大型バイクの良し悪しを知りたい。
バイクが好きなら乗るべきだろうか?
こんな疑問に答えます!
初めは中型バイクで満足していても、次第に「大型自動二輪」に興味を持つのはよくあることです。
今回は大型バイクのメリット・デメリットについて、実際に大型自動二輪免許を取得してみて感じた自身の経験談をもとにまとめてみました。
大型バイクへの興味をお持ちの方は是非読んでいってください。
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大型バイクのメリット
大型バイクに乗って感じたメリットは大きく分けて以下の5つです。
①バイクの楽しさが増す
私は大型バイクに乗ってから、バイクがより楽しくなり好きになったように感じます。
そして、大型バイクに乗ってからの方が中型以下の小排気量バイクに乗ることも以前より楽しさを感じるようになりました。
大型バイクとはいっても長所と短所があり、大型バイクに乗って初めて小排気量バイクの軽さや扱いのしやすさの重要さに気づけたりもしました。
とはいえ、大型バイクでは中型バイクにはなかった圧倒的な加速力と安定感が感じられますし、純正マフラーのままでも太く重低音の効いたいいマフラー音が楽しめます。
②疲れづらい
大排気量になるとアクセルワークやエンジン振動などの負担や疲労がかなり減ってきます。そのため高速道路や長距離移動に強いという特徴が挙げられます。
また基本的には直線安定性にも優れているため、ハンドリングの不安定さや疲れも減ります。
長距離ツーリングによく出かけている方には大型バイクはおすすめと言えます。
③所有欲が満たせる
実際、一般の方が街乗りやツーリングに出かける程度であれば
大型ほどの馬力やパワーは必要ない場合が多く、ややオーバースペックに感じることもあります。
値段が高い分、所有欲も十分に満たしてくれるのが大型バイクです。所有しているだけで自己満足感が大きいと思います。
変な話駐車場に止めてある愛車を見るだけでも満足感が得られるくらいです。
④安全意識が向上する
バイクに詳しくない方は、大型バイクのことを聞くと口をそろえて「危ない乗り物だから気を付けてね」と言います。
確かにバイクという乗り物が非常に危険な乗り物であることは確かです。ですが言ってしまえば原付だって危険だし、自転車も中々危険な乗り物にぼくは思えます。
要は、どんなバイクでも自転車でも乗り方と安全意識次第で安全か危険かは変わってくると思うんですよね。
ぼくは大型バイクに乗り出してからのほうがバイクの危険さやパワーを感じられたので、その影響からちゃんとプロテクターを使うようになりました。
いまではプロテクターを通勤時の125ccに乗る時も服の下に付けていますし、靴も極力くるぶしの隠れるものを履くようにしています。
そんなこともあり、いまでは甘い考えで中型バイクに乗っていた過去の自分よりいろいろ気を付けながら乗れるようになりました。
大型バイクに乗った経験は、そういった思考面でもプラス要素があったように思います。
⑤中古車の劣悪車が少ない
この後でも少し触れますが、250cc以上のバイクには定期的に車検を受ける義務が発生します。
これがどういうことかと言うと、要は大型バイクの方が定期点検をしっかりクリアした車両しか基本的には存在していない為、車両状態の悪い劣悪車は比較的少ないと言うことなんです。
逆に言えば249cc以下のバイクは見た目によらずエンジン内部ボロボロないわゆる隠れ劣悪車も出回ってたりします。中古車を買う際はそのあたりにも注意しましょう。
大型バイクのデメリット
大型バイクに乗って感じたデメリットは大きく分けて以下の4つでした。
①燃費や航続距離は悪め
当然エンジンが大きくなると使うガソリンの量も多くはなってしまいます。
大型バイクはハイオク指定の車種がほとんどです。そのため燃費や燃料代はどうしても高くついてしまうでしょう。
また、タンクが大容量なアドベンチャータイプでなければ基本的に航続距離も短めなのが大型バイクです。
濃く短い距離を楽しむのには最高な乗り物です。
②排熱が熱い
エンジンが大きいと、当然エンジンから発する熱量も中型以下のバイクと比較すると何倍以上にもなります。
車種やエンジンの気筒数にもより個体差はありますが、基本的には股下、ひざあたりは熱いことがほとんどなのが大型バイクです。
夏場の日中ツーリングはもはや熱さが楽しさを上回り地獄と化すので、個人的には夏場は基本ナイトツーリングをお勧めしてます。
③盗難リスクが高まる
大型バイクを所有しているとどうしても盗難リスクは増してしまいます。
もちろん地域柄などもあるので一概には言えませんが、万が一を想定して普段から保管しておくことが何よりも大切だと思います。
具体的な対策としては普段からしっかりとバイクカバーを常用したり防犯チェーンなどで対策をしておくことが有効でしょう。
④維持費が高い
大型バイクは小排気量車と比べて維持費はやや高めです。先述したように燃料費が高くなるのに加えて
- 車検代
- 重量税
- 軽自動車税
- 自賠責保険
が定期的な維持費として必要になります。
またパーツ交換時もパーツ代金が高かったり、駐輪場代も大型バイクになると値段が高かったりと必要経費が全体的に割高になります。
そのためある程度の経済的余裕がなければ所有し続けるのは難しい点が大型バイクの欠点と言えるでしょう。
⑤重たい
当然ですが大型バイクは総じて重たい傾向にある乗り物です。
重さはメリットでもありデメリットでもあります。走行中の安定感は増しますが、エンジンが点いていない時の取り回しの大変さは大きくなります。
筋力や体力に自信がある方は問題ないですが、非力な方や女性には大きな課題となることがあります。
これが原因となり立ちゴケリスクを高めたり、転倒時に起こせなくなる事態も想定できるでしょう。
⑥気軽にフラッとは乗りづらい
⑤に共通する部分がありますが重たくて取り回しが大変な分、近所の買い物やフラッと乗りたい時に気軽に乗れる乗り物ではありません。
気軽に乗りたい方は最低でも250cc、理想は125ccクラスのバイクが適しているでしょう。
半袖短パンにサンダルでフラッと気軽に乗りたい方には確実に向かない乗り物。それ故に忙しい方は乗れる頻度が減ることもあるでしょう。
【後悔しない為に】大型バイクが向いてない人の特徴
あくまで持論ですが、大型バイクが向いてないと思われる方の特徴をまとめました。
購入してから後悔しないために参考になれば幸いです。
- 経済的にバイクに乗りたい人(維持費、燃費含め)
- フラッと気軽にバイクに乗りたい方
- 非力な方
- 飽き性な方
あくまで一意見ですが、飽き性な方は経済的に負担も大きくなるため頻繁に乗り換えるなら中型クラスのバイクが適している可能性もあります。
大型バイクを買ってから後悔しないためにも、今一度当てはまる部分が無いか確認をしましょう。
僕が大型バイクを降りて中型に乗り換えた理由
僕が大型バイクを降りた1番の理由は、重さ故の取り回しの大変さでした。
家庭環境が代わりバイクに乗れる頻度や時間が減った時、気軽に乗りづらい大型バイクはデメリットが目立ちました。
そして子供が生まれた時、車検代や維持費もネックとなり、なるべく経済的にバイクに乗るべく中型バイクへの乗り換えを決断しました。
周囲の環境が変われば、大型バイクに乗りづらくなることもある事を実感しました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
書かせていただいた通り、大型バイクといえど一長一短あり、完璧な乗り物は無いのが現実でしょう。
ただもし大型バイクへの憧れがどうしても無くならないようであれば、一度きりの人生です。免許を思い切って取りに行くのもありかもしれませんね。
免許を取る時間とお金の余裕があるならば、少しでも若いうちに免許だけでも取得しておくのが無難。
また大型バイクは購入まで行くとかなりの費用を要するので、そんな場合はレンタルで楽しむのもおすすめです。気になる方は、是非とも行動に移してみてくださいね。
ちなみに、先述した通り大型バイクへの乗り換えなら、スマホ一つで手っ取り早く買取査定ができるカチエックスがおすすめです。カチエックスの使い方は以下を参照ください。
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