バイクの王道カスタムとも言われる「マフラー交換」ですが、
バイクに乗らない人からするとただうるさくなったり、見た目がほとんど変わっていなかったりとその魅力はわかりづらいかもしれません。
今回は、
実際に大型バイクのマフラーを社外品に交換してみて感じた効果とメリットについて、自身の経験をもとにまとめてみました。
マフラー交換に興味をお持ちの方は読んでみてください。
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マフラー交換をして感じたメリットや効果
実際に愛車であるヤマハMT-09のマフラーを社外品に交換してみて感じた効果やメリットは大きく以下の4つです。
- バイクが楽しくなり、さらに愛着がわく
- 車重が軽くなる
- 見た目にアクセントがつく
- 周囲への存在アピールができる(貰い事故防止に繋がる)
①バイクが楽しくなり、さらに愛着がわく
純正マフラーの音で走っていても、静音性が保たれたいい音が聞けますが排気量が小さいバイクほど走っているときは風の音や周囲の騒音にかき消され聞こえづらくなりますよね。
そして大型バイクでさえも、高速道路で100キロを超えていけばほとんどエンジン音を聞くことは難しくなってきます。
しかしマフラーを変えれば当然エンジン音が常に自分にも聞こえてきます。これにより走りの楽しさや喜びを感じれると言うわけです。
またそのバイクのエンジン特性サウンドがマフラーを交換することでよりはっきりと現れてきます。
短気筒・二気筒なら歯切れのいいリズミカルな音。三気筒はヒュルヒュルとなる吸気音と重低音。四気筒になるとバイクらしいアイドリング音と迫力のある吹け上りが楽しめます。
バイクは見た目と同じくらいにエンジン音も魅力の一つだと思っています。
自分の好きな音が鳴るマフラーを装着することが出来れば、より自分の愛車を好きになることができるでしょう。

マフラー交換の費用はかなり高くつきますが、楽しさとの引き換えと考えれば安い物ではないでしょうか?
※サウンド音の事前確認は極力したほうが良い
自分好みのマフラーサウンドを手に入れるためにも事前調査も結構大切です。
YouTubeなどで検索してみると動画が多く出てきますが、動画で確認できるサウンドには限度があります。
一番良いのはSNSやツーリング先で実際にその商品を買っている人に話しかけてみる事でしょう。
優しいライダーさんであれば音を聞かせてくれたり、詳しく話を聞かせてくれるかもしれません。
多かれ少なかれ、どんな商品にも長所や短所は付き物です。
マフラーは安い買い物ではないです。買った後に後悔しない為にも事前情報収集は怠ることなくしておきましょう。

また運が良ければ中古バイク屋さんに自分好みのマフラーを付けた車両が売られていることもあります。そんなときは店員さんにダメ元でサウンドチェックの相談をしてみるのも一つではないでしょうか。
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②車重が軽くなる
これに関してはカスタムマフラーのメーカーと商品に寄りけりではありますが、多くの社外品マフラーにおいて純正マフラーよりも軽量化されていることがほとんどなのは事実です。
一般的に純正マフラーの素材は鉄でできており、かつ消音効果を発揮させるためにマフラーが大型で、構造も複雑に作られていたりします。
カスタムマフラーは素材での軽量化と構造の簡易化がされているため、基本的には全体の軽量化にもつながるのです。
軽量化が図られると、僅かながらではありますが燃費向上効果や、走りが軽快になるなど効果が期待できます。
③見た目にアクセントがつく
純正マフラーは基本的に見た目への主張がさほどされていなく大人しめです。
最近流行りのストファイ系は特に、マス化がコンセプトにされていることから車体下部に隠されるように装着されていることも多いです。
しかしそんな時にカスタムマフラーを取り付けると見た目に大きめのアクセントを付くので、印象がかなりガラッと変わります。
マフラー形状もアップタイプやローダウンタイプなど様々です。自分好みのマフラーが見つかるまで根気よく探してみるのが良いかもしれませんね。
④周囲への存在アピールができる(貰い事故防止に繋がる)
これはかっこいいバイクを見てもらってうぬぼれたいというようなアピールではなく、安全面での存在アピール。バイクは車体が小さい分、周囲車両の死角に入りやすいのが弱点です。それゆえ事故に遭う確率も上がりますが、マフラー交換により音量が上がると存在を認知してもらいやすくなります。
バイクに乗ったことがない・興味がない人たちは、運転中、ライダーが思っているよりもバイクに対しての注意力が低いです。
そのため爆音までは必要ないですが、うるさすぎない程度のエンジン音が聞こえた方がそういった安全面にもメリットはあります。
※騒音規制の取締には注意も必要
近年は警察の方々による騒音規制の取り締まりがより厳しく実施されております。
走っていたところ声を掛けられ音量を測定される…といったケースはごく稀の様ですが実際にその場面に遭遇された方もいらっしゃいます。
取り締まりの対象にならないためにも大切なのは、
- 車検対応モデルのマフラーを購入する
- バッフルは必ず装着する
上記2点です。
前者に関しては値段がやや張りますが、音質の良さに関しても申し分のないマフラーが手に入ります。
また、最近はスマホアプリで音量が計測も可能です。
気になる方は一度ご自身のバイクを計測してみるのもいいかもしれませんね。
社外マフラーに交換して感じたデメリット
社外マフラーに交換して、一定期間走ってみてから感じたデメリットは以下の2つのみです。
- 車検の都度、交換が面倒
- 純正マフラーでは物足りなくなった
車検の都度、交換が面倒
これは250cc以上のバイクに限りますが車検義務のあるバイクに乗っていれば2〜3年ごとに車検に出さなければ違反になってしまいますが、
これが車検は対応のパーツを付けている場合はその都度全て純正に戻さなければなりません。
この事実は交換する前から知っては居ましたが、

たまにマフラー変えるくらい余裕でしょw
と完全に甘くみてました。
実際マフラー交換って何度もやるのは面倒は面倒ですからね。。
これに関しては個人差もありますが、めんどくさがりの人はいっそ純正マフラーで乗り続ける方が身のためかもしれません。
純正マフラーでは物足りなくなった
個人的に感じた1番のデメリットはこれかもしれません。
カスタムマフラーのバイクに乗っていると正直耳がバグります。
初めはすごい爆音に思えていたマフラー音も、次第に慣れてきて、バッフル無しの更に爆音のバイクと並べば「おれのバイクは結構静かだなあ…」とか感じる時もあるほどです。
その為バイクを乗り換えた時も純正では物足らず、結局また社外マフラー購入…なんて末路はもう目に見えています。

経済的に余裕があれば全然問題なしでしょうが、それが生活や家計に影響を及ぼすようならなんとか我慢するほかないでしょう。
まとめ
マフラー購入は安い買い物ではないです。
そのため何度も言いますが購入前のリサーチはしっかりとした方が良いです。
また車種によってはスリップオンマフラーへの交換も安価・簡単でおすすめですので、視野に入れてみてもいいかもしれません。
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