家族や友人はみんな口を揃えて「バイクは危ないから気をつけろ」って言うけど、具体的にどんなことに気をつければいいの?
こんな疑問を解決します。
この記事を書いているわたしはバイク歴10年のバイクオタクです。原付のスクーターから大型バイクまで幅広く乗ってきました。
実際に遭遇した危険な場面やシチュエーションがいくつかあるので、今回はそれらをお伝えできればと思います。
ちなみに視力が悪いままバイクに乗るのは本当に危険。おすすめは「コンタクトレンズ装着」です。メガネは曇るし邪魔なので。。
バイク初心者ほど事故を甘く見てはいけない理由
バイク初心者のみなさんにまず伝えたいこととして、絶対にバイクの事故を甘く見てはいけないという事です。
理由は、バイクという乗り物自体が軽い事故でも大怪我をしやすく、最悪後遺症がのこる可能性がすごく高い乗り物だから。
皆さんは自転車に乗っている時転倒などして、怪我をしたことはあるでしょうか?
経験済みの方なら分かると思います。
そこまでスピードの出ていない自転車の事故でも、油断をすればズボンや衣服が破れ、簡単に出血します。
特に軽い事故でも怪我をしやすいのが足首やくるぶし、または手の甲や膝肘など、皮が薄く骨が出っ張っている部分です。
何度もお伝えしますが、バイクの事故はあなたの思っている以上に悲惨なものです。
場合によっては体の一部を欠損する可能性だって高いもの。
くれぐれもバイクを、バイクの事故を甘く見ないように肝に銘じる様にしましょう。
バイク初心者が事故対策として気をつけるべきこと3選
実体験をもとに、バイク初心者が気をつけるべきことは以下の3つ。
頭の片隅に入れておいていただければ、万が一の時に事故を回避できるかもしれません。
①カーブでの速度超過に注意
初心者は曲がりカーブで必要以上に速度を出しすぎる傾向にあります。
どれくらいの曲がりカーブにはどれくらいの減速が必要なのか、どれくらい車体を倒さないといけないのか、まだ体に染みついていないうちは、より慎重なカーブ直前での減速がかなり大切になります。
バイク事故の多くは、曲がりカーブでの目測の誤りです。
バイクの運転に慣れていたとしても、初めて走る道路や走り慣れていない道路では減速をしっかりかけながら走行しましょう。
②ブレーキの使い方に注意
バイクはブレーキレバーのコントロールが車以上に重要になります。
特にバイクは、
「右レバーがフロントブレーキ(強い制動力)」
「左レバーがリアブレーキ(弱い性動力)」
の役割を持っています。
その為、状況に応じて左右のブレーキレバーを使いこなさなければいけません。
これを誤ると、タイヤがロックしてしまい転倒の原因になることもあります。
③無理した長距離ツーリングに注意
初心者の方ほど、自分の体力が把握できておらず無理した長距離ツーリングをやりがちですがこちらも注意が必要です。
長距離走行に気をつけるべき理由は、疲労からくる注意力の散漫と睡魔が危険なためです。
バイクは乗っているだけでもかなり疲れます。神経を集中させている為体も脳も目も疲れます。
初心者ライダーほど、どのタイミングで休憩を挟むべきか把握できていないのでつい無理しがちです。
また極端なキープレフトも危険のもとです。詳しくは以下参照
バイク初心者がヘルメット以外にも揃えたい安全装備3選
バイクに安全に乗る為にはフルフェイスヘルメットの用意だけでは正直甘いです。
理由はそれだけバイクが危険な乗り物だからです。
今回この記事にたどり着いた皆様には、何かのご縁と思いますので、ぜひ以下の3つは揃えてからツーリングに出かけて欲しいです。
①プロテクター
プロテクターの必要性は近年バイク業界では話題になっており装着率も次第に上がってきています。
代表的なものは「胸部プロテクター」。
しかし死亡事故に遭う方のほとんどがプロテクターを装着していないというデータも出ているのは確かです。
二輪教習でも取り付けが義務付けられていましたが、これを着けているだけでバイク事故での死亡率は格段に下げることが可能です。
②バイク用手袋
バイクに乗るなら手袋も必ず着けましょう。
夏場は暑いからという理由で素手で乗る方も多いですが、万が一の事故で指を失いたくない方は手袋をしっかり着けましょう。
以下記事でも紹介しているような通気性の高い手袋であれば、夏場でも比較的快適にバイクに乗れますよ。
③バイク用シューズ
バイク初心者の方ほど足元の保護を軽視しがちです。
普通のスニーカーや革靴では万が一の事故の際に足首を守ることができません。
詳しくは以下の記事でも触れていますが、足首は怪我すると後遺症も残りやすいデリケートな部分です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
バイク初心者の方がバイク事故を軽視するのは「バイク事故の怖さや危険性を知らない」からだと思います。
バイクの危険性を認識し、装備をしっかりすることで周囲の方たちも少しは安心するかもしれません。
今回紹介した内容を参考に、安全にバイクに乗るように心がけましょう。
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