友達とのツーリングにLINE通話って使えるのかな?使った人の感想を聞きたい…。
こんな悩みを解決します。
インカムは近年急速に普及していますが、安物インカムだと複数人での同時通話は難しいのが大きな欠点です。
そんな時、代替えとしてよく候補に挙がるのが「LINEグループ通話」の活用術です。
今回は、実際にLINE通話をツーリングで利用してみて感じたメリットやデメリットについて、解説していきたいと思います。
まだ、インカムをお持ちでない方はインカムの用意から始めましょう。初心者入門用にもおすすめな安いインカムまとめは以下記事で紹介中です。
LINEグループ通話をツーリングで使うメリット
実際にLINEグループ通話にてツーリングを行った際に感じたメリットを以下にまとめてみました。
要点は以下の4点です。
- 通話可能人数がだいぶ多い
- インカムとスマホをBluetoothで繋げられれば誰でも通話可
- 接続までがスムーズ
- 通話距離はほぼ無制限
〇通話可能人数がだいぶ多い
メリットとしてまず挙げられる点は、同時通話可能な人数の多さです。
LINEの公表によるとなんと同時通話可能人数は現在500人(笑)
証拠ページ:LINEホームページ
要するに10人くらいのツーリングなら全く問題なく通話が出来てしまうということです。
〇インカムとスマホをBluetoothで繋げられれば誰でも通話可
LINEのグループ通話を使うと、インカムの機種もスマホの機種も関係なく、LINEを経由するだけで簡単に通話が出来ます。
それも、それぞれがBluetooth接続できていれば簡単に会話が可能。
通常のインカム同士の通話では事前のペアリングで苦戦することも多いですが、この方法であればその手間も大幅に削減されます。
〇接続までがスムーズ
通常のインカムの難点は、「接続が難しい」部分。
うまく繋がる時もあれば、スムーズに接続が出来ない場面も多々あります。
しかし、LINEグループ通話を使った方法であれば、そんな手間はなくなり非常にスムーズになります。
特に複数人ツーリングになれば、スムーズに出発できることは大きな利点になります。
〇通信距離はほぼ無限
通常のインカム通話では基本通信距離に限度があります。
距離はだいたいが1キロ前後。またカーブの道や建物が障壁になれば当然通信可能距離も短くなります。
しかしLINE通話に通信可能距離の制限はありません。
基本的には電波がしっかり入っていれば通話はどこまでもいくらでもできてしまいます。
LINEツーリングのデメリット
逆にデメリットととして感じたのは以下4点。
- バッテリーの問題
- 音量、音質問題
- 場所によってトンネル、山間部では電波が悪い
- タイムラグ問題
×バッテリーの問題
インカムのバッテリーは、安物のインカムでも案外持ちが良いもの。
問題なのはスマホ側のバッテリーです。
普通の通話をしているだけでもスマホのバッテリーはどんどん減りますが、ツーリング中はそこにBluetooth接続の負荷が上乗せされます。
さらにツーリング中に使いがちな地図アプリも併用することになれば、スマホのバッテリーはみるみる減ることになるでしょう。
その為、LINE通話ツーリングをするならスマホのバッテリーに対する対策は必須。
代表的な対策はモバイルバッテリーを購入する事とUSB電源をバイク自体に増設する方法。
まだお持ちでない方はモバイルバッテリーだけでも準備しておくのが無難でしょう。
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▼有名メーカーのUSB電源▼
×音質・音量問題
LINEグループ通話を使った会話は、バイク走行時に関して言うと、決して音質が良いものではないのが確か。
特に高速道路走行時など、風切り音が強い場面ではかなりの雑音を拾う為、インカム越しの声や音楽の聞き取りは困難なものになります。
対策としては、
- インカムを少しでも高性能なモデルに変更する
- インカムスピーカー位置の調整
- ヘルメットの風切り音を軽減させる
などが挙げられます。
▼低価格な上に4人通話可能▼
×場所によってトンネル・山間部で電波が弱い
LINE通話は電波の悪いエリアに侵入すると突如にして通話が終了されることがあります。
例としては山間部や電波の悪いトンネル内等。
みんなで楽しく話していたのに急に切断されると孤独感がすごいですしなんとなく不安感に襲われます。
そんなときは慌てずに走り続け、最寄りのサービスエリア等で再接続を試みましょう。
また、事前に切断されてしまった時の対応を仲間内で決めておくといいかもしれません。
ハンズフリーイヤホンはLINEツーリングに使える?
ハンズフリーのイヤホンがうまく使えればツーリング中でも会話はできそうなイメージですが、実際に試してみた結果はかなり微妙な物でした。
一番の難点は”風切り音”がひどいという点。
一般的なハンズフリーのマイクは強風が吹き荒れる中で通話する想定では作られていません。
そのため、風を受けたときにはかなりのノイズ音が入ります。
いかにうまく風が当たらないように工夫できるか次第では使い道はありそうですが、そこまでするならいっそ安価なインカムを購入する方が手っ取り早くおすすめです。
Bluetooth対応ヘッドセットはツーリングに使える?
私も以前、実際に友人とBluetooth付きヘッドセットを使って会話を試みてみたことがあります。
しかし結果としては、会話不可能という残念なものになりました。
まず、ヘルメットを被る時にイヤホンが外れて落ちやすいという問題があります。
そして何とかヘルメットを被れたとしてもマイクの位置が口から離れているため、口からの音声を拾いにくいのが現実。
結論として、少しでも経済的に余裕があればぜひ安価なインカムを試してみてください!
まとめ
いかがでしたでしょうか。総評としてはLINE通話を活用したツーリングの良し悪しは一長一短です。
そしてインカムを試しに買ってみるのが何よりもおすすめ。一度使えばその便利さに虜になることは間違いないはず。
ただ上手く繋がったにせよ繋がらなかったにせよ仲間内で盛り上がることは確かです。みんなでワイワイ走るのはやはり楽しいです。
ちょっとしたツーリングの機会がありましたら是非ともお試しくださいね。
お読みいただきありがとうございました。
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頻繁にツーリングに出掛けていると事故以外にも「パンクトラブル」「バッテリー上り」「ガス欠」「エンジントラブル」等、色々なトラブルに遭遇するリスクがあります。
またこういったトラブルはなんの前触れもなく突然来ることがほとんどなので、良くツーリングに出かける方ほど事前の対策をしっかりしておくことをおすすめします。
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