バイクの樹脂パーツが日焼けして白化した…
黒艶を復活させるおすすめアイテムはある?
こんな悩みを解決します。
愛車の走行距離が延びるにつれてどうしても劣化しやすいのが樹脂パーツ。真っ白になった樹脂パーツを見るの嫌ですよね。
この記事を書いている私はバイク歴10年です。白くなってしまった樹脂パーツの艶を取り戻すために色々な方法を試みてきました。
今回は自身の経験をもとに樹脂パーツの艶出しにおすすめの方法とアイテムをご紹介していきます。
樹脂パーツが白く劣化する原因
バイクの樹脂パーツが劣化する主な原因は以下の通りです。
紫外線:日光による色あせやひび割れ。
温度変化:熱や寒暖差による硬化や亀裂。
酸化:空気中の酸素との反応で劣化が進行。
化学物質:ガソリンや洗剤の影響で変質。
湿気:水分による腐食や摩耗。
摩擦・衝撃:走行時の傷やダメージ。
白化したバイク樹脂パーツの復活方法
樹脂パーツの黒艶復活には主に以下の方法がおすすめです!
①タイヤクリーナーを使う
あまり知られていないですが白化してしまった樹脂パーツの艶出しには「タイヤクリーナー」がかなり効果的
タイヤクリーナーはタイヤだけではなく、樹脂パーツの保護や艶出しにも効果を発揮する便利アイテムです
タイヤクリーナーとは?
タイヤクリーナーは、拭き取り・水洗いが不要で、タイヤにスプレーするだけ「洗浄」「艶出し」「紫外線保護」が簡単に行える便利アイテム。
また、手も汚さずに作業できるところもこの商品の長所です。そんなタイヤクリーナーですが、樹脂パーツへの使い方もタイヤと全く同じです。
タイヤクリーナーの使い方
使い方は樹脂パーツにクリーナーを吹きかけて待つのみ。
スプレー直後は樹脂パーツ上に白い泡が多く残りますが、1~2分待つと泡はすべて消えていきます。
タイヤクリーナーの注意点
タイヤクリーナーを吹き付けた部分は、乾燥後非常に滑りやすくなります。
(ちなみに上記の写真のようにステップ部に吹き付けた後も、滑りやすいので注意が必要です。)
そのため、タイヤに吹き付ける際も路面接地部には絶対吹き付けないことが注意点です。
また、樹脂パーツに吹き付ける際もパーツ周辺への飛び散りには注意が必要です。
ブレーキやチェーン、ステップ部分などに万が一飛び散った際は、もちろん非常に危険です。
箇所によってはタオル等を当てがいながら飛び散りの防止に努めましょう。
また、効果は2~3か月ほどすると落ちることもあり定期的に吹きかけてあげるとより長持ちするでしょう。
とはいえ値段も安く、用途も幅広いのがタイヤクリーナーです。一つ車庫に忍ばせておくのがおすすめです。
②樹脂パーツ専用品を使う
ヤマハから出ているような光沢復活の専用アイテムをお買い求めいただくのも一つの手段です。
樹脂パーツ専用の品のデメリット
樹脂パーツの保護・艶だし専用の商品は多く販売されていますが、タイヤクリーナーと比較すると容量が少ない割に高額な傾向があります。
先程も述べたように、近年のバイク・スクーターは樹脂パーツが占める車体の割合が高めなので、それらのグッズを継続的に使うにはかなりのコストを要します。
なので、個人的には専用ケミカルグッズはあまりお勧めしていません。
③ヒートガンを使う
ヒートガンで炙ることで劣化した樹脂パーツの黒艶を復活させることもできます。
ただ後述する様に手間がかかる上にある程度の技術が要される方法でもあります。
塗装やヒートガンがおすすめではない理由
インターネットで見ていると、艶消しの塗装で上から塗る方法やヒートガンにて表面を炙る方法を試みている方も多いようです。
しかし、これらの方法はたしかに黒さは取り戻しますが、あまり便利かつ効率的ではありません。
塗装・・・パーツを取り外すor周囲へのマスキングの手間がかかる
ヒートガン・・・全体を均一に黒くするのが難しい。パーツ変形・劣化のリスクあり
上記の理由もあり、簡単かつ効率的かと言うとそうでもないので、こちらに関しても私は採用していないです。
樹脂パーツの劣化を未然に防ぐ対策
樹脂パーツの日焼けや劣化を防ぐなら自宅での保管時、バイクカバーを使うことは心がけましょう。
バイクカバーは案外使わないライダーも多いですが、バイクを大切に扱いたいなら必須のアイテムだと個人的には思っています。
まとめ
樹脂パーツは錆が発生しづらかったり汚れがふき取りしやすい反面、白化してしまうと一気に見栄えも悪くなります。
しかし今回の方法をうまく活用できれば樹脂パーツをつやつやに保ったまま乗ることが出来るかもしれませんね。
樹脂パーツが復活するだけでも車体の印象はがらった変わります。
気になる方は是非トライしてみてくださいね。
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