
大型バイクで後悔するかもしれない『向いていない人』の特徴は?
大型バイクのメリットデメリットを知りたい。
こんな疑問に答えます!
初めは中型バイクで満足していても、次第に「大型自動二輪」に興味を持つのはよくあることです。
今回は大型バイクのメリット・デメリットと『買ってから後悔するかもしれない向いていない人の特徴』について、実際に大型自動二輪免許を取得してみて感じた自身の経験談をもとにまとめてみました!!
大型バイクへの興味をお持ちの方は是非読んでいってください!
後悔するかも?大型バイクが向いてない人の特徴!
あくまで持論ですが、実際に所有して感じた「大型バイクが向いていないかもしれない人」の特徴を話します!
中型以下の排気量クラスに乗りたいバイクがある
排気量が小さかろうがなんであろうが、昔から憧れを抱いていたようなバイクがもしあるのならば、そのバイクに乗るべきだと思っています
バイク選びで大切なのは、「見た目」と「エンジンサウンド」です
見た目の趣味は、正直個人の感覚が大きく左右しますが、見た目だけで選ぶと飽きやすかったりすることもあるので注意が必要です
走っているときは、自分からは車体はほぼ見えませんし、走行中は好きな音が聞けた方が飽きづらいですからね
さらに最近は各メーカーさんも、中型クラス以下の売り出しに力を入れているようで、車種も以前より少し増えてきています
そのため中型以下のクラスも決して捨てたものでは無いのです
結局はどのクラスの排気量であれ、周りの意見に流されずにご自身の好みの見た目とサウンドのバイクがあれば、あえて大型バイクにこだわらなくても良いと言うことです
私も実際大型から中型に乗り換えました
▼詳しくはこちら


少しでも経済的にバイクを楽しみたい
普段バイクに乗るに当たって、燃費や維持費が高くかかることをかなり気にする方には、正直大型バイクは向いていないです
大型バイクは、小排気量バイクに比べると維持費がどうしても高くつきます
燃料代はもちろん、パーツ代やオイル代、税金も高くかかります
車検の出費も正直結構高いです。。
しかし経済面を気にしていた方でも、いざ大型バイクに乗ってみると楽しさが勝り、全然気にならなくなることもあるので、一概には言えません
▼燃費を上げる方法


身長が低い・非力な方


大型バイクは中型バイクと比べると、平均的に車重が重くなります
また、シート高も基本的には高いものが多いので、「ある程度の身長」と「バイクを支えられる筋力・体幹」はどうしても求められます
万が一、人通りの少ない山道でバイクを倒してしまい、自分で起こさないとなるとそれこそ大ピンチですよね
そのため、中型バイクに乗っていても不安を強く感じている方は、大型バイクへの移行が容易ではない可能性が高いです
しかし、低身長・非力であっても実際に大型バイクに乗っているライダーさんも多くいます
結局は、その方のバイクへの気持ちの強さとテクニックが大切になる点は否めません!
快適に、かつ軽快に走りたい
大型バイクは、車重の重さや取り回しの大変さがある為、人によっては普段乗りで疲れを感じる方も多いです
駐輪場からバイクを出すのでさえも大変であったり、気軽に乗れる乗り物かというとそうではないケースも多いです
気軽にすぐ乗り出せたり、街中や狭い道に強かったりするのは、やはり小排気量バイク
あなたの生活環境を改めて見直し、大型バイクがどれくらい乗りやすい環境か、検討する必要があるかもしれません
大型バイクにも一長一短あることを覚えておきましょう
▼軽い大型バイクまとめはこちら


街乗り・短距離ツーリングが多い方
4つめの項目とやや重なりますが、普段の生活スタイルや走り方が、街乗りメインであったり、長距離走行をほぼしない方は、小排気量バイクの方が適しているかもしれません
実際車種にもよりますが、街中でのスタートダッシュでは小排気量車の機動力・加速力のが勝ることも多いです
大型バイクの強みは、長距離や信号のない直線道路で発揮されやすいです
あなたのバイクスタイルを見直して、本当に大型バイクが必要か検討してみるといいかと思います
バイク初心者、または長期間のブランクがある
大型バイクは高い操作スキルが求められるため、初心者や運転経験が浅い人にとっては「やめとけ」と思われる場合があります
重さや加速力に慣れないまま乗ると、以下のような危険性が高まります
• 低速時のバランスを崩しやすい
• 高速での加速に驚き、コントロールを失う
• 余計な恐怖心が芽生え、楽しめない
▼「大型バイクは危ない?」に関して


大型バイクで実際に「後悔」したこと
大型バイクを購入して後悔する理由は、主に以下のようなものです
実際私も二つ目に挙げる理由で大型バイクを手放しました
購入後に費用が予想以上にかかった
「購入価格だけでなく、維持費をもっと考えておけばよかった」と後悔するケースが多いです
バイク購入後の費用の具体例は以下の通り
- ガソリン代の増加
- 車検や修理費用
- カスタムやメンテナンス費用
大型バイクはとにかくお金のかかる贅沢な趣味であることを肝に銘じましょう
思ったほど乗る時間がなかった
仕事や家庭の事情でバイクに乗る時間が減り、「持て余している」と感じる人も多いです
結果的に、高額な維持費だけが負担になることも
また家庭の育児や家庭の事情で乗る時間が少なくなると「気軽に乗れるバイクが欲しい」と感じることも少なくありません
▼家族の反対を押し切る方法


他の趣味やライフスタイルに影響した
バイクを優先するあまり、家族との時間や他の趣味に使えるお金や時間が減ることがあります
「バイク以外のことにもっと投資すればよかった」と後悔する声も聞かれます
あくまで趣味の一環として、家庭や友人との付き合いも疎かにしないようにしましょう
▼結婚後のバイクの乗り方


期待が大きすぎた
大型バイクに対して「圧倒的な快適性」や「特別な満足感」を期待しすぎた結果、実際の使い勝手や体験がそれに見合わず後悔するケースがあります
実際大型バイクを取得して長距離ツーリングに挑戦した時【思いの外疲れるし快適じゃない】現実を知って失望したこともありました
結局は二輪なので四輪に比べて快適さや満足感では劣る時もあります
▼大型バイクのメリットデメリット
大型バイクはこんな方には向いているかも!!
対して、以下に挙げるような考えや思いをお持ちの方は大型バイクが向いている可能性が高いので少しでも若いうちに免許だけでも取得しておいてもいいと思っています
①重厚感あるサウンドを求めている
大型バイク特有の重低音やサウンドの迫力は、マフラーを変えたとしても小排気量バイクではなかなか手に入りません
しかし大型バイクだと、純正マフラーのままでも迫力ある上品なサウンドが聞けたりもします
バイクのかっこいいマフラー音がすごい好きで、もはやずっと聞いていたいとお考えの方は、いっそ自分のバイクを大型バイクに変えてしまうのもありかもしれませんね
②長距離ツーリングや高速道路に乗ることが多い
プロライダーでもない限り大型バイクは長距離と信号のない直線で強みを発揮します
振動も少なく、ぶれづらい車体は乗り手を疲労させません
しかし中型バイクでの遠出や高速道路はエンジンが無理している感じがしますし、あまり楽しく快適なものではありません
そのため、しょっちゅう遠出や高速道路利用をしている方はいっそ大型バイクへの移行を考えてもいいかもしれません
なによりも運転が楽であり、かつ楽しくもあり、長距離ツーリングが好きな方であれば絶対に飽きないかと思います
③バイクの世界を広げたいと考えている
大型免許を取ると、まず乗れる車種の数が格段に増えます
各バイクメーカーのページを見てみると分かりやすいですが、やはり大排気量バイクの種類は多いです


そして、大型バイクに乗っていると自然とバイク仲間も増えるような気がします
それは知り合いつながりであったり、SNSだったり、ツーリング先での出会いであったりと様々ですが、色々な機会が増えます
そして大型バイク乗り同士は、狭くて共通な趣味を持った仲間でもあるので話していて楽しいですし、深い繋がりになることも多いでしょう
乗れるバイクの世界も、人とのつながりの世界も大きく広がることも大型バ
【実話】私が大型バイクを降りて中型に乗り換えた理由
僕が大型バイクを降りた1番の理由は、重さ故の取り回しの大変さでした。
家庭環境が代わりバイクに乗れる頻度や時間が減った時、気軽に乗りづらい大型バイクはデメリットが目立ちました。
そして子供が生まれた時、車検代や維持費もネックとなり、なるべく経済的にバイクに乗るべく中型バイクへの乗り換えを決断しました。
周囲の環境が変われば、大型バイクに乗りづらくなることもある事を実感しました。
大型バイクのメリット
大型バイクに乗って感じたメリットは大きく分けて以下の5つです。
①バイクの楽しさが増す
私は大型バイクに乗ってから、バイクがより楽しくなり好きになったように感じます。
そして、大型バイクに乗ってからの方が中型以下の小排気量バイクに乗ることも以前より楽しさを感じるようになりました。
大型バイクとはいっても長所と短所があり、大型バイクに乗って初めて小排気量バイクの軽さや扱いのしやすさの重要さに気づけたりもしました。
とはいえ、大型バイクでは中型バイクにはなかった圧倒的な加速力と安定感が感じられますし、純正マフラーのままでも太く重低音の効いたいいマフラー音が楽しめます。
②疲れづらい
大排気量になるとアクセルワークやエンジン振動などの負担や疲労がかなり減ってきます。そのため高速道路や長距離移動に強いという特徴が挙げられます。
また基本的には直線安定性にも優れているため、ハンドリングの不安定さや疲れも減ります。
長距離ツーリングによく出かけている方には大型バイクはおすすめと言えます。
③所有欲が満たせる
実際、一般の方が街乗りやツーリングに出かける程度であれば
大型ほどの馬力やパワーは必要ない場合が多く、ややオーバースペックに感じることもあります。
値段が高い分、所有欲も十分に満たしてくれるのが大型バイクです。所有しているだけで自己満足感が大きいと思います。
変な話駐車場に止めてある愛車を見るだけでも満足感が得られるくらいです。
④安全意識が向上する
バイクに詳しくない方は、大型バイクのことを聞くと口をそろえて「危ない乗り物だから気を付けてね」と言います。
確かにバイクという乗り物が非常に危険な乗り物であることは確かです。ですが言ってしまえば原付だって危険だし、自転車も中々危険な乗り物にぼくは思えます。
要は、どんなバイクでも自転車でも乗り方と安全意識次第で安全か危険かは変わってくると思うんですよね。
ぼくは大型バイクに乗り出してからのほうがバイクの危険さやパワーを感じられたので、その影響からちゃんとプロテクターを使うようになりました。
いまではプロテクターを通勤時の125ccに乗る時も服の下に付けていますし、靴も極力くるぶしの隠れるものを履くようにしています。
そんなこともあり、いまでは甘い考えで中型バイクに乗っていた過去の自分よりいろいろ気を付けながら乗れるようになりました。
大型バイクに乗った経験は、そういった思考面でもプラス要素があったように思います。
⑤中古車の劣悪車が少ない
この後でも少し触れますが、250cc以上のバイクには定期的に車検を受ける義務が発生します。
これがどういうことかと言うと、要は大型バイクの方が定期点検をしっかりクリアした車両しか基本的には存在していない為、車両状態の悪い劣悪車は比較的少ないと言うことなんです。
逆に言えば249cc以下のバイクは見た目によらずエンジン内部ボロボロないわゆる隠れ劣悪車も出回ってたりします。中古車を買う際はそのあたりにも注意しましょう。
大型バイクのデメリット
大型バイクに乗って感じたデメリットは大きく分けて以下の4つでした。
①燃費や航続距離は悪め
当然エンジンが大きくなると使うガソリンの量も多くはなってしまいます。
大型バイクはハイオク指定の車種がほとんどです。そのため燃費や燃料代はどうしても高くついてしまうでしょう。
また、タンクが大容量なアドベンチャータイプでなければ基本的に航続距離も短めなのが大型バイクです。
濃く短い距離を楽しむのには最高な乗り物です。
②排熱が熱い
エンジンが大きいと、当然エンジンから発する熱量も中型以下のバイクと比較すると何倍以上にもなります。
車種やエンジンの気筒数にもより個体差はありますが、基本的には股下、ひざあたりは熱いことがほとんどなのが大型バイクです。
夏場の日中ツーリングはもはや熱さが楽しさを上回り地獄と化すので、個人的には夏場は基本ナイトツーリングをお勧めしてます。
③盗難リスクが高まる
大型バイクを所有しているとどうしても盗難リスクは増してしまいます。
もちろん地域柄などもあるので一概には言えませんが、万が一を想定して普段から保管しておくことが何よりも大切だと思います。
具体的な対策としては普段からしっかりとバイクカバーを常用したり防犯チェーンなどで対策をしておくことが有効でしょう。
④維持費が高い
大型バイクは小排気量車と比べて維持費はやや高めです。先述したように燃料費が高くなるのに加えて
- 車検代
- 重量税
- 軽自動車税
- 自賠責保険
が定期的な維持費として必要になります。
またパーツ交換時もパーツ代金が高かったり、駐輪場代も大型バイクになると値段が高かったりと必要経費が全体的に割高になります。
そのためある程度の経済的余裕がなければ所有し続けるのは難しい点が大型バイクの欠点と言えるでしょう。
⑤当然だけどめちゃくちゃ重たい
当然ですが大型バイクは総じて重たい傾向にある乗り物です。
重さはメリットでもありデメリットでもあります。走行中の安定感は増しますが、エンジンが点いていない時の取り回しの大変さは大きくなります。
筋力や体力に自信がある方は問題ないですが、非力な方や女性には大きな課題となることがあります。
これが原因となり立ちゴケリスクを高めたり、転倒時に起こせなくなる事態も想定できるでしょう。
体力面で自信のない方はかるいおおがたばいく軽い大型バイクを選んでリスク回避するのが無難です
⑥気軽にフラッとは乗りづらい
⑤に共通する部分がありますが重たくて取り回しが大変な分、近所の買い物やフラッと乗りたい時に気軽に乗れる乗り物ではありません。
気軽に乗りたい方は最低でも250cc、理想は125ccクラスのバイクが適しているでしょう。
半袖短パンにサンダルでフラッと気軽に乗りたい方には確実に向かない乗り物。それ故に忙しい方は乗れる頻度が減ることもあるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
書かせていただいた通り、大型バイクといえど一長一短あり、完璧な乗り物は無いのが現実でしょう。
ただもし大型バイクへの憧れがどうしても無くならないようであれば、一度きりの人生です。免許を思い切って取りに行くのもありかもしれませんね。
免許を取る時間とお金の余裕があるならば、少しでも若いうちに免許だけでも取得しておくのが無難。
また大型バイクは購入まで行くとかなりの費用を要するので、そんな場合はレンタルで楽しむのもおすすめです。気になる方は、是非とも行動に移してみてくださいね。
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