バイクのクイックシフターって便利なの?実際に使っている人の声を聞いてみたい。
こんな疑問を解決します。
この記事を書いている私はバイク歴10年越えのバイクオタク。現在所有のMT-09にてクイックシフター機能に出会うことが出来ました。
今回は実際にクイックシフター機能付きの大型バイクに約3年ほど乗ってみて感じたことについて、自身の見解をもとに触れていきます。
クイックシフター機能とは
「クイックシフター(別名オートシフター)」は、クラッチレバーの手元操作をせずとも、チェンジペダルのみの操作で簡単にシフトチェンジが出来る機構の名称です。
もとはバイクレースなどで、ギアチェンジ時のタイムロスを少しでも減らすことを目的として開発されました。
聞き慣れない単語ではありますが、最近の大排気量バイクでは純正装備が一般化されつつある機能でもあります。
クイックシフターのメリット
実際にクイックシフター装備車にある程度乗って感じたメリットは大きく分けて以下の4つです。
- シフトチェンジ時の疲労軽減
- シフトチェンジ時の体の揺さぶりを軽減してくれる
- 機動力や加速力を発揮したい場面では効果大
- 走りの楽しさがさらに上がる
手元のクラッチ操作が多ければ乗り手は単純に疲れますし、クラッチレバー操作時のパワーロスによってはどうしても体が揺れやすくなります。
体の小さな揺れは、気づかないうちに疲労となって蓄積されていくことも多いです。
また、例えば走り出しなどで頻繁なギアチェンジが必要な場面や、加速力や機動力を発揮したい場面で効果を発揮するのも魅力です。
最後に、クイックシフター使用時のギアチェンジ音は独特で非常に癖になります。
そして何より、個人的にはギアチェンジをする楽しみがより感じられるようになりました。
ちなみに、マフラーを社外品に交換する上でのメリットは以下の記事でも触れています。
またマフラーを交換した後も個人的にはバイクの楽しみが増したように感じました😌
>>バイクのマフラー交換におけるメリットとは?実際に交換して感じたこと
クイックシフターのデメリット
個人的に感じたデメリットとしては、クイックシフターに慣れすぎることによる弊害が挙げられます。
例えば試乗やレンタルバイクでクイックシフター機能の付いていないバイクに乗った場合を想定します。
そんな時、クイックシフターに慣れすぎてしまうとクラッチレバー操作を誤る可能性もあるかもしれません。
そしてどんなバイクであれ発進時や低速走行時には結局クラッチレバーの操作が必要になります。
その為、クイックシフターに慣れすぎる事には注意も必要です。
また、故障した場合の修理費が高くつくのもクイックシフターのデメリット。
故障するリスクは基本的に低いものの、万が一を想定すると無視はできないところ…
ちなみに、ツーリング中のトラブルがどうしても不安な方には「バイクトラブルにも対応可能なロードサービス」への加入がおすすめです😌
万が一、バイクトラブルや故障に遭った場合には、途方に暮れる可能性も大いにあります。
その為、心配性な方ほど事前にロードサービス加入をしておくことで、万が一の時でも慌てずに、無駄なレッカー費用なども掛けずにトラブル回避が出来るかもしれません。
中でもおすすめは「ZuttoRide Club」のロードサービス。
コスパに一番優れているのは「プレミアムロードゴールド(無制限)」。
このプランは月々1,658円のみの出費で、
- パンク修理補償
- 無料搬送距離→無制限に移送可能
- ピックアップサービスが利用可能
- 傷害保険(死亡保険金1,000万円、入院日額5,000円)が付帯
- 傷害後遺障害等級第1~7級限定補償特約が付帯
が補償されます。
クイックシフターの故障に限らず、旅先でのトラブルはほとんど心配不要になります。
お見積もりは一分で確認が可能です。少しでも引っかかった方は是非チェックしてみてください!
クイックシフターにはバイク専用シューズがおすすめ
クイックシフターを使うならバイク専用シューズがあると便利です。
理由は、クイックシフターを使う際は通常時よりもやや強めにペダル操作をする必要があるから。
私の乗っているヤマハ MT-09では、低速時はギアチェンジがしづらく、すこし強めにペダルを蹴り上げるコツが求められます。
基本的には、ある程度スピードに乗っている時でないとギアチェンジが行いづらいのが特徴でもありますが、どのみちライディングシューズやライディングブーツでの運転が操作性も良くおすすめでしょう。
普通の靴やブーツでは、靴自体や足の甲を痛めることにもなりますし、変速しづらくなると思います。
その為、左足甲の部分にパッドが入っているようなバイク専用靴での運転が個人的にはおすすめかな?と思っています。
【総評】クイックシフターはこんな方におすすめ
個人的に感じたクイックシフターがおすすめなライダーの特徴は以下の通りです。
- 長距離ツーリングをよくする方
- シフトチェンジが面倒に感じる方
- シフトチェンジ時のグラつきが苦手な方
シフトチェンジの疲れは長距離になるほど顕著に現れます。そんな時クイックシフターがあれば疲労を軽減できるでしょう。
また街乗りでの度重なるシフトチェンジが嫌いな方や、シフトチェンジ時の加減速によるグラつきが苦手な方にはおすすめです。
クイックシフターは使いこなせばシフトチェンジ時のストレスを軽減できるでしょう。
【補足】バイクで遠出をするならETCは絶対おすすめ
ちなみに、頻繁にロングツーリングに出かける方ならETCの取り付けは絶対おすすめです。
理由は、値段以上に利便性が高いからです。
詳しくは以下の記事でも記載していますが、高速道路に頻繁に乗るなら是非装備しておきましょう。
【バイクにETCは必要?不要?】実際に取り付けて感じたメリットとは!
まとめ
クイックシフター機能は便利な上に走りの楽しさを格段にあげてくれます。
レースに出ない街乗りのライダーさんでも、高速道路や信号の少ない道路であれば十分必要性を感じることができるかと思います。
どれほどの機能なのか気になる方は、試乗車やレンタル車両を活用することで実際に運転してみることがやはりおすすめです。
お読みいただきありがとうございました!
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