
メンテナンススタンドを使いたいけど絶対に倒さないコツとかやり方を知りたい。。少し傾斜のあるうちの駐車場でも大丈夫なのかな…。
こんな疑問を解決します。
✔️本記事の内容
- 絶対に倒さないメンテナンススタンドのかけ方
- 坂道(傾斜)のある駐車場で使ってみた結果
- 安価なメンテナンススタンドでも大丈夫な方の条件
この記事を書いている私は、バイク歴10年越えのバイクオタクです。今まで原付スクーターから大型バイクまで所有してきた経験がありますが、基本的なメンテは全て独学でやってきました。
ちなみに実際に使用しているスタンドは以下の商品です。
【保存版】絶対に倒さないメンテナンススタンドのかけ方
倒さないためのコツは案外シンプルです。ただ、慣れの重要さもかなり大きいので不安なうちはもう一人助っ人が居ると心強いですよ。
①ハンドルを左側に目一杯切る
まず初めに、メンテナンススタンド作業時は必ずハンドルを目一杯左に切った状態にしておきます。
これは、万が一車体がバランスを崩した場合に左側に倒れるようにする為です。

車体の左側は駐車スタンドが支えてくれるので、基本コカすことって少ないですよね。
②右側のフロントブレーキをがっちりロックする
次にフロントタイヤを動かないようにロックします。

リアタイヤをスタンドで浮かす時、フロントタイヤが動く状態だとかなり不安定になり転倒のきっかけにもなり得ます。
私は自宅にあったゴムバンドのようなものを代用してブレーキをロックしていますが、ちょうどいいものがない場合には以下のような「バイク専用のブレーキロック」を購入するのが有効です。
③スタンドのフックを車体にかけ、ゆっっっくり持ち上げていく
遂に緊張のリフトアップですが、スタンドのフック部分を車体に当てがい、超絶慎重に持ち上げていけば問題はありません。
コツは
- 利き腕でスタンドの持ち手部分を握り、押し下げるようにする
- もう片方の手は車体のフレームかシート付近(頑丈な部分)に添えておく
ことです。
添える方の手は、万が一バランスを崩してしまった時に転倒を防げるようにしなければならない為、それを想定した支え方が必要になります。
※作業完了後のリフトダウンも超絶慎重に
作業が終わり一安心した後に最後のリフトダウン作業があります。
もちろん慎重にゆっくり下ろしていけば問題はないですが、勢いつけてスタンドから下ろすと反動で車体が倒れる可能性も出てきます。
最後まで気を抜かないように下ろしましょう。
坂道(傾斜)のある駐車場で使ってみた結果

うちの駐車場にはゆるい坂があるんだけどメンテナンススタンド使えるのかな。
自宅環境によっては上記の様にお悩みの方も多いのでは無いでしょうか。
私の経験を踏まえこの疑問にお答えするのであれば、
ゆるい坂道なら慎重に作業すれば問題なしです。

ちなみに私の自宅は1度あるか無いかのゆるい勾配がある駐車場ですが、以下イメージ画像の様に勾配に対する車体の向きだけ気をつければ問題なしです。

車体の向きは必ず、「フロントタイヤ=登り坂方向」「リアタイヤ=下り坂方向」に向けて駐車させてから作業しましょう。こうすることで最低限の安定感は確保できます。
ただ注意点として、
舗装されていない地面や砂利道での作業は難易度がかなり高くなるのでおすすめしません。
未舗装路での作業は、リフトアップ自体がかなり大変になります。また万が一持ち上げられたとしても安定感が悪いため作業中に転倒するリスクも高まります。
安価なメンテナンススタンドでも大丈夫な方の条件
私が使っているメンテナンススタンドは決して高価な商品ではなく、スタンドの中ではかなり安価な商品です。
ただ以下の条件が揃うのであれば基本的に上記のような安物スタンドで十分事足りちゃうんですよね。条件は以下の通りです。
- 使う頻度は1〜2ヶ月に1回程度
- 車体の重量が200キロ前後以下
- スタンドに載せたままバイク保管しない方(使うのはメンテナンス時の短時間のみ)
上記は絶対条件では無いですが、私の使い方が基本1〜2月に一度、ヤマハMT-09のメンテナンス時に短時間使う程度なため記載しました。
上記の条件があまり当てはまらない場合は、もう少し高価なスタンドを用意した方が安心ですし、割にあっていると思います。
まとめ
メンテナンススタンドのリフトアップ作業は慣れれば結構簡単です。
別の記事では「安くておすすめのメンテナンススタンド」もまとめています。興味のある方は是非こちらも見ていってくださいね。
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