男性スーパースポーツバイクってやっぱ街乗りには向いてないの?
メリットデメリットを知りたい
こんな疑問に答えます。
- CBR1000RR(ホンダ)
- YZF-R25(ヤマハ)



愛車として乗りのなせる自信がなくて未だ所有をしたことはありません。(すいません)
とはいえ、ある程度乗ってみてメリットデメリットは把握出来たと思っています。
今回は自身の経験をもとにスーパースポーツバイク(通称SS)のメリットデメリットをまとめてみました。
SSバイクに興味のある方は是非一つの意見として参考にしてみてくださいね。
スーパースポーツバイクのメリット
SSバイクに乗ってみて感じた率直なメリット・長所は以下の3つです。
走りの楽しさを感じやすい
SSバイクの特徴の一つとしては、乗車中に感じる「バイクの楽しさ」はピカイチだということです。
特に直線道路に関してはSSバイク自体に乗り慣れていなくてもかなり楽しめます。
また、慣れは必要ですが峠道で強みを発揮しやすいのもスーパースポーツと言われます。
峠道で走り屋やってる人って大抵スーパースポーツですよね、、
前傾姿勢により風はあまり受けず、かつ人馬一体感も得られやすいのはSSバイクの魅力と言っても過言ではないでしょう。
風防効果が高い
SSバイクの特徴として「かなり前傾になる乗車姿勢」と「カウルの付いたスポーティな車体」が挙げられますがこれら2つから得られる恩恵は「風防効果の高さ」でしょう。
風防効果の高さは長距離走行時や高速道路での走行時に大きく影響してきます。一番良く言われるのは疲労軽減効果でしょうか。
バイクに乗っている時に受ける風の抵抗は気づかないうちに疲れを伴ったりするものです。



風なんか物ともせずに颯爽と走り抜けたいなら非常におすすめ。
単純にかっこいい
SSバイクのメリットとして「単純にかっこいい」と言うのは、色々あるメリットの中でも重要な要素なのではないでしょうか。
SSバイクはバイク自体のかっこよさに限らず、乗っているライダーの姿も何割増しかでカッコよくしてくれます。



街で見かけたライダーがヘルメットを外した時にガッカリすることが多いのもこのせいかなと。
前傾姿勢でバイクを操姿は彼女や奥様に魅力的に映るかもしれませんね。バイク自体も乗っている姿もかっこいいバイクの為、買ってからも飽きづらい可能性も高いです。



女性ウケ狙いでバイクを探すならSSはかなり良いと思います!
スーパーバイクバイクのデメリット
対してデメリットとしてはどんなものがあったのか、見ていきましょう。



私はどうしてもデメリットの悪影響が大きそうな気がしてならず、現状購入までは至っていません。
手首への負担が大きい
SSバイクの最大の弱点とも言われることが多いのが「手首問題」です。
SSバイクは先述したように前傾姿勢で乗るバイクなので、必然的に「お尻<手首」と言うように荷重が前のめりにかかります。
そのため慣れてない方ほど手首を痛めやすいのは事実。



ちなみに、乗り慣れている知人の方も「どれだけ乗っても痛いもんは痛い」と言っていたので、もはや慣れとかではないのかも。
当然長距離を走れば痛みは倍増するので、長距離には向かないバイクと諦めた方がいいかもしれません。
視野が狭くなりやすい
SSバイクは前のめりの姿勢ゆえに視野が結構狭くなりがちです。
特に走りに集中してしまうとそれは更に悪化するでしょうw
反対に、直立姿勢で乗れるようなオフロードバイクとかストファイ系のバイクは視野は結構広く取りやすく、安全性が確保しやすいです。



僕は姿勢の楽さもあり、オフ車とかストファイを好んできました。
どうしてもSSに乗りたいなら、意識的に周囲を見渡すように運転することが事故防止に効果的です。
慣れないと小回りが難しい
SSバイクは基本、ハンドルの切角も狭く、姿勢も前傾になる為Uターンがめちゃくちゃ難しいです。
まずハンドルだけで曲がるのはほぼ無理なのであきらめましょう。



これは僕のバイクスキルの問題も大いにあるかもしれませんが、大型バイクの愛車MT-09よりも中型バイクのR25の方がUターンが激ムズでした。
また降りてバイクを押すにもハンドルがセパハンなので結構押しづらいんですよね…。
そのため、基本SSバイクは小回りとかが苦手なバイクと認識していただいて間違えはなさそうです。
メンテナンスがしにくい(または面倒)
基本的にカウルで車体のほとんどが覆われているSSは、見た目のカッコ良さの反面「メンテナンス性」にやや劣ります。
理由は、どんな作業をするにもまずはカウルを外す作業が必要になるから。
しかも車種によっては何箇所もビスどめされているなど、取り外すのも簡単ではありません。



メンテナンス性の良さは長く乗るつもりなら重視した方が良かったりしますよ。
メンテナンス性の良さを重視したいならネイキッドやオフロードバイクなど、カウルを外さずとも工具が使用できる車種を選びましょう!!
立ちゴケしたら修理費で泣くかも
また、カウルで全面を覆っているスーパースポーツは、万が一立ちゴケや転倒をしてしまうと修理費が高く付く可能性も大きいのが特徴。
理由は、単純にバイク屋も手間がかかるので工賃が割高になるから。
そしてパーツ自体も細かく分割されていないことが多く、カウル単体の代金は結構高いです。



いかにコケずに乗れるかはSS乗りに課せられた超重要なミッションになります。
スーパースポーツの特徴
あくまで個人的な意見ですが、スーパースポーツの特徴をざっくりまとめるとこんな印象です!!
得意不得意がハッキリしている
総評としてはかなり得意分野と不得意分野がハッキリしているバイクと感じました。
ちなみに得意不得意は以下の通りです。
得意:峠道(慣れれば尚可)、高速道路(極端に長距離でない場合)
不得意:ストップ&ゴーの多い街乗り(手首への負担大)、長距離ツーリング(腰や手首への負担大)、
街乗り向けではないかも
スーパースポーツは結論、街乗りに強いバイクとは言えません。
理由は、ストップアンドゴーの多い環境ではスクリーンの風よけ効果もさほど感じられず、ただただ手首に負担がかかるだけたから。
街乗りに特化したバイクに乗りたい方は、スクーターやモタードバイク、又はオフロードバイクが機動力抜群で向いています。
まとめ:SSはこんな方におすすめ
内容をまとめるとこんな感じです!
- 峠を攻めてみたい
- 長距離より短距離を走り込みたい
- 手首の強さに自信あり
- とにかくモテたい



上記はすべて独断と偏見にまみれてますので軽く聞き流してね。
SSバイクは賛否両論あるバイクですが、見た目がかっこよく、バイク自体の走りを本質から楽しみたいような方にはぴったりなバイクです!
特に、短い距離でも走りの楽しみを実感しやすいスーパースポーツは、「太く、短く」楽しめるバイクと言えるかもしれません。
ただ、先述したように視野の悪さが安全面で考えると大きなデメリットにはなりますので、視認確認などより意識しつつ、事故に遭わないように楽しめれば最高な乗り物と言えるでしょう。
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