- バイクの運転で眠くなる理由
- ツーリング中睡魔に襲われた時の対処法4選
- 【ツーリングの準備編】事前の予防策におすすめな対策3選
本記事を書いては私はバイク歴10年のバイクオタクです。ツーリング中に眠くなることが多く、独学で試行錯誤した経験をもとにこの記事を書きました。
バイクの運転で眠くなる原因
バイクに乗っているときの疲れは、気づかないうちに蓄積されていきます。具体的な原因は以下の主に3つです。
①風圧や気温による影響
バイクに乗っていると常に体に風や外気が当たります。実は、この風圧による僅かな疲労というのは気づかないうちにじわじわと蓄積されやすいとも言われています。
また外気に直接全身が当たるため、暑さ・寒さにより体力・カロリーも奪われやすくなります。
②全神経を集中させている為
バイクの運転は気づかないうちに神経をかなり使っています。両手両足を使った繊細な操作と、周囲の交通状況への細心の注意により次第に疲れは蓄積されます。
③ライディング中に体幹や筋肉を使っている為
街中を普通に乗るだけでも、バイクに乗るにはそれなりの体幹バランスや筋力を要します。自分が思っている以上に、筋肉は緊張して疲れるものです。
食後は血糖値上昇にも要注意
ツーリングの楽しみの一つは旅先での美味しいご飯ですが、食後が1番眠くなる時間帯でもありますよね。食後で極端に糖質を摂りすぎると血糖値が急激に上がります。
ツーリングでラーメンを食べに行く方も多いですが、血糖値を上昇させやすい食べ物でもあります。
ツーリングでの食事では糖質を極力摂らないように避けるか、ゆっくり食べることで血糖値の急上昇を起こさせないことが事故防止にも繋がるかもしれませんね。
ツーリング中に眠くなった時の対処法4選
実際に睡魔に襲われた時に取るべき対処法について自身の経験からおすすめのものを挙げていきます。
①素直に休憩を挟むのが一番
眠くなっているときには、既にかなりの疲労が体に蓄積されている状況です。こんな時は、格好つけたりせずに周囲の仲間に何を言われようとも一度休憩を挟みましょう。
ライディングの経験値が上がってくると、自分が眠くなりだすときの予兆が分かってきたりもします。理想は、その時点でなるべく早めの休憩を取ることです。
また道の駅やコンビニなどでは、休日多くのライダーさん達が休憩をしているため、頻繁に立ち寄ることで思わぬ出会いやふれあいがあるかもしれません。
②座りながらできるストレッチをする
眠くなった脳内に血を巡らせるためにもバイクにまたがったままできるストレッチは眠気対策に効果的です。
ストレッチは背伸びや肩・首を回すなどシンプルなものでも案外結構効きます。参考までに、日経ビジネスさんが座りながらでもできる眠気解消ストレッチを紹介しています。
これならバイクの信号待ちなんかでも使えるものが多そうです。
③休憩ついでに体を動かす
休憩ついでに体を動かしたり、プチ運動をすると手っ取り早く目が覚めます。公園で軽く懸垂をしたり、駐車場からコンビニ入り口まで軽いランニングをしてみたりと方法はいろいろあります。
(”ただ駐車場内のランニングは周囲の安全確認に気を配りましょう。”)
④痛みで目を覚ます
友人などに手のひらのツボを思いっきり押してもらうのも、目覚ましには効果があります。
おすすめのツボは手のひらの合谷と前腕部の手三里などのツボです。
【ツーリング準備編】眠気予防におすすめの対策3選
どうしても眠くなりやすい方はツーリングに行く前から事前準備をしておくのもおすすめです。
①前夜は無理にでも早く寝る
ツーリングの前日はどうしてもわくわくしてしまい、夜更かし気味になることが多いですが、普段より確実に早く寝るようにしましょう。
口うるさく言うようですが、ツーリング時の疲れは思っているよりも溜まりやすいため、前日の疲労を少しでも繰り越さないことです。
②ツーリング前&ツーリング中にカフェインを摂取
コーヒーに含まれるカフェインには、眠気解消効果のある成分が多く含まれています。
またリラックス効果もある為、ツーリング中に緊張状態にある自律神経を休める働きもあります。
ツーリング中、素敵な景色を見ながら飲むコーヒーは格別です。ただ、過剰摂取だけは気をつけましょう。
③眼精疲労を蓄積させない
バイクに乗ると目が疲れます。
現代人はバイクに乗る前からスマホ・パソコンの多用からすでに目が疲れていることも多いでしょう。
おすすめは、前日の夜か当日朝に蒸しタオルを作って温めるor眼精疲労解消グッズを使うことです。
個人的おすすめ品は「あずきのチカラ」。何回も再利用できるのでめぐりズムよりもコスパがよく、温かさもさじ加減で微調整が効くのでかなり便利です。
まとめ
せっかくのツーリング。眠くなってしまっては危険なのは勿論、景色やライディングを十分に楽しむこともできません。
しっかりと事前の対策を準備し、楽しめてこそ立派なライダーと言えるでしょう。
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