オフロードバイクを楽しむなら、快適な走行のためにヘルメット選びは欠かせないもの
とはいえ、よく売られているオフロードヘルメットは価格が高いものが多く、購入に迷っている方も多いのではないでしょうか
そこで今回は、コストパフォーマンスに優れた安いオフロードヘルメットを紹介します
初心者から経験者まで満足できる商品を厳選し、選び方のポイントも解説しますので、ぜひ参考にしてください!
オフロードヘルメットの特徴
オフロードヘルメットは、以下の特徴を持つため、オフロード走行に適しているとされています。
軽量設計
長時間の走行でも首に負担がかかりにくい軽量素材を採用しています。
大きなバイザーと広い開口部
日差しや泥はね、砂ぼこりを防ぎながら視界を確保します。
またゴーグルを装着しやすいデザインで、目の保護が容易です。
通気性の良さ
通気性の良さは激しい走行中でも熱がこもりにくく、快適に使えます。
ただ通気性の良さが目の乾きや寒さを招くこともあります。
▼オフロードヘルメットのデメリットに関してはこちら

安いオフロードヘルメットを選ぶ時のポイント
安全基準を確認する
ヘルメットを選ぶ際は、国内外の安全規格(SGマーク、ECE規格、DOT規格など)に適合しているかを必ず確認しましょう。
価格が安い商品でも、規格を満たしていれば安心です。
フィット感
ヘルメットのサイズが合っていないと、衝撃時の安全性が低下します。
頭囲を正確に測り、自分に合ったサイズを選ぶことが大切です。
不安な方はバイク用品店で購入すれば店頭にてスタッフが測ってくれることもあります。
軽量性と快適性
長時間の使用でも疲れにくい軽さと、適度な通気性を備えているかをチェックしましょう。
コストパフォーマンス
初心者の場合、いきなり高額なヘルメットを購入するのは難しいもの。
リーズナブルな価格で、必要な機能が揃った商品を選ぶのがおすすめです。
個人的おすすめの「超安い」オフロードヘルメット9選
①HJC オフロードヘルメット S-MXII SOLID(ソリッド) HJH102

HJCは韓国に本社を置くバイクヘルメットメーカーです。
安価な商品を多く展開する中、街乗り・ツーリングから本格的なレースまで、幅広い用途に対応することも可能なオフロードタイプのスタンダードモデルを発売しています。
デザインもシンプルです。まさに入門用におすすめのヘルメットでしょう。
②THH TX-27トルーパー オフロードヘルメット

安くて質のいいオフロードヘルメットならTHHもおすすめです。THHは1974年に台湾で設立されたメーカーです。
安価ながらも取り外し可能なバイザーとヘルメット内部のインナーバイザーを完備。デザインも多彩でやや派手な見た目のヘルメットが印象的です。
③ヤマハ(ZENITH) オフロードヘルメットYX-6

ゼニスはバイクメーカーでおなじみの「ヤマハ」が展開するバイクヘルメットブランドの一つです。
デザインはややおとなしめのシンプルな作りのものが主流ですが、安価ながらもインカム用のスピーカー専用ホールや眼鏡専用のスリットが装備済み。
国産ゆえの確かな品質のヘルメットが安価な値段で手に入ります。特にヤマハのバイクにお乗りの方は統一感も併せ持つことが可能な為おすすめなヘルメットです。
④ZEALOT オフロードヘルメット MadJumper II

ジーロットは「株式会社ゴッドブリンク」が展開するバイクブランド。
本社を構える国産ブランドです。
ややマイナーブランド故に、バイク用品店店頭ではあまり見かけることの無いブランドですが、楽天市場等ネットショップであれば簡単に購入が可能です。
こちらのヘルメットも安価ながらも、「インカム専用のスピーカーホール」を完備しています。定番すぎず、オフロードヘルメット業界で定評のあるヘルメットをお求めの方にはおすすめの一品です。
⑤RSタイチ HJC i50 アルタクス

バイク用品の中では不動の人気を誇る「タイチ製」の商品。私もインナーキャップや手袋等でお世話になっているブランドです。
事故の際の衝撃エネルギーを最小限に抑えるべく特殊な素材で作られている本ヘルメットは値段以上の価値があります。
またインカム使用も想定したスピーカーホールも当然完備。やや値段が張りますが、安定の性能や使い勝手を求めるならこちらがおすすめです。
⑥ウィンズ オフロードヘルメット X-ROAD

ウインズジャパンは石川県に本社を構える国産のバイクヘルメットメーカーです。
X-ROADの内装は3D構造の内装パッドでが施されています。顔を包み込むようなフィット感と特殊加工された滑らかな材質の内装は心地よい肌触りを実現しています。
また、オフロードヘルメット特有の通気性にすぐれ、長時間ライディングでも快適にすごせます。
⑦LS2 エクスプローラー

スペインのバルセロナに本社を構えるヘルメットメーカーのLS2は、世界的にも認知度の高いブランドです。LS2ヘルメットの特徴は、帽体の作りと派手なデザイン面です。
帽体素材には、LS2独自の高性能グラスファイバー ”HPFC” を採用。HPFCは軽量素材でありながら高い耐久性と衝撃吸収性を兼ね備えています。
また帽体の形状は、空力性能を考慮した特殊な形状になっています。
⑧Oneal(オニール)SIERRA IIオフロードヘルメット

シンプルなデザインながらも頬から伸びる「ONEAL」の演出はカッコよく、目立ちます。
「可能な限り良いデザイン・良い製品」をコンセプトに作られた本品ですが、インナーサンバイザーも標準装備されていたりと機能面にも優れています。
⑨「ASTONE(アストン)クロスオーバーヘルメット MX800」

ややマイナーブランドですがフランスのおしゃれヘルメットブランド「アストン」からもオフロードヘルメットは発売されています。
アストンはフルフェイスヘルメットで個人的にお世話になりましたが、安価ながら必要十分な機能を取り揃えた有能なヘルメットメーカーです。
安価なヘルメットでも安全性は確保できる
「安いヘルメットは安全面が不安で心配..」と感じる方もいるかもしれませんが、冒頭で述べたような正規の安全規格を満たした商品であれば十分に安心して使用できます。
大切なのは、自分の用途や走行スタイルに合ったヘルメットを選ぶこと。
今回ご紹介したヘルメットの中から、ぜひお気に入りのヘルメットを見つけて、安全で楽しいオフロードライフをお楽しみください。
個人的おすすめの「超安い」オフロードヘルメット9選を振り返る
さらに満足度を高める選び方のコツ
内装のメンテナンス性を確認
取り外し可能で洗える内装は、長期間使用するうえで衛生的に保つために欠かせません。
インカムが取り付けできるか
オフロードヘルメットの機種によってはインカムが装着できない、またはしづらくなることもあります。
逆に機種によってはインカム専用のスピーカーホールが設けられており取り付けしやすくなっていることも。
利便性を追求するならこの辺りの作りも事前に確認しておきましょう。
デザインとカラーリング
目立つカラーやデザインを選ぶことで、林道やオフロードでの視認性が向上します。
安全性向上にも繋がるため、好みに合ったデザインを選びましょう。
オフロードゴーグルとの相性
オフロードヘルメットは基本シールドが付属していません。
その為、公道走行するにはオフロードゴーグルを別途用意する必要があります。
オフロードヘルメット初心者なら、Amazon等でも売られている安価なモデルでも必要十分。
個人的おすすめ品は以下の二つです。


まとめ
オフロードヘルメットを選ぶ際は、安全性・フィット感・軽量性に注目しながら、予算に合った商品を選ぶことが重要です。
本記事で紹介した内容を参考に、ヘルメット探しに取り組んでみてください!
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