たける結論から言うと、バイクの防水対策はビニールテープだけでは不十分で、自己融着テープを使う方法がおすすめです。
自分も最初は手軽なビニールテープで済ませていましたが、雨の日に普通に水が入ってすぐ剥がれやすかったりと、後悔しました。
見た目はそれっぽくても、隙間からじわじわ浸水してきます。
この記事では、実際に失敗した経験をもとに、なぜビニールテープではダメなのか、そして自己融着テープを使った防水方法についてわかりやすくまとめています。



これから対策する人は無駄な遠回りをしないためにも参考にしてみてください。
バイク配線の防水処理が甘いとどうなる?
バイクの配線は、想像以上に水や湿気の影響を受けやすい部分です。
特に後付け電装や分岐配線は、純正よりも防水性能が弱くなりがちです。
防水処理が不十分だと、最初は問題がなくても、ある日突然トラブルが起きることがあります。
ここでは、防水処理が甘いと実際に起こりやすいトラブルを解説します。
接触不良やショートが起きやすくなる
配線接続部に水分が入り込むと、端子部分が腐食しやすくなります。
腐食が進むと接触不良を起こし、
・ライトが点いたり消えたりする
・インカムやUSB電源が不安定になる
・ウインカーが誤作動する
といった症状が出ることがあります。
さらに悪化するとショートを起こし、ヒューズが飛ぶケースもあります。
一度ショートすると原因特定が面倒になるため、事前の防水処理が重要です。
雨天走行や洗車直後にトラブルが起きやすくなる
防水処理が甘いと、トラブルは特に雨の日や洗車後に起きやすくなります。
走行中はタイヤが巻き上げた水が配線に直接かかり、
想像以上に強い水圧がかかります。
また、洗車時に高圧の水を当ててしまうと、
わずかな隙間から水が侵入することもあります。
「普段は問題ないのに、雨の日だけ不調になる」
という場合は、防水処理を疑ってみる価値があります。
バイク配線の防水処理にビニールテープは適さない理由
バイクカスタムの初心者が頼りがちな「ビニールテープ」。
ビニールテープはAmazonでも100円ショップでも売られていますし、どこのおうちにも転がっていたりもする手軽なアイテムです。
それ故にこれだけを巻いて配線処理を終わらせてしまうような方が多いようです。
ただ、ビニールテープの用途として【防水効果】は期待出来ないので注意しましょう。
ビニールテープの用途と使い方
ビニールテープの用途や使い方は以下の通りです。
- 配線同士の絶縁のため
- 配線同士を束ねてまとめるため
そのため、防水を目的としない用途での使用であればビニールテープだけでもOKです。
ただ注意が必要なのはビニールテープの特性。ほとんどのビニールテープは耐寒性に優れているものの、熱には基本弱い性質を持ちます。
熱に弱いため使い方によっては溶けて劣化し、ベタベタになることも…。
私も数か月経ってから、カウル内をばらしてみたことがありますが、ビニールテープがベタベタになった上に剥がれかけていた…なんていう経験もあります。。



あれはまさに地獄
いくら配線処理時に手間暇かけて丁寧に巻いたとしてもそれが無駄になることが多いのがビニールテープです。



どうせなら無駄な時間を削っていきましょ
ビニールテープは「防水目的」ではなく配線同士が接触して起こる「ショート」を防ぐ程度のものと認識しておきましょう。
防水処理が甘いと起こること
防水処理が甘いと当然、故障の原因となったり銅線部の劣化を招きます。
例として挙げるならば灯火類の導線の不具合。
これが起きれば最悪灯火類の点灯不良などの不具合が起きます。
そして銅線部の劣化は「錆」になり、それを放置しておくと最悪は断線に繋がります。
配線内部の細かな錆というのは肉眼で発見するのが難しいケースも多く、気づかないうちに錆は進行するものです。



私も以前乗っていた中古バイクが、内部の錆の浸食により故障をしたことがあります
そんな事態を事前に防ぐ為にも、万全な配線処理が必須なのです。
配線の錆による動作不良は、起きてしまってからでは遅く、素人が直すには故障箇所発見までに相当な時間がかかります。
バイク配線の防水処理には自己融着テープが不可欠
バイク配線の防水処理には「自己融着テープ」を使うのがおすすめです。
この商品を使うことでビニールテープが抱えていた下記のような課題を克服することが可能。
- 隙間ができやすい
- 時間が経つにつれ粘着力が弱まりやすい
- 劣化をするとべたつきが出やすい
私は近所のオートバックスさんにて以下商品を購入しました。



もちろんネットショップでも購入が可能です!
自己融着テープとは
このテープの特徴として接着用の糊が使われていないテープであることが挙げられます。
原理としては、強く引っ張りながら巻くことでテープの裏表が強く密着し固定される仕組み。
これは言葉で聞いても「ほんとか???」と疑いたくなる方も多いと思いますがこれが本当にかなりの固定力でくっつきます。
また、もう一つの特徴として一度張り付くと剥がれなくなるテープであることが挙げられます。
その為、はがしたいときはカッターで切るなど一手間必要になるので注意しましょう。
自己融着テープの巻き方とコツ
私も実際に使ってみましたが巻く時のコツとしては、テープの特徴を最大限に引き出すためにもなるべく強く引っ張りながら貼ることです。
この時なるべく銅線部を引っ張らずにテープのみを引っ張りながら巻くこともより、強力に張り付ける際のコツです。
そして螺旋状にくるくる巻く時もテープとテープの接地面積を増やし、重なりを意識しながら貼ることが固定力アップに繋がります。


私はカプラーなどの水が入り込みそうな僅かな隙間も全て埋めるように巻きつけました。
アース部分の防水処理は必要?
あくまで持論ですが結論、アース部分も極力防水処理を施すことをおすすめします。


ただアースの先端端子部分は形状的にも防水処理が困難です。
どうしても上図のように一部丸裸になりがちですが、アース部分に関してはこれでも(たぶん)問題なしです。
アース部で重要なのは、ボルトやフレームにしっかり接地しているかどうかです。
どうしても心配な方は写真のように根元まではしっかりとテープで防水処理を施しましょう。
防水処理におすすめな防水カバー3選
テープの巻きつけが上手くいかない方や、細かい作業に自信のない方は「カプラー用防水カバー」や「熱収縮チューブ」を検討するのもおすすめです。
デイトナ コネクター防水カバー
デイトナから出ている防水カバーは材質も柔らかく扱いやすく人気です。
端子を収納する太い部分の長さもちょうど良く、これを防水用に着けておくだけで浸水リスクを軽減できます。
キタコ コネクター(カプラー用)防水カバー
キタコからも類似品が発売されていますが、デイトナと比べるとやや割高とのレビューも散見されました。
Yヤクニタツ熱収縮チューブ
ヒートガンやターボライターなどを用いて熱すことでチューブが収縮して絶縁と防水処理を施すことができます。
こちらの製品は安価ながら様々なサイズのチューブが同封されています。一つ買っておけばあらゆる場面で活用ができるでしょう。
自己融着テーブルの失敗談と注意点
自己融着テープを使った防水処理で失敗したのは、巻きが甘かったことです。
見た目ではしっかり固定できているように見えましたが、雨の中を走ると徐々にズレてきて、隙間から水が侵入していました。
自己融着テープは、思っている以上に強く引っ張りながら重ねて巻く必要があると後から気づきました。
まとめ
バイク配線の防水処理は、大がかりな作業でなくても効果があります。
重要なのは、
・接続部を守ること
・正しい道具を使うこと
・雑に処理しないこと
小さな手間が、トラブル防止につながります。
バイクメンテナンスは、基本を知っておくだけでもトラブルを防ぎやすくなります。初心者向けにメンテナンス方法をまとめた記事もあるので、ぜひ参考にしてみてください。








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