モタードバイクってどんなジャンル?具体的な特徴とか人気車種が知りたい。
こんな疑問を解決します。
「モタード」というワードを耳にしたことがある方は多いと思いますが、イマイチ漠然としたイメージしかお持ちでない方も多いのではないでしょうか。
今回の内容では、
- モタードバイクのメリット・デメリット
- モタードバイクの人気車種6選
について触れていきます。
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モタードバイクの特徴
「モタードバイク」の最大の特徴はその見た目にあります
一見すると「オフロードバイク」とかなり類似していますが、大きな違いは「タイヤ」にあります。
モタードバイクはタイヤの径が小さく作られています。そしてタイヤ表面も凹凸の少ない「オンロードタイヤ」が採用されているのが特徴です。
モタードバイクのメリット
メリット①取り回しがしやすい
モタードバイクの特徴の一つとして第一に車重の軽さが挙げられます。
車重の軽さは日常のちょっとした場面での取り回しのしやすさに直結します。
メリット②軽いオフロードも走行可能
モタードバイクはオフロードバイクの血筋も濃く受け継いでいることからオフロード(悪路)走行に関しても強みを発揮します。
メリット③疲れにくく視野の広い乗車姿勢
モタードバイクのメリットの一つに楽な乗車姿勢が挙げられます。
オフロードバイクとほとんど同じハンドル位置をしているモタードバイクは直立姿勢で乗車することが基本形になります。
直立姿勢での乗車は疲れづらさはもちろん”視野を広く見渡しやすくなる”と言ったメリットにも繋がります。
対極的な「スーパースポーツバイク」は基本前傾姿勢の為、疲れやすかったり手首が痛くなりやすいと言われています。※個人差あり
>>【街乗り苦手?】スーパースポーツ(SS)バイクの特徴とメリット・デメリットをすべて紹介!
モタードバイクのデメリット
デメリット①高速道路は苦手な傾向あり
モタードバイクの弱点の一つは「高速道路が苦手」な点です。
基本的に直立姿勢&風防の無い状態で乗ることの多いモタードバイクは、走行時の風を全身でもろに受ける形になります。
また車体自体の重さも軽い為、風に煽られやすかったりと直線安定性はあまり期待できません。
さらに基本的には単気筒エンジンが採用されているモタードバイクは、高速走行時の振動がかなり強いです。
その為、高速道路走行にはそこまで優れたバイクではないと言えます。
デメリット②一般ウケはやや微妙なジャンル
私個人の経験則ではありますが、モタードバイクのデメリットは「一般ウケの悪さ」が挙げられます。
まず前提として「オフロードバイク」自体も一般ウケはあまり良くなく、一般ウケが良いのはおそらく「アメリカンバイク」とか「ネイキッドバイク」など無難なデザインなバイクでしょう。
そんな中「モタードバイク」はバイク乗りでもしょっぱなから乗ることはかなり珍しいくらいの「玄人に好まれやすいバイク」だと思っています。
デメリット③シートは固め
先述したようにモタードバイクは「オフロードバイクの特徴」を強く受け継いでいます。その為基本的にはシートが硬い車種がほとんどです。
シートの硬さは慣れることがほとんどですが、長時間のライディング時には血行不良を招きかねません。現に医学界の論文でも硬いシートの自転車に乗ることは「男性不妊症」のリスクを高める可能性があると発表もされているほどです。
モタードバイクの人気車種6選(※2023年3月現在)
では、そんなモタードバイクの人気車種を詳しくみていきましょう。
ちなみに国産で現行発売されているモタードバイクは「カワサキ KLX230SM」のみです。
>>【モタードブーム再来?】新型KLX230SMのスペックや評判・口コミなど気になる情報をまとめてみた
【ドゥカティ】ハイパーモタード
ドゥカティのハイパーモタードシリーズは、個人的にも「モタードバイク界隈の頂点」的存在でもある大好きなバイクです。
ちなみにハイパーモタードシリーズの中には排気量別に幾つかの種類があります。
- ハイパーモタード796
- ハイパーモタード821
- ハイパーモタード939
- ハイパーモタード950
- ハイパーモタード1100s
またこの中にもさらに「SP」バージョン(要は上位モデル)が存在したりと市場に出回っている種類はかなり多いです。
攻撃的かつイタリアらしいおしゃれな外観は、男心をくすぐるロマンがあります。
また大型バイクとは思えないその車重の軽さは軽快な走
りを実現してくれます。
【ハスクバーナ】NUDA(ヌーダ)900R
NUDA900Rは世界的にも人気なモトブロガー「RoyalJordanian」が所有していることでも有名な大型クラスのモタードバイクです。
ハイパーモタードよりもさらに攻撃的な見た目とサウンドを備えているバイクです。
ただ世間的な乗り手自体が少ないバイクでもあるそうで、日本でも見かけるのはかなりレアな車種になっています。
【ヤマハ】WR250X(廃盤)
国産モタードバイクの伝説と言えるレジェンド的バイクがこちらです。
国産250ccクラスのモタードの中ではトップクラスのパワーを持ち合わせていたWRシリーズは若者からベテランライダーまで幅広く愛されました。
現在も中古市場にはまだまだ出回っているバイクですが、その人気の高さと希少価値の高さから中古上の高騰が続いている車種でもあります。
【ヤマハ】D-トラッカーX(廃盤)
上記、ヤマハWRシリーズに次いで国産で人気のあったバイクがこちらです。
もとは「KLX250」をベースに作られたDトラッカーでしたが、2008年にフルモデルチェンジを果たし「DトラッカーX」と命名されました。
オフロードベースならではの軽さとエンデューロレーサーから色濃く受け継いだそのエンジン性能は、市街地を機動的に走ること得意なバイクとして人気を博しまし。。
近年のホンダ製モタードで人気車ともいえるのがこちらの「CRF250M」。
もとはCRF250Lをベースに17インチ化されたモデルですが、実質的には歴代人気車「XR250モタード」の後継機種も言われています。
モタードバイクをライダー初心者など幅広い層にも普及させたバイクとも言えるでしょう。
【アプリリア】SX125
小型免許で乗れる125ccクラスのモタードバイクとして突如登場したのがアプリリア製のSX125です。
しかし125ccクラスとはいえ、車体サイズは決してコンパクトとは言えず、十分な所有欲を満たせることでしょう。
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