バイクカバーの必要性とメリットデメリットを知りたい
こんな悩みを解決します。
この記事を書いている私はバイク歴10年越えのバイクオタク。過去に乗ってきたバイクは幾多にも及びますが、原付にせよ大型バイクにせよバイクカバーを使ってきました。
今回は、そんな私が実際に体験したことも踏まえバイクカバーの必要性とメリットデメリットと、バイクカバーの選び方について触れていきます。
バイクカバーを使う必要性
バイクカバーの必要性の感じ方はライダーによって様々というのが率直なところ。
バイクに対してあまり思い入れが無いのであれば必要性はそこまで高くないと言えます。
反して、
- バイクを汚さずに綺麗き乗り続けたい
- 紫外線からの劣化や日焼けを防ぎたい
- 盗難やイタズラに遭うリスクを極力下げたい
上記のように感じているバイク乗りの方は絶対用意した方がおすすめです。理由は上記の悩みを全て解決するアイテムだから。
上記条件に一つでも当てはまった方はぜひ購入を検討してみてください。
バイクカバーのメリット
ちなみにバイクカバーをしっかり使うことにより得られるメリットは以下の通りです。
メリット①車体の劣化を防ぐ
第一に、バイクカバーは車体を雨風から凌ぐことによる劣化防止に効果を発揮します。
世の中の多くのライダーは屋根もない空き地や駐車場に駐車していることがほとんど。
そして、多くの方が乗っている時間よりも駐輪している時間の方が多いのではないでしょうか。
そのため、普段の駐輪時からバイクカバーで保護をしておくことはバイクを錆や日焼け、汚れから守るのに非常に効果的です。
またプラスティックパーツは、特に紫外線の影響で白焼けしたり劣化したりしやすいのも事実。
少しでも大切に乗りたいのであれば、バイクカバー使用はもはや必須でしょう。
メリット②防犯効果もあり
バイクカバーは防犯対策としても非常に大きな役割を果たします。
主な効果は以下の2つです。
- 車体を隠す
- パーツの盗難リスクも軽減
バイクの盗難事例として車体ごと盗まれるケースはごく稀ですが、実際に起こりうるものです。
基本的に、狙う側は唐突に盗みには来ず事前に車種や車体の下見に来ています。絶版車やレア車なんかは高く売れるため、狙われやすいとよく言われています。
そんな時、バイクカバーを極力普段からかけておけば盗難目的の悪い人たちから目を付けられるリスクをかなり下げることが出来ます。
また盗む側からしても、バイクカバーすらかけていないようなバイクはあまり大切に保管されていないようにも見えるの物。
防犯対策しているライダーでバイクカバーを掛けてない人はほぼ居ません。
またバイクカバーはバイクパーツの盗難被害を防止するのにも一役買います。
特にミラーやスマホホルダーなど、簡単に取り外しのできるようなパーツは狙われやすいもの。
とにかく、盗難狙いの悪人から物理的にバイクを隠すためにバイクカバーは最低限必要なアイテムです。
バイクカバーのデメリット
バイクカバーにも短所はあります。具体的には以下の2点。
デメリット①強風時は転倒を促すことも
バイクカバーの鉄則として、「強風時は外すべき」と言うものがあります。
理由は、強風により車体が倒れる原因になり得るから。バイクカバーは時にパラシュートの様に空気を溜め込んでしまうことがあります。
そのため、強風の際は、
- バイクカバーを潔く外してしまう
- バンド等で固定するのは前輪か後輪のみにする
など工夫をすることで、バイクカバー内に空気が溜まりづらくする必要があります。
デメリット②小傷の原因になることも
バイクカバーは時にタンクなどに線傷や小傷をつける原因になることもあります。
特に黒系統のタンクを装備しているバイクは傷が目立ちやすくなるもの。
対策としては裏起毛になっているタイプのバイクカバーを使用する方法や、バイクとカバーの間に毛布をかませる方法が推奨されています。
バイクカバーを選ぶ際の注意点
バイクカバーを選ぶ際の注意点について、個人の経験も交えながら紹介させていただきます。
選び方①安物には要注意
世の中には様々なメーカーさんから低価格なバイクカバーが売り出されておりますが、中には劣悪な商品も存在しています。
個人的な印象としては、2000円以下の商品は極力避けた方が良いと言うこと。
理由はあまりにも低価格な商品は薄手なものが多く破れやすいです。
バイクカバーはバイク用品の中でも”安物買いの銭失い”に陥りやすい商品です。
ケチらずに3~4千円以上は予算として考えた方が得策です。
また、基本的にバイクカバーは劣化して破れやすい品物。そのあたりも頭の片隅に入れておくといざダメになった時も心の整理が付きやすくなるかもしれませんね。
選び方②なるべくジャストサイズを
サイズの確認は商品ごと多少異なりますが、確実にメーカーページなどで確認をお勧めします。
小さいサイズのままの使用は破れやすさを促す上に、タイヤや足元パーツが丸出しになりガンガン雨に降られてしまう為、あまりお勧めできません。
逆に大きすぎるというのも風でバタつきやすくなり、強風時にはバイク自体を転倒させるリスクを増幅させますし、車体に小さな傷が付きやすくなります。(バイクカバーは結構擦れるのでタンクに線傷とかつきやすいです)
また、リアボックスなどの車体の高さや幅が大きくなるようなパーツを装着している方は
専用商品かワンサイズ大きめのカバーをご利用ください。
▼リアボックス装着者向けのおすすめ品▼
選び方③機能を選んで値段を抑える
バイクカバー購入において、お金に余裕がある方は耐熱、厚手、防水、透湿などなど、いろいろな機能の備え付けられているタイプの購入が望ましいですが全搭載モデルは当然値段が高くなります。
なのでおすすめは機能に優先順位を付けて値段を最小限に抑えることです。
私の乗っているMT09に関しては、マフラーが外にあまり飛び出していない構造の為、カバーがマフラーに当たって溶ける可能性は少ない車種です。
そのため現在私が使っているカバーは耐熱性はないのですが特に問題なく使用できております。
しかし長持ちしてほしかったのと、雨には極力濡らしたくない思いが強かったので厚手と防水性に定評のあるタイプを使ってます。
マフラーが外に張り出しているタイプでもエンジンが冷めるまで10分ほど待ち、そのあとに被せれば全く問題はないです。
待つのも面倒な方には、耐熱タイプ。
特段時間をおいてから被せることに何ら抵抗のない方においては耐熱性はそこまで必要ない機能になります。
バイクカバー購入時の注意点
バイクカバーは被せていれば最強かというと全くそうではないのが現実。
被せていたとしても、定期的な点検とメンテや洗車は当然しておく方が絶対良いです。
たとえばバイク足元のサイドスタンドやチェーンというのは雨風でカバーが捲れやすく、濡れることで錆が発生しやすいです。
特にチェーンの錆は見た目を損なう上に、安全性と走行性能に悪影響を及ぼすものです。
そして砂埃等もカバーの下から風で入り込みやすいので、油断して久しぶりにカバーを剥いだら砂埃まみれ…なんてことも良くあります。
そのためカバーをしているからと言い横着はせず、適度なタイミングで愛車をいたわってやるのが理想です。
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まとめ
バイクカバーは使うことで様々なメリットが得られます。
とはいえデメリットや注意点も勿論あるため、そのあたりも踏まえ使用するのがおすすめ。
まだ使っていない方は是非ご利用を検討しましょう。お読みいただきありがとうございました!
ちなみに、以下のバイクカバーは安価ながらも結構丈夫でおすすめです。
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