シートバッグに興味あるけど本当に便利かな?
こんな疑問を解決します。
今回は、実際にシートバッグを使用してみて感じたメリット・デメリットについて触れていきます。
この記事を書いているわたしはバイク歴10年です。実際にシートバッグを取り付けて一年近くバイクに乗りましたが、最終的にはシードバッグを外す決断をしました。
ちなみに私が外した理由は見た目のスポーティさを重視したくなったから、ただそれだけです。現在購入を検討中の方は参考程度にお読みください。
バイクシートバッグのメリット
まずはメリットから。やはり便利ではあったのは間違えではないです。
抜群の利便性の高さ
シンプルに収納力が爆上がりする点に関しては評価は高いです。
中でも個人的には以下のようなシーンでメリットを感じました。
- 近場のツーリングならリュックやショルダーバッグなど何も持たずに出掛けられる
- 飲み物を買った時も飲みかけたまま持ち歩ける
- スマホ充電用のケーブルや荷物縛り用のゴムバンドなどが収納しておける
- スパナや六角など、最低限の工具を積んでおくことで万が一のトラブルにも対応可能
特に夏場は出来るだけカバンを身に付けずに走りたくもなるもの。
そんな時にシートバッグがあればかなり重宝されることは間違いないでしょう。
バイクシートバッグのデメリット
シートバッグを実際に使ってみて感じたデメリットは大きく分けて以下の3つかなと思います。
- 跨る時・降りるときに少々邪魔
- 見た目のスポーティさが損なわれがち
- シートを外すのがやや手間になる
1.跨る時・降りるときに少々邪魔
私の使っていたバッグの形状も関係してきますが、どうしても乗り降りの時は邪魔になりがちです。
なるべく邪魔に感じたくない場合にはなるべく高さのないタイプのバッグを選ぶ必要がありそうです。
2.見た目のスポーティさが損なわれがち
個人的な意見ですが、やはり何もつけない純正状態と比べるとどうしてもスポーティさやスタイリッシュさに欠けやすくなります。
最近流行りのアドベンチャーバイクやオフロードバイクであればそこまで問題ないのかもしれませんが、
ネイキッドバイクやストファイ系、スーパースポーツ系バイクにシートバッグを付ける場合には、よりデザイン面のチョイスが慎重になってくるかもしれません。
ただ「機能性<見た目」を重視する様なライダーさんですと、シートバッグを使わずにショルダーバッグなどを使うほうが満足度が高いのかもしれません。
3.シートを外すのがやや手間になる
ほとんどのシートバッグは以下の写真のようにベルトを使用して固定するものが多いですが、この固定方法の欠点はシートバッグを外す際に都度微調整が必要になる点です。
私の乗っているMT-09はバッテリーがシート下に隠れている為、バッテリーの充電を行う際にはシートを一度外さなければならないのですが、
このベルトがまた厄介で一度外すとうまく罰の字になっていたベルトがズレてしまったり、ベルトの長さにゆるみが出てしまったりと、都度調整が必要なものでした。
またシート下はバッテリーのメンテンナンス以外にも車検証を取り出す際やバッテリー下の電装系をいじりたい時にも外す必要がありますよね。
(ETC車載器も、車種によってはシート下に収納してあるのでカードの期限確認をしたい時にも外さなければなりません。)
シートバッグはメルカリで売れやすい
ちなみに使わなくなった中古のシートバッグでもメルカリに出品すると案外売れやすいのでおすすめ。
これは私の実体験に基づいたお話です。というか極論ブランド品のバイク用品はかなり売れやすい傾向にあります。
その為、万が一購入後に使わなくなっても心配不要なのがシートバッグ。また、中古品で掘り出し物を探したい方もメルカリを覗いてみる価値はあると思います!
おすすめのシートバッグ5選
おすすめのシートバッグは以下の5つです。
※商品はすべて値段が安い順での掲載となります。
- 【通販限定】SUNPIE バイク用シートバッグ
- 【通販限定】KEMIMOTO バイク用シートバッグ
- デイトナ ヘンリービギンズ バイク用シートバッグ
- RSタイチ スポーツシートバッグ
- タナックス MOTOFIZ シェルシートバッグ
1と2の商品はバイクブランド的にはかなりマイナーですが、「ブランドにこだわりのない方」「特に安く染ませたい方」にはおすすめの商品です。
では、一つずつ見ていきましょう。
①【通販限定】SUNPIE バイク用シートバッグ
こちらの商品は基本的にAmazonとか楽天等の通販サイトでしか売られていない商品です。
特徴としては何と言ってもその安さと機能性です。
安いながら軽量・防水、そして十分な収納力が保たれています。
また色も黒とカーボン柄の2色展開です。あなたのバイクにより合ったカラーを選ぶことが可能ですね。
②【通販限定】KEMIMOTO バイク用シートバッグ
こちらも基本的には通販限定の商品ですが、Amazonでバイク用品を良くお買い求めになる方ならご存知のメーカーさんかもしれません。
ちなみに私も愛車MT-09のLEDウインカーはKEMIMOTOさんの社外ウインカーに交換済みですが、安いのに車検も通り、個人的にかなりお勧めのメーカーさんです。
こちらも安いながら防水性に優れ、そして何より必要十分な容量が特徴の一つです。
容量は30Lですが、フルフェイスヘルメットがすっぽり入るほどの余裕があります。日帰りのツーリングにもこれだけのサイズがあれば活用は可能でしょう。
③デイトナ ヘンリービギンズ バイク用シートバッグ
バイク用品で人気のブランド。
私も薄型プロテクターでお世話になっているメーカーさんです。
バイク全体の雰囲気をなるべく損なわないようにするには”極力高さの無いシートバッグ”を選ぶのがベストですが、そこでおすすめなのがこちらの商品です。
高さの低さは見栄えを重視したいライダーさんにはぴったりです。
そしてこちらの商品の魅力としては、ファスナーを開ければ容量アップが簡単に行える点です。
普段は見た目を意識しながら使い、万が一の時にはファスナーを解放し、荷物をたくさん入れることが可能です。
④RSタイチ スポーツシートバッグ
シックな見た目で非常にクールな印象のこちらは、バイク用品でかなりの人気を博しているタイチ製でです。
個人的意見ですが、見た目だけを重視するとこちらのシートバッグが一番好みです。
防水性は完備されていないため、付属の雨カバーを使わないと防水できない点はもったいないですが、実際雨の中を頻繁に走る方でなければそこまでの問題は無いかと思います。
見た目とブランドにこだわりたい方ならこちらを選ばれるのが無難でしょう。
⑤タナックス MOTOFIZ シェルシートバッグ
こちらはバイクのミラーなどで有名なタナックス製のシートバッグです。
こちらも防水性は完備されていないため、雨天時は付属の雨カバーの利用は必要になります。
特徴としては空力性のに優れた形状と、衝撃に強いハード素材が上面に使われている点です。
また、防犯用に防犯ロックを使いたい場合にもそれ専用にファスナー部分が作られている為、盗難防止効果も高めやすいです。
シートバッグ車載におすすめのアイテム5選
①最低限の工具
バイクは、トラブルや故障がつきものです。相当こまめに気を遣い、プロレベルで完璧なメンテナンスを常に行っていないと大なり小なりトラブルは起きるものです。
そんな窮地に役立つのが車載工具。
シートバッグをもし装備するのであれば、最低限の工具は携帯しましょう。
個人的おすすめは以下の工具です。
- プラス・マイナスドライバー
- 六角レンチセット
- スパナorソケットレンチセット
特に走行中に起きる軽いトラブルとしたら、よくあるのが「ミラーのネジが緩む」「パーツや部品のネジ、ボルトが緩む」です。
軽いトラブルですが出先で起こると結構厄介だったりします。また事故の危険も高まるのでそういったトラブルでも早めに対処することがベストです。
面倒に思うかもしれませんが、工具は持っておくと万が一の時に非常に救いになります。
②パンク修理キット
バイクは思いもよらないタイミングでパンクをします。
私も計3回ほどパンクした経験があります。危険走行をしていなくてもする時はするものです。
またバイクのパンクには「スローパンク」と言うものもあるんですね。
これは釘や異物が刺さっても急激には空気が抜けず文字通りスローペースでじわじわ空気が抜けて行くものです。気づかないうちに空気がペコペコになってしまっては手遅れです。
スローパンクの対処法はこまめにタイヤの空気を手で押して確認することと、パンク修理キットを持ち歩くことです。
上記のようなパンク修理キットなら、出先でも簡単に穴を埋めることが出来ます。(※ただ異物を抜く際にペンチ等はあった方がいいです)
ただ見つけた時にすでに空気がペコペコの場合には「パンク修理キット」+「携帯空気入れ」も必要にまります。
③スマホ充電器
ツーリングに出かけると意外と困るのが「スマホのバッテリーの減り」です。
写真を撮ったりSNSを観たりナビを使ったり、なんだかんだスマホを使っていると昼過ぎには充電が残り僅か…なんてことも良くあります。
心配な方は「ポータブル充電器」を持ち歩けばOKです。
また、合わせて「インカム用の充電コード」も携帯しておけば万が一のインカム充電切れにも対処可能になります。
④荷物固定用ネット
上記のような積み荷用のネットを携帯しておけば、予定していなかった買い物をした場合でもシート上やシートバッグ上に固定することが出来、自宅まで荷物を運ぶことが可能になります。
また、ネットより簡易になりますが荷物として少しでもコンパクトにしたい方は以下のようなゴムバンドでも十分代用が可能です。
⑤雨対策グッズ
雨対策として最低限「シートバッグ用」の防水カバーだけでも忍ばせておくのもおすすめです。
それだけあれば急なゲリラ豪雨に遭った場合でも、貴重品だけはバイクカバー内に避難させることが可能なのであなたがどれだけ濡れようと貴重品たちは守ることが出来るでしょう。
まとめ
まとめると以下のようになります!
私自身は最終的にメルカリに出品して手放す結果になりましたが、利便性だけを考えれば便利なアイテムであったのは確かです。
バイクの収納性能を高めたい方など、利便性重視でバイクに乗りたい方にはおすすめです。
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