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【固いボルトの外し方】ナメた時でもおすすめなアイテム3選を解説

【固いボルトの外し方】ナメた時でもおすすめなアイテム

ボルトがめちゃくちゃ硬くて外れない…
効果的な緩め方とかおすすめアイテムってあるん?

こんな悩みにお答えします!

結論、正しいやり方と工具さえ持ち合わせていれば外せないボルトは無いに等しいです

ナメたボルトも外す手段はあります

そして工具類はお店によって在庫の有無が様々なので、迷ったらネット注文がおすすめ。欲しかったアイテムが1〜2日で手元に届きます。

ちなみにこのブログを書いている私はバイク歴10年越えのバイクオタク

独学ではありますが基本的なバイクのメンテナンスはほぼ自身の手で行ってきました

固着したボルトを前に、手も足も出ない方のお力になれれば幸いです

目次

固着した固いボルトを外す方法

過去の経験上、締めすぎや経年劣化で固着してしまった硬いボルトに対しては以下の攻撃パターンが有効です

  1. 衝撃を与える
  2. 熱を加える

①衝撃を与える

固着してしまったボルトは衝撃を与えると外せることがあります

基本的にボルトに衝撃を加える際は「プラスティックハンマー」を使います

これは金属製のハンマーや金槌ではボルトに傷をつける可能性があるからです。傷が付いてしまっては、ゆくゆく錆の原因にもなります。その為、必ずプラスティックハンマーを使いしょう。

また、衝撃は何度も与えて少しづつ緩めていってください

決して一度や二度の衝撃で外そうとは思わないでください

時間をかけて何度も衝撃を与える→工具で緩める→衝撃を与えるを繰り返しましょう

(※ちなみに焦っていると緩めるのと逆方向に締めてしまっていることもあり得ますので、回す方向は再度確認して作業しましょう)

衝撃の与え方はプラスティックハンマー使用であれば、ボルトの頭部を叩いて衝撃を与えてもOKです

時間と労力をかけて、じっくり外していきましょう

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②熱を加える

それでも外れない時は、「ボルトに熱を加える方法」もおすすめ

熱による膨張を活かして外す手法になります

注意点としては、ライターやガスバーナーの直火で熱を与えるのは絶対NGなこと

基本的にバイク近くでは火気厳禁です。万が一の引火時には大事故が起きる可能性もあります

そんな時におすすめなのは「ヒートガン」です

ヒートガンは、分かりやすく伝えるとめっちゃくちゃ高温の風が出るドライヤーの様な物です。使用時の音量や形状もほぼ家庭用ドライヤーと同等です

ヒートガンの用途は幅広いですが、今回のような固着対策に使えたり、塗装・シール剥がしにも使えたりと、実はあらゆる場面で活躍する便利グッズです

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使用時は先端金属部分が半端なく熱くなるので、使用後10分ぐらい経つまでは触らないように注意が必要です。

どうしても外れずナメてしまったボルト向けの最終兵器

錆びて固着した古びたボルト

ただ、この世にはどんなに頑張っても外れない超頑固なボルトも存在します。硬さのあまりボルトの山をナメてしまった方も少なくないはず

そんな時にはボルトの買い替えも視野に入れ、最悪破壊しながら外す方法が最も有効な打開策になります

①インパクトレンチ

基本的にボルトが固着してしまっている時には、衝撃を与えていくのが原始的かつ有効的ですが衝撃を与える際は極力ボルトに傷を残しづらいもので行う必要があります

そんな時に便利なアイテムが「インパクトレンチ」です

インパクトレンチは電動ドライバーのボルト版のようなもので、電動の力でボルトを緩めることが出来ます

インパクトレンチの特徴は、細かく強い振動をボルトに与えながら外すことが出来るところです

これ一台持っておけば、固く締めこんだボルトも簡単に緩めることが出来ます。メンテナンスを頻繁に行うなら時短にも繋がるアイテムです。

②ネジザウルス

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こちらは外れなくなったネジを外す工具ですが、もちろんボルトにも使えます

外れないボルトやネジが現れた時、まず試して欲しいアイテムはこれ

注意点としてはネジザウルスを使った後はボルトが痛んだり変形したりすることもあるので、予備のボルトも買えるようにしておくことです

ボルトはホームセンターなどで買い替えも可能ですがピッチ数だけ間違えないようにしましょう。自信のない方は外したボルトをホームセンターに持ち込めば店員さんが教えてくれます。

手元にあれば色々な場面で結構出番があるおすすめアイテムです

③ナットツイスター

稀にインパクトレンチでも外せず、最終的に六角部をナメてしまって外せなくなるような強敵が現れるときもあります

そんな相手にはより強力なアイテムが必要になります。それが以下のような商品。

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通称「ナットツイスター」とも呼ばれるこの商品は、原理としてはボルトを完全に破壊しながら外していくものです

商品の内部は下図のように渦上の作りとなっており、これがボルト事態に食い込んでいく事で強力なグリップを果たし、最終的にボルトを緩めていくことが出来ます

ほとんどのボルトを外すことが出来ますが、注意点としては力を入れすぎてボルト自体をねじ切ってしまうことです

ねじ切ってしまうといよいよ素人では太刀打ちできなくなってきますので、最後の砦と考え慎重に作業しましょう

また、先述した通り外したボルトはボロボロになり使えなくなるので、再度新しいボルトを購入するのが得策です

再購入時はボルトのピッチを必ず確認してから購入しましょう

ピッチとは何かに関しては以下のツルタボルト株式会社会社様の紹介ページが分かりやすくおすすめ!

ピッチとは?(ツルタボルト株式会社様)

バイク初心者におすすめな最低限必要工具3選

ちなみにバイク初心者の方に最低限用意していただきたいバイク用工具は以下の3点です

バイクのDIYを始めるなら、工具を揃えるのに初期投資は必要になりますが、余程乱暴に使わなければ一度買った工具はその後長いこと使い続けることが可能です

初心者におすすめのバイク工具3選に関する記事は以下にて詳しく解説しています

ボルトが固着する原因

ボルトが固着して外れなくなる現象には必ず原因があります

主な原因は以下の3パターン

  • 締め過ぎ
  • 異物が混入している
  • 錆びている

中古バイクは特に3つ目の錆が自然発生的に起こりやすく、これにより固着します

ボルトの固着を防止するおすすめの対策

固着を防止するのに代表的なおすすめ対策は以下の3つ

  • 締め込みのトルク管理を徹底する
  • 締込み前に異物の混入を確認する
  • 防錆グリスを活用する

トルクの調整管理にはトルクレンチが最適です

またボルトの防錆用には以下のようなグリスがおすすめ

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バイクDIYが苦手な方には「中古バイク購入」をおすすめしない理由

個人的な持論としてはバイクのDIYが苦手な方ほど、中古バイクの購入はあまりおすすめしません。

理由は、固く固着したボルトやネジに遭遇する確率がめちゃくちゃ高まるからです。

当然、新品のバイクを買った方がそういったトラブルや難関とはほぼ無縁です。

ちなみに実際に中古車・新車のバイクを購入した経験からそれぞれの長所短所をまとめた記事は以下にも詳しく書かせていただきました。

バイクの防水処理にビニールテープはNG

やや話は逸れますがちなみにバイクの配線カスタムをした際の防水処理にビニールテープは適しません。

理由はすぐ剥がれやすく、絶縁効果も弱いから。

万全な防水処理をしたいなら「自己融着テープ」一択です。詳しくは以下の記事も参照ください。

まとめ

セルフメンテやDIY修理には障壁が色々とつきものですが、経験と今回紹介した”強い味方”がいれば怖いものなしです。

是非、気になる方は参考にしてみてくださいね。

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