼくがバイクが好きな理由は大きく分けると以下の6つになります。
- 経済的に優れた乗り物だから
- 自由度の高い乗り物だから
- 危険とは分かっていても楽しい乗り物だから
- ストレス発散になるから
- メンテナンスのしやすい乗り物だから
- 趣味として最適だから
①経済的に優れた乗り物だから
バイクはとにかく経済的に優れた乗り物です。
基本的にかかってくるガソリン代や維持費・メンテナンス費、駐輪場を借りる場合には保管費用、あとは細かい税金関係など、すべての項目で自動車と比較すればその差はかなり大きいです。
勿論自転車と比較してしまえば自転車のが安くは済みますが、楽に楽しくなれて経済的にも安いものとなればバイクに軍配が上がると思います。
私が1番初めに原付に乗り始めたきっかけも地元のバス通学代が馬鹿にならないくらい高くて、いっそ原付で通ったほうが経済的に優れていると感じたので乗り始めた経緯があります。
バイクに乗るメリットとして第一に挙げるなら経済面が挙がるのではないでしょうか。
②自由度の高い乗り物だから
バイクは車など他の移動手段と比較すると自由度が抜群に高いです。
先ほどの通学の例で挙げますと、バス通勤では決められたルートを時刻表のスケジュールに沿った形で必ず通らなければ家まで帰れませんが、バイクであれば好きな道で好きな時間に、好きなペースで帰ることができます。
寄り道して海を眺めてから帰宅するなんて言うのも非常に憧れますよね。
また、行きの時だって、朝イチで近所のカフェに寄って一杯コーヒーを嗜んでから通勤、なんてこともできます。
とにかくバイクは自由なんです。
バス通勤とか電車通勤だと満員の車内に閉じ込められることもありますがそれもないです。
とにかく自由が好きな方にはぴったりな移動手段です。
③危険とは分かっていても楽しい乗り物だから
バイクは世間的にも「危険な乗り物」という認識が強いですが、これに関しては間違った情報ではなく本当に危険な乗り物だと私自身も認識しております。
ですが危険だとは思っていてもそれ以上に乗ること自体が楽しく、乗り続けてしまっているのが現状です。
例えとして的確かはわかりませんが、パラグライダーやバンジージャンプも危険ですが、好きな方は危険だからと言ってそれをやるのをやめないですよね。それと似たような感じかなと私は思います。
せめてできることとしては、できる限りの安全装備を身につけて最善を尽くす。これだけです。
プロテクターをはじめ、ヘルメット以外の安全装備の必要性が今後さらに浸透すればと思い、このブログも運営しています。
④ストレス発散になるから
③と少し重なりますが、バイクに乗ること自体が私にとってはかなりストレス発散になるので乗り続けているという一面もあります。
風を切って疾走する快感や、旅先で自分の好きな愛車の写真を撮ったりする喜びはかなりのものです。
一度知ってしまうと中々忘れることはできない楽しさがあります。
⑤メンテナンスのしやすい乗り物だから
バイクは自動車と比較するとかなりメンテナンスはしやすい乗り物です。
例え大型バイクだとしても基本的なオイル交換やマフラー交換、チェーンメンテあたりなら素人でも簡単にできます。
素人でも自分の手で扱えるメンテナンスのしやすさに関しては、バイクの魅力の一つだと思っています。
⑥趣味として最適だから
個人的な意見にはなりますがバイクって趣味として関わるには最適な乗り物だと思うんですよね。
経済面でも高級バイクに乗らない限りは比較的リーズナブルに遊べますし、友人との予定が合わなくて遊べない時でも1人で走りに行ったらバイクをいじったりして遊ぶこともできます。
またあちこちのツーリングスポットに出向くことで行動力や土地勘も身に付きます。
バイクを通して交友関係や知り合いが増えることもあるでしょう。
このように、バイクは趣味として乗るのには最高な乗り物です。この良さが1人でも多くの人に伝われば嬉しいです。
バイクに乗ったきっかけとバイクにどハマりした経緯
ちなみに私がバイクに乗り始めたきっかけについても書いておきます。私が初めて乗ったのは50ccの「ホンダ ズーマー」。
買った理由はズバリ「通学用の足が欲しかったから」です。
というのも私の住んでいた地域は交通の便のかなり不便な地域で通学するのにも最寄りの駅までバスに3〜40分ほど乗らなければなりませんでした。
そんな時に手に入った「ホンダ ズーマー」は私の夢を叶えた最高な乗り物でした。
好きな時間に家を出て好きなペースで目的地まで向かえます。目的地もいつもと違う隣の駅に行くこともできました。時には学校終わりに寄り道をして、海辺でまったり休んだこともあります。
しかし乗り慣れてくると「見た目の変化」が欲しくなり、遂にバイクのカスタムに目覚めます。
そしてあれこれ調べながら独学で遊んでいるうちに愛車ズーマーは変わり果てた姿になっていきました。
その後社会人を迎え新人研修が始まりました。初めは研修の忙しさのあまりバイクに乗る時間が全く取れませんでしたが、ある日会社の先輩のバイク乗りの方に出会います。
先輩はまだ30代手前ながらも大型バイクを持っていました。その先輩に勧められるがままに私はいっきに中型免許を取りに通います。
そして中型バイクを乗り始めました。1台目に乗ったのは「スズキ ST250」です。
そんな愛車と共にいろいろな土地にツーリングをしました。時には1人で、時には先輩と走りました。仲間と共に走る楽しさもこの頃知りました。
仲間が増え、次第に大型バイクへの憧れも強まり最終的には大型免許まで取得します。
どれだけ好きでも”謙虚”に楽しもう
バイクに長く乗る上で大切なことは
どれだけバイクが好きで運転に慣れてきても謙虚さを忘れないことです
ぼくは大型免許を取得した今でもバイクの事故に怯えながら慎重に乗っています。
常に謙虚な気持ちを心がければ、きっと事故に遭うリスクは減るはずです。
バイクで危険な乗り方をするのは”無責任な自由”
ある程度の期間バイクに乗ってみて感じたことがあります。
先述したようにバイクは自由が手に入る乗り物です。ただその自由は必ずしも良いものとは限りません。
もしあなたがバイク事故を起こし、怪我をしたり命を落としたりすれば、必ず身近な人を悲しませます。
また危険運転で関係ない人を巻き添えにすればさらに悲しませる人を増やすでしょう。
“無責任な自由”という言葉は格闘家・朝倉未来氏の言葉の引用ですが、バイクにも共通すると思い引用させていただきました。
バイクに乗ることで手に入れた自由を履き違えないように、バイク乗りの皆さんには常に肝に銘じていただきたいです。
コメント