バイクのチェーンってどれくらいの頻度で清掃すればいいのかな。おすすめの道具とかやり方を知りたいな
こんな悩みを解決します。
本記事を書いている私はバイク歴10年。中型から大型バイクまで数種類のバイクを乗り継ぎ、チェーン清掃してきました。
車種・排気量が違えど概要はほぼ同じです。チェーン清掃初心者の皆様の参考になれば幸いです。
道具が揃えばチェーンメンテは簡単
結論から述べますと、正しい道具さえ揃えればバイクチェーンのメンテナンスは誰でも簡単に行えます。
ただ実際やってみないと難しそうな作業に感じるのも確かです。
なので維持費を少しでも安く済ませたい方は、勇気を出してセルフチェーンメンテナンスに挑戦してみることを、当ブログでは推奨しております。
バイクチェーン掃除のおすすめの頻度
当然のことですがバイクチェーンの掃除は、頻繁に行えるならそれに越したことは無いです。
とはいえ、忙しい方ほどそんなに頻繁にやれとか言われても現実的では無いはず。。
そこで、個人的に守っているマイルールとしておすすめなのが雨に降られた後や海沿いを走って潮水を浴びた後は必ず清掃を怠らないようにすると言うものです。
濡れた状態や塩分が付着した状態はバイクチェーンにとって非常にコンディションが悪く、錆や劣化の促進に繋がりやすくなります。
とはいえ、本当に忙しい時は簡単なメンテナンスすらも出来ない時もあるでしょう。そんな時でもなるべく早めにメンテできるように意識することがチェーンの寿命を伸ばすことに繋がります。
バイクチェーン清掃に必要な道具
チェーンの掃除で必要な道具は主に以下4点です。
- 手袋
- チェーン専用クリーナー
- チェーン清掃用ブラシ
- 雑巾
手袋は当ブログ写真の通りオンボロでも構いません。基本手元は汚れるので素手での作業はなるべく避けましょう。
ちなみに4つ目の雑巾に関して、自分は着なくなった半袖Tシャツを雑巾がわりにしたりもします。
Tシャツって結構すぐよれてパジャマ行きになると思いますが、うちでは雑巾として最後の責務を果たしてもらうようにしています。
おすすめのチェーン専用クリーナー
おすすめのチェーン清掃用ブラシ
バイクチェーン清掃のやり方
バイクチェーン清掃の手順は以下の通りです。
①専用クリーナーで汚れの8割を落とす
まずバイクチェーン専用のクリーナーをふんだんに使い、汚れを浮かし落としていきます。
この時、チェーン専用以外のパーツクリーナーは使わないようにしてください。理由は通常のクリーナーでは、チェーン内部に組み込まれているゴムパーツを傷める可能性がありから。
痛めてしまうとチェーン自体の劣化や伸びを早めます。
バイク用チェーンってバイク用品の中でも結構高いからなるべく長く使いたいんですよね…。
ライダーさんの中には上記のように考える方も少なくないはず。
チェーンの寿命を延ばすためにも、しっかり専用品を使っていきましょう。
②ブラシで隙間の汚れも落とす
クリーナーの次はブラシでチェーン表面やチェーンの隙間に挟まっている汚れや異物を落としていきます。
ブラシは洗車用のブラシでもいいですが、効率的に作業したいならバイクチェーン用のブラシがおすすめです。
またチェーンに錆がある場合は早期発見であれば真鍮ワイヤーブラシで優しくこするだけで落とす事が可能です。
メンテナンススタンドがあれば作業効率アップ
チェーンメンテナンスを行う際にはタイヤを回転させていく事でチェーン各部の清掃・注油を行う必要がありますが、少しづつバイクを手押しで移動させて作業を行うのは疲れますし非常に面倒です。
そんな時にメンテナンススタンドがあれば簡単にタイヤを回転させることが出来非常に作業効率が上がります。
ちなみに私が普段使っているスタンドはAmazonで購入しました。
値段は安価ですが、使用上大きな支障はなくなれてしまえば持ち上げる作業も楽々行えます。おすすめのメンテナンススタンドまとめは以下にて解説中。
ちなみにメンテナンススタンド使用時は、必ず以下の三点を守って作業しています。
- ハンドルを左に切っておく
- サイドスタンドは出しておく
- フロントブレーキを掛けた状態で持ち上げる
上記三点を守りつつ 、ゆっくり慎重にリアタイヤを持ち上げていく事でスタンドに掛けることが出来ます。気になる方は是非トライしてみてください。
より詳しいスタンドの使い方と注意点は以下にて解説しています。
③注油
次に注油です。
注油にはもちろんバイクチェーン用の専用品を使います。
わたしはヤマルーブのウェットタイプを普段使用しています。
上記のチェーンオイルは粘度が高く、注油直後は納豆みたいに糸を引くこともあります。
ただある程度走行し、馴染ませてしまえば糸引きは落ち着いてきます。メリットとしては、高い粘度のおかげで注油後の油の持ちは良い点です。
チェーンオイルはウェットタイプとドライタイプがあります。
オイルの飛び散りを極力抑えたい方はドライタイプがおすすめでしょう。
ちなみに注油時は極力多方面から油をさせると理想的です。
特にチェーンとチェーンの接続部の隙間は見落としがちですのでしっかりとさせるようにしましょう。
④余分な油の拭き取り
注油後は余分な油が垂れるときもあるのでそんな時は雑巾か布類でしっかり拭き取りを行いましょう。
拭き取り後も油が飛ぶ可能性はあるので注意
注油後はある程度拭き取っていたとしても油が飛んでホイールが汚れることもあります。
そのため試走後にホイール、タイヤ、フレーム周りを綺麗にしておくと、油汚れがしつこくなる前に落とせます。
まとめ
今回の内容を振り返ります。
- 手袋
- チェーン専用クリーナー
- チェーン清掃用ブラシ
- 雑巾
- メンテナンススタンド(あれば便利)
- 専用クリーナーで汚れを浮かす
- ブラシで汚れを落とす
- 注油
- 余分な油は拭き取る
私の場合は2〜30分ほどで全工程が完了しました。器用な人ならもっと短時間で終わらせられるかもしれません。
まだ未経験の方や挑戦してみたくなった方は、是非やってみてください!
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