【FIとキャブの違い】それぞれのメリット・デメリットを超簡単に解説! | モトコラム!

【FIとキャブの違い】それぞれのメリット・デメリットを超簡単に解説!

バイク雑学

「バイクのエンジン」と一括りに言っても、その中には様々なエンジンタイプがあります。

そんなバイクエンジンの種類を表す言葉の中で「FIエンジン」と「キャブレターエンジン」という言葉があります。

バイク初心者の方には何のことか分からないと思います。現にこの私も初めて50ccスクーターを買った時、どこが違うのか何が良くて悪いのか全然わかりませんでした。(今思うとバイク屋のお兄さんの説明も分かりづらかったような…)

結論からお伝えすると「FIエンジンは近代の新しいエンジンであり主流」であり、「キャブレターエンジンは古いタイプのエンジン」という訳です。

上記はかなりざっくりとした説明となりましたので、

今回の内容では双方のエンジンの特性やそれぞれのエンジンが持つメリット・デメリットに関して解説していきます。

近年主流なのは「FI(フューエルインジェクション)車」

先述した通りですが、現在現行モデルとして各メーカーで出回っているバイクはすべてFIエンジン車となっております。

FIは、日本語訳の正式名称として「燃料噴射装置」として呼ばれております。(引用元

仕組みとしては文字通りとなりますが、電子制御システムによりエンジン内へ適切な濃度のガソリンを噴射しています。バイクエンジンは内部でガソリンと空気を混合させそれを連続的に爆発させることで動力を得ていますが、その爆発もガソリンと空気の割合が適正でなければ「不完全燃焼」となりすすが残ってしまったり100%に近いエンジン性能が得られなくなってしまいます。

しかし適切な濃度というのも、空気中に含まれる酸素の濃度は季節やその他もろもろの環境により変化しています。そんな時に、通年季節問わず同じ濃度のガソリン噴射では、効率のいい爆発は生み出せなくなってしまいます。

そこで開発されたのがこのFIエンジンです。どんな季節・気温、どんな標高でも極力適正に近い混合気を作り出すために奮起をしてくれています。

まだまだ根強いファンもいる古風なエンジン「キャブレター車」

キャブレターは、FIシステムが普及する前のバイクに使われていました。

FIの電子制御とは異なり、エンジン内部へ噴射するガソリン濃度を機械制御で行っていたのがキャブレター式エンジンの特徴です。現在のハイテクなエンジンとは違いかなりアナログな作りであったと言えますね。

そんなキャブレターのガソリン濃度は一切変更できないわけではなく、

キャブレター内のジェットというパーツを交換することで一応可能です。とはいえ簡単に交換できるかと言えばかなりなれないとスムーズには分解・交換ができないのと、かなり手間はかかる為、最近では主流のエンジンではなくなってきています。

FI車のメリット・デメリットは?

まずメリットとしては、

季節問わずエンジンの調子が安定しやすいことです。

これは先述した通りですが、ガソリン噴射装置が機械制御の為、エンジン点火時もアイドリング時も安定させることができ、エンジンの吹け上りやレスポンスの良さにも直結します。

対してデメリットとして挙げられるのは、故障した際の修理費の問題です。

FI車エンジンは基本的にキャブレター式より故障しづらいことが特徴ですが、万が一故障した際には

①故障個所の発見の難しさ
②パーツ交換時のパーツ代の高さ

という障壁が現れます。

基本的に故障時は、素人では直せないのでプロのバイク屋さんにお願いをすることがベストです。

キャブ車のメリット・デメリットは?

対してキャブレター車のメリットですが、挙げるとしたら

FI車よりも細かい燃調の調整が可能な点と、自身でも修理やメンテナンスが気軽に行いやすい点がメリットです。

バイクレースに出場する方などは、季節やコンディションごとのより細かな調整が必要になるのでそういった場合などには特に強みを発揮致します。

対してのデメリットは、

先ほども触れたように、細かい調整を行わないと環境要因にエンジンの調子が左右されやすくなることです。

細かい調整などが嫌いなズボラな方には向かないエンジンタイプと言えるでしょう。

もしキャブレターエンジンの分解や調整を練習したいのなら50ccの格安中古車を探してみるのも一つの手段です。

新車・中古バイク・販売店情報サイト ZuttoRide Market

(余談)初めて買ったバイクはキャブレターでしたが…

私が初めて買ったバイクは当記事のアイコン画像にも設定しているスズキのST250(キャブ)でした。

当時は破格の安値で売られていたため、キャブレターとか何にも知らずに買ってしまった一台ですが、

中古だったことも相まって不調の連続でした。。

一番の不調は燃調の変動によるエンジン不具合。

朝、通勤前に乗ろうとしたらエンジンがかかりづらく、信号待ちではアイドリングが不安定。

加速しようとしても吹け上りが悪くエンジンの力を発揮できていない感じ。。

要するに伝えたいこととしては、

バイクの初心者の方ほど、少し値段が高くてもFI車の購入が無難かもしれません、ということです。

まとめ

近年はバイクでも車でもあらゆる部分で機械化が進んでおり自動制御されていますが、

何でもかんでも機械制御されてしまっては「操る楽しさ」が損なわれてしまい少し寂しいですよね。

すべて機械制御されていれば、必ずしも良いというわけではないのがバイクです。

FI車、キャブレター車双方の良さを知った上で、それぞれのバイクを尊重し認めることは非常に大切なことだと私は思います。

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