皆さんは財布を落とした事がありますか?
私はバイクのツーリング中、帰宅寸前の高速道路サービスエリア付近にて無くしたことがあります。
その日は天気も良く、気持ちよくバイクに乗れた最高な日でしたが、その一件で最悪な1日へと一変しました。
ここに辿り着いた方のほとんどは、今現在財布を紛失中の方かなと思います。
何よりも兎に角落ち着いて行動していくことをお勧めします。
落ち込むのは後から!財布は落とした後の対応の早さが重要
財布を落とした時、まず初めに抱く感情は「焦り」でしょう。
ちなみに私も落とした事に気づいた直後はクソほど焦りましたし、この世の終わりをも連想しました。
どこのどんな人に拾われたかを考えると、めちゃくちゃ悪用されるような最悪なケースも頭をよぎると思います。
そしてそれと同時に、ほとんどの方が兎に角落ち込むと思います。
ただ、個人的な経験から言えるのは落ち込むのは後からにするべきです。
落とした瞬間から既に、「悪用されるかされないか」の負けられない戦いは始まっています。
仮に落としたことに気づくのが遅ければ、落とした後の対応が遅ければ悪用されてしまう確率は上がっていきます。
バイクに乗ってて財布を落とした時にやるべきこと
ではここから、実際の経験をもとに落としたことに気づいたらすぐに行ってほしい対処法をご紹介致します。
①まずは警察署または交番へ「遺失物届け」を申請する
まずは何より、最寄りの警察署か交番に「遺失物届」を届出てください。
警察の方に「財布を無くしてしまった」ことを伝えればおのずと書類を渡されるので指示される通りに記入しましょう。
この時記入が必要になるのは氏名住所連絡先から始まり、落とした日時や場所などです。
分かる範囲で構わないですが、状況を詳細に伝えられれば伝えられるだけ望ましいです。
また、落とした財布の形状やブランド、財布の中身も細かく聞かれます。
こちらに関しても分かる範囲で細かく伝えた方が望ましいと、警官の方に教わりました。
警察官の人柄によっては少し高圧的に質問してくることもあるようです。毅然とした態度で覚えてる限り答えていきましょう。
「遺失物届」を提出するメリット
ちなみに遺失物届を行うことのメリットは、
万が一、取得物から得た個人情報をもとに不正利用されてしまった場合の証明に役立つから。
その為、遺失物届後であれば、最悪クレジットカードやキャッシュカードを悪用された場合でも警察に相談し、被害を未然に防ぐ事ができると言う訳です。
②クレジットカード、キャッシュカード類の利用停止連絡をする
次にやるべきことはクレジットカード、キャッシュカード類の利用停止&再発行の申請を連絡する事です。
こちらも早めに行っておく事でカードの不正利用を防止できます。
とはいえ、カード会社によってはご連絡いただいた時点から3日まで遡り、請求をかけないこともできたりするので、ご確認ください。
③免許証は再発行手続き(警察署か免許センター)
財布に免許証を入れている方も多いと思います。
こちらも遺失物届を出してから早めに再発行手続きを行いましょう。
ちなみに全国の免許センターは以下の通りです。
私は免許センターに再発行を行いに行きました。所要時間は1.5〜2時間程。
警察署での再発行は、手元に届くのに2週間ほどかかるそうです。仕事で車を使うなど、即日で必要な方には免許センターでの再発行が断然おすすめかと思います。
④健康保険証は会社へ早めに報告&再発行申請
会社勤めの方などで「健康保険証」も一緒に紛失してしまった場合には、早めに会社の人事か担当の方に連絡しましょう。
再発行の手続きをしてくださいます。
ごく稀に、店舗や落とし物センターに保管されていることもある
これは警察の方から伺った話ですが、ごくごく稀に、警察に連絡がいかないまま「近隣のお店」や「落とし物センター」などで保管されてしまってるケースもあるようです。
基本的には警察に連絡が行けば、各地の警察間で情報が共有され見つかりやすくはなるので、もし拾った場合にはやはり交番か警察に届出が必要でしょうね。
もしそのケースだと、いくら警察に遺失物届けをしても見つからないと言う最悪な状況に陥ります。
ちなみに自分は落とした可能性があるのがほぼほぼ高速道路途中のサービスエリア内でしたので、その中の全店舗に連絡もしました。
結果見つからなかったのは確かですが、可能性を全て潰していくのであれば考えられる店舗にも連絡していく事が無難と言えるでしょう。
万が一に備えて「身分証」になるものは一つでも家に保管しておくべき
今回財布を紛失して思ったのは、何もかも財布に入れた状態でもし紛失したらかなり面倒だと言う事です。
今回私は不幸中の幸いと言うべきか「マイナンバーカード」だけは財布に入れておらず家に保管していた為、なんとか身分を証明するものが手元にあったので「免許証再発行」などもスムーズでした。
ただマイナンバーも含め紛失していたことを考えると恐ろしすぎます。。
【悲報】財布が帰ってこない事も少なくないのが現実
落とした財布が数日後に戻ってくるケースもあるようですが、治安の良い日本だとしても戻ってこない場合も考えられます。
一説によると財布に入っていたお金が高額でない場合の方が、帰ってこない事が多いそうです。
その為、帰ってこないことも仕方ないことと考えるのも一つです。
ちなみに自分は帰って来なかったです…。大切にしていた財布なので余計に悔しかったですね。
ただ起きたことは仕方がないので、いかにポジティブに考えるかが大切かもしれません。
ちなみに私は、お金に困っている人への募金ようなものと無理矢理考えることにしました。
私が落とした財布には1万円少々入っていましたが、拾ったのがお金に余裕のある方であれば交番にでも届けてくれたのかもしれません。
それでも帰ってこなかったのを考えると、現金を抜き取って財布は山とか海に投げ捨てられた可能性も考えられます。
それだけ、お金に余裕がない大変な状況の(ある意味可哀想な)人が拾っていったのかもしれません。
それよりも、財布を無くしたことで私は周囲の人たちみんなに助けてもらいました。家族や職場の方たち、警察の方や近隣店舗の方たち。
たしかに損失は痛かったですが、良い経験にはなったようにも思います。
バイク乗りにもおすすめの財布紛失防止アイテム
一度財布を無くせば、全てを失ったあとの大変さや手間を思い知ると思いますが再び同じ過ちを繰り返してしまいそうで不安になる方も多いと思います。
そんな時には再犯防止に以下のようなGPSアイテムを財布に忍ばせるようにしておくと、万が一の再発時に次こそは財布が見つかるかもしれません。
iPhoneユーザーにおすすめ Apple Air tag
また以下のような専用ホルダーを付ければ、Air tagを保護しつつ財布に収納可能です。
心配な方には、再発を未然に防ぐ投資としてぜひおすすめします。
まとめ
今回の内容はもちろんライダーに関わらず、誰にだって関係のある話です。
財布を無くせば誰だって焦ります。
この内容をお読みいただいたあなたの身の回りでも、財布を落として困り果てている方が現れるかもしれません。
その時は今回の対処法を共有していただけると、少しは参考になるんじゃないかと思います。
今回は以上です。ここまでお読みいただきありがとうございました🙏
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