バイクホイールの掃除ってパーツクリーナー使ってもいいの?
他におすすめの掃除グッズがあれば知りたい。
こんな悩みを解決します。
結論からお伝えしますと、パーツクリーナーの使用は「塗装されているホイール」の掃除には適さないのでNGです。
自身の経験をもとに「おすすめのホイール洗車グッズ」に関しても話していければと思います。
バイクホイール掃除にパーツクリーナーが適さない理由
結論からになりますがホイールの掃除にパーツクリーナーはなるべく使わないほうが無難です。
乗り物の構造上、バイクのホイールというのは頑固な油汚れに浸食されやすいもの。
さらににその油汚れは、放置期間が長ければ長いほどさらなる頑固な油汚れとなり、そう簡単には取り除けなくなってしまいます。
そんな時、頑固な油汚れを落とすのに便利な商品が安く売られてますよね。それがパーツクリーナーです。
パーツクリーナーの洗浄力と速乾性は部分的な頑固な汚れを落とすのには最強です。
そして何よりどこのホームセンターでも大容量かつ低価格でだいたい売られていますよね。
しかし先述したようにそんなパーツクリーナーはホイールの洗浄を行う上では液剤が強力すぎるのです。。
そのためホイールの塗装面に頻繁に使ってしまうと表面のコーティングを破壊していくのです。
私の場合はまだ気が付くのが早かったので何とか助かりましたが、ホイールに塗装やコーティングがされている場合には必ずパーツクリーナーの使用は避けて掃除を行いましょう。
バイクホイール掃除におすすめのアイテム3選
パーツクリーナー以外のおすすめホイール掃除グッズを紹介します。全て実践済みのおすすめ品です。
①食器用洗剤
ホイール洗車に使う洗剤は、洗車用洗剤かまたは食器用の中性洗剤でもOKです。
むしろ頑固な油汚れは後者の食器用の中性洗剤の方がよく落ちたりします。
基本的には初めに流水を流し大まかな砂埃を流します。
そのあとにしっかり泡立てたスポンジで優しく洗います。強くこすってしまうと残っていた砂等が線傷の原因になるので要注意です。
②マルチフォーミングクリーナー
先程も書いたように砂埃がひどい時はまず流水で流してからの洗車が理想です。
ただ忙しい時期だと中々難しいですよね。それに水気もしっかり飛ばさないと錆びやすくなってしまいます。。
そんな時に便利になるのが水なし洗車の味方、ワコーズの「マルチフォーミングクリーナー」です。
商品名にマルチとあるように、この商品はバイクパーツのあらゆる部分に使用が可能。また塗装面も傷めないというめちゃくちゃ万能なクリーナーです。
使用方法はスプレー噴射後、少しおいてしっかりと汚れを浮きあがらせてから拭き取ります。泡立ちも良い商品なのでうまく活用して優しく拭き取りましょう。
③プレクサス
おすすめはこの洗浄作業後に、コーティング・保護効果のある「プレクサス」にて拭き上げを行う工程です。
スプレー量もわずかな量を塗り広げるだけで広範囲までツルピカに仕上げられます。
簡単な作業な上に仕上がりが段違いに違いますので一本試しで備品に持っておくことをおすすめします。
ホイールの艶出しはクロスか古いTシャツ等がおすすめ
ちなみに艶出しの拭き取りに使う布類は、雑巾でも構いませんがおすすめはウェスやクロス、または着なくなったTシャツ等の活用です。
理由としては雑巾では拭き取り跡が残りやすいから。水滴後が残っては意味がないですからね。
私はいつも着古したTシャツをパジャマ様に回し、パジャマとしてもみすぼらしいレベルにまで堕ちたところで雑巾代わりとして洗車に活用しています。
リサイクルのレベルが江戸時代クラスですが結構有効的です。
Tシャツって安物だとすぐによれたりしますが、そのまま捨てるのはもったいないです。捨てる前に有効活用していきましょう。
バイクもファッションも「おしゃれは足元(ホイール)から」
バイクにおいても「足元=ホイール」の状態というのは車体の印象を左右するのに重大な役割を担っています。
極論を言えば、いくらかっこいいバイクに乗っていてもホイール回りや足元が汚れていれば印象は台無し。
世間のライダー達は、他人のバイクのホイールやチェーンのメンテナンス状態を結構見ているものです。
バイクの管理状態にはオーナーの愛情の強さやだらしなさが滲み出ます。
お時間に余裕がある時は是非バイクの足回りの洗浄・コーティングも忘れずに行いましょう。
まとめ
個人的にはツーリングン前後にホイールの洗浄・コーティングをしておくことをおすすめしています。
ツーリング前に磨いておくことで出先での愛車の輝きは格別になります。写真写りもだいぶ変わりますしね。またツーリング後も軽く磨いておくことで保管中も綺麗な状態が保たれやすいです。
ちなみにこまめに洗浄していれば汚れはそう頑固にこびりつかないので、一回の洗浄にかかる時間も短くなっていきます。
参考になった方は是非ともグッズを準備して、さっそく洗車してみましょう。
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