【タンデムデートのメリット】コツや注意点は?バイク初心者必見 | モトコラム!

【タンデムデートのメリット】コツや注意点は?バイク初心者必見

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悩んでいる人
悩んでいる人

「タンデムデート」をしてみたいけどコツとか注意点は何かあるのかぁ…。経験者の意見を聞いてみたい。

こんな疑問を解決します。

極論バイクデートは、”どれだけ快適で安全なタンデムが出来るか”が成功の鍵となってきます。

今回はこれからタンデムデートに挑戦する方へ向け、「タンデムデート」をおすすめする理由と快適にタンデムするための乗り方・注意点について触れていきます。

タケオ
タケオ

近々デート予定のある方は是非とも読んでいってくださいね。

タンデムとは?

そもそもタンデムとは何なのか。ライダーでなければ聞きなれない方も多いでしょう。

元は馬車が由来で、二頭の馬を縦に並べて繋いだ状態のことをタンデムと呼んでいました。

そしてバイク界隈ではタンデム=「二人乗り」を意味します。縦一列に人が並んでいる状態が馬と似ていたため、そう呼ばれています。

バイクでタンデムをするのにも条件がある

案外知らない方も多いですが、

実はタンデムはだれにでもできるものでは無くある条件の揃っているライダーにしかできない行為なのです。

ルールとしては以下の3点になります。

  1. 排気量が51cc以上あるバイクであること。
  2. 「一般道」➡バイクの免許を取得して免許を交付されてから1年以上経過している(道路交通法71条の4第5項・第6項)。
  3. 「高速道路」➡免許を取得して免許を交付されてから3年以上経過している、かつ、運転者が20歳以上(道路交通法71条の4第3項・第4項)。

免許の取り立て直後は誰しもが浮かれてしまいがちですが、ルール上最低1年間は二人乗りが禁止です。

二人乗りができるようになるまでは一人で運転をしっかりこなし、いざ彼女を後ろに乗せる時に格好つけられるようにしておきましょう。

タケオ
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万が一違反になれば当然大変なことです。タンデムデートをする前に今一度、条件に不備がないか確認をしっかりしましょう。

※タンデムデートは、ある程度仲良くなってからが無難

まず大前提ですが、

初回デートやまだ仲良くなっていない異性とのタンデムデートはあまりお勧めできません。

私も経験があるのですが、まだ仲良くなってない異性とのデートにバイクデートを選ぶと、失敗する可能性が高くなりがちです。

確かに、

初めてお出かけしたり遊んだりするときの口実に、「バイクで出かける」というイベントは便利なのですがそこはぐっと我慢をしてください。

基本的にバイクは二人の距離も近くなりますし、会話もしづらかったりします。

なので走行中のちょっとした間が気まずいとか、体を掴むのを遠慮するくらいの間柄のうちはおすすめではありません。

タケオ
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基本的にはある程度仲良くなり、心身ともにリラックスできるようになった相手と行うようにしましょう。

【女性必見】運転手に胸が当たらないようにする為の対策

後ろに乗る女性の中には、胸が運転手の背中に当たることを気にしている方も多いのではないでしょうか。

事実、男性からすれば背中に胸が当たっていることをかなり気にしている方も多いのではないでしょうか。

ただそれによってお互い気まずい思いをするようであれば、当たらないように一工夫して乗ることをおすすめします。

対策は簡単なものですが、女性は肩から斜めに背負えるカバンを持っていき、運転手と自分の間にカバンを差し込んだ状態で乗るようにすることです

ほとんどの女性はショルダーバッグを一つは持っているかな?とも思うので、タンデムツーリングする際はこちらも心掛けておきましょう。

タンデムでのバイクデートは季節に注意

バイクデートのイメージとしては、

夏場の海岸線を二人で気持ちよく走るロマンチックなシーンを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、

実際の夏場のタンデムデートは暑さとの戦いになります。。

走っている時は涼しくても信号待ちになれば汗だく。暑いからと言って、軽装で女性を乗せるのも危険なので避けたいところです。

それに汗の影響から女性のヘアセットやメイクは崩れる可能性も高いので、結構デメリットが多いんですね。

そんな状況でバイクに乗れば、バイク自体が嫌いになる方も少なくないでしょう。

その為、もし夏場のタンデムデートを避けられそうなのであれば極力避ける方が無難です。

タンデムデートのメリット

大切な人とのタンデムデート、バイクの二人乗りにはいいところがたくさんあります。

一応実際にも経験のある私が、その時に感じた点を以下にまとめてみました。

①二人の距離が縮まる

二人乗り(タンデム)は物理的に二人の距離が近くなります

どうしても密着せざるを得ないので、心身ともに二人の距離が縮まります。

また、カーブ走行時などの局面では二人の息が合っていないとバランスに支障をきたすこともあります。二人乗りをすることで、二人の絆が深まるかもしれません

ただ夏場に関しては汗くさかったりすると非常にマイナスイメージを持たれやすいので気をつけましょう。

②車では味わえない爽快感を共有できる

バイクはやはり疾走感や爽快感がたまらないです。

実際のところ、車のがクーラーも効いていて涼しいですし、仮眠も取れたりと何かと便利ではありますが、車では絶対に味わえない楽しさがバイクには詰まっています。

ただ、タンデム走行時はいつも以上にスピード感覚に注意を払いましょう。

いいところを見せたくなる気持ちは分かりますが、そこは我慢です。タンデム時こそ安全運転をすることが、一人前のライダーの条件です。

③人気観光地でも渋滞と駐輪場所には強い

車は渋滞に関してはめっぽう弱いですよね。いくら快適な車内とはいえ長時間の渋滞は地獄であり、なるべく避けたいもの。

しかし、バイクであれば道交法と安全を遵守した範囲であればすり抜けによる回避が可能です。

基本的には、完全に停車している車たちの間を、白線・黄線を跨がないように気を付けながらのすり抜けであれば警察官も見逃してくれます。

(※ただ、停車中の車の死角から歩行者が飛び出てくることもあり得るため速度は最徐行厳守です。

また、バイクではちょっとした絶景撮影スポットなどがあった場合などにも気軽に路肩や安全な歩道に駐車することが可能です。

バイクは車体自体も小さいため一時的な駐車は結構融通が利きます。(車では交通の妨げになる関係で、駐車場所はかなり限定されますね)

またコインパーキングなど時間帯駐輪場に関しても、近くにショッピングモール等があると比較的安く駐輪が可能なことも多いです。

あとは駅などの近くにも完備されています。そのあたりの情報も旅行前に下調べをしっかりして、いいところをパートナーに見せましょう

快適にタンデムデートにするための注意点

ここからは極力快適にタンデムするために必要なポイントについて触れていきます。

①慎重な場面こそ”密着”を

タンデム時というのは、”普段の運転にはないバランス感覚”が必要になる為、後方の方のちょっとした挙動でドライバーがヒヤッとすることがあります。軽い気持ちの体重移動が思わぬふらつきを招きます。

なので例えばカーブ走行時渋滞のすり抜け時など、より慎重な運転が求まられる場面ではお互いの一体感が重要となってきます。

一体感を保つためには、「バックハグ乗車」と「運転者へのニーグリップ」ができていれば問題なしです。

後ろに乗る方は、ドライバーのお腹周りに両腕を回して、しっかりホールドしてください。遠慮をして肩や腰を軽くつかむ程度では振り落とされるリスクがあります

また、ドライバーの腰を両膝・内ももで挟み込むようにして固定することも大切です。一体感が増しバランシングがしやすくなるのと同時に、後ろの方自身も揺れに振られずらくなるので、疲れづらくなります

ただずっとくっついていろとは言わないので、要所要所でがっちりとドライバーにしがみつくことが、後ろに乗る方のコツです。

②頭を少しだけ左右にずらす

タンデムをしていると、ちょっとしたエンジンブレーキや加速時に揺さぶられ、お互いのヘルメット同士がコツコツとぶつかることがありますが、これがあまりにも多いと結構ストレスになります。

おすすめの対策としては、

ほんの少しだけお互いの頭を左右にずらすことです。後ろの方も前方が見えた方が急な車体の動きにも対応しやすいので、一石二鳥とも言えます。

③ギアをいつもより1段高めにして走る

これは法定速度を守った走行が前提にはなりますがギアを低めにして走っているとエンジンブレーキが効きやすかったり、加速した時のGが強かったりと結果的に後ろの方を揺さぶる運転に繋がりやすいです。

とはいえ安全の走行の為にエンジンブレーキは勿論必要です。あまりギアを高くしすぎても危険です。

要するに二人乗り時におけるギア選択はいつも以上に慎重にまた状況に応じた判断が求められます。

※補足:ヘルメットを相手に貸すときも要注意!

相手がヘルメットを持っていない場合に、自宅に余ってた所有ヘルメットを貸す機会もありますが、匂いや衛生面に注意しましょう。

自分の持っているヘルメットの匂いは、自分では中々気付きづらく、知らないうちに汗くさくなっていたり、衛生的に悪い状態かもしれません。

その為、ツーリングの日程が決まっているのであれば、最低でも消臭スプレーをここぞとばかりに吹きかけておきましょう。内装を外して洗うのも有効ですが、手間が大変な場合はスプレーでも十分な消臭効果を発揮します。

バイクデートでは二人の一体感が大切な理由

こんないいこと尽くしのバイクデートですが、バイクに乗っている以上、やはり”事故のリスクは常に付きまとっています。

二人乗りは単独走行時とは車重が違うため

普段以上に車間距離を空ける

アクセル・ブレーキ操作を慎重に行う

など、ケガをしない運転を意識することが最善です。

また運転者の方も、普段より挙動を付けて後ろのパートナーに次の動きを伝えるような運転をしましょう。これは後ろのパートナーの方が揺れで振り落とされたりしないようにするにも大切です。

例えばブレーキング時、なにも合図なくブレーキをしてしまっては後ろの方は慣性の法則に従い前のめりになってしまいます

このとき、運転手の方がブレーキ2秒前に体を前方に少し傾けるように挙動をするとよいです。

こうすることによりブレーキングの予測がしやすくなり、振り落とされそうになったりヘルメット同士がぶつかることが無くなります。

タンデムデートは安全装備が必須

万が一の際にけがをしないように安全装備をしっかりとしましょう。

夏場ほど軽装になりがちですが、女性を乗せる男性の皆様も、ここは心を鬼にして、最低限の装備の着用をさせるようにしてほしいです

バイクの危険性を伝えることも、ライダーとしての義務だと思っています。

ヘルメット⇒フルフェイスが無難

コルク帽や半帽と言われる類のメットは軽くて涼しいです。

そして何よりも安いので気軽に買ってしまうのも分かります。

ただあれは、何も被っていないのと同じくらいの認識で構わないと思っています。

そういったヘルメットのメーカーさんたちを敵に回すつもりはないのですが、教習所でも着用が認められていないような商品であることは事実です。

また男性がフルフェイスなのに、後ろの女性だけコルク帽なんて方もたまに見かけますが、その女性のことを大切に思ってない男として周りに見られても全く文句は言えないでしょう。

大切な女性の綺麗な顔と安全を守るためにも基本的にはフルフェイスの着用をお勧めします。

▼コスパの良いおすすめヘルメット▼

↓の商品はどうしても暑い時に一時的にジェットヘルメット状態に切り替えのできるモデルです!値段もお手頃。 ↓やや値段は張りますが、安全をお金で買いたい方はアライがおすすめ。事故時の衝撃をかわせるような設計に特化しており、万が一の事態に強いです。

また、同一ヘルメットの長期利用は安全上望ましくありません。詳しくはこちらもご参照ください。

手袋⇒プロテクターの付いているものがベスト

街中でも手袋を付けていないライダーは多く、そんなパートナーの女性も素手のケースが多いですが、

個人的には、後ろに乗る女性にだけでも手袋を付けさせてほしいです。

暑いし嫌かとは思いますが、大切な手指を守る為にも必ず使いましょう。安全上以外にも、日焼け対策にもなります。

また最近は通気性抜群のメッシュグローブも多く出ております。おすすめは断然プロテクター付きのタイプ。

万が一の転倒時のことを考えると、手はあまりにも無防備です。手のひらは勿論のこと、手の甲は薄い皮で守れらているのみのデリケートな部分です。

大切なあの人の綺麗な手を守るためにもプロテクター付きの手袋を付けることを普通と思いましょう

その他衣類⇒最低でも長袖長ズボン

肌を露出した女性のファッションは魅力的であり、かつ男性自身の目の保養にもなる大切な存在ですが、バイクに乗る時だけは禁止です

厚くていやかもしれませんが、必ず長袖長ズボン

そして更に重要なのがプロテクターの装着です。

中でも実は大切なのが胸部プロテクター。バイク事故での死傷原因として、頭部損傷の次に多いのが胸部損傷です

割合としては、

頭部⇒約50%

胸部⇒約25~30%

今後、よりプロテクターが普及してくれれば事故により命を落とす方が減るだろうと思います。

※ちなみに最近は女性用のプロテクターも出ています。

タケオ
タケオ

また、バイクは足元の保護も非常に重要です。靴に関しても別記事にまとめてみましたので、お時間ある方はこちらも見ていってくださいね。

タンデムデートはインカムがあればもっと楽しくなる

タンデムツーリングに慣れてきたら、インカムをペアで使うことでよりツーリングが快適かつ楽しいものになります。

値段はやや張りますが、頻繁にタンデムでお出かけする方なら十分な費用対効果が得られるのではないでしょうか。

インカムに関する詳細は以下記事にもまとめてあります。

まとめ

パートナーや彼女、気になる方とバイクでデートに行けることはとても恵まれている事です。

中にはパートナーがバイクに乗ること自体を嫌がり、「行きたくても行けない!」なんて方も沢山います。

バイクに興味を持ってくださるような、そんな素晴らしいパートナーさんがいることは素晴らしいことです。

そんなパートナーさんを大切にする為にも今回の内容が一人でも多くの方の胸に響いたらと思います。

皆さんのバイクデートが、無事成功することを祈ってます。お読みいただきありがとうございました。

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タケオ
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私も経験ありますが旅先でのパンクやバッテリートラブルは本当に厄介なものです。

心配な方はデート中の万が一に備えて加入しておいてもいいかもしれませんね。

コメント

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