バイクの心臓部とも言えるバッテリーは、愛車を快適に動かすための重要なパーツです
しかし、「どのバッテリーを選べばいいのか分からない」「初心者でも簡単に選べる方法が知りたい」と悩む方も多いでしょう
本記事では、初心者向けにバイク用バッテリーの選び方を分かりやすく解説し、さらにおすすめのバッテリー3選をご紹介します
これを読めば、自分のバイクにぴったりなバッテリーを安心して選べるようになるはずです
バイク用バッテリーの基礎知識
バイク用バッテリーにはさまざまな種類や特徴があります
選ぶ前に、まずは基本的な知識から
バイク用バッテリーの役割
バッテリーは、エンジン始動時に必要な電力を供給するほか、ヘッドライトやウインカー、メーターといった電装品にも電力を供給します
バッテリーが劣化していると、エンジンがかからなかったり、電装品が正常に動作しなかったりする原因になります
主なバッテリーの種類
鉛蓄電池(従来型)
古くから使われているタイプで、比較的安価です
メリットは購入コストが低いこと
対してデメリットはメンテナンスが必要であり寿命が短めな点です
密閉型MFバッテリー
メンテナンスフリーで初心者に人気なタイプ
メリットは液漏れしにくく、寿命が長いこと
対してデメリットは鉛蓄電池よりも高価な点です
リチウムイオンバッテリー
軽量で高性能な最新型バッテリー
メリットは軽量かつコンパクトで寿命が長い点
対するデメリット価格が高いことです
また寒冷地では性能が落ちることもあるようです
バイク用バッテリーの選び方
次に、初心者でも失敗しないバイク用バッテリーの選び方を解説します
① 車両に適合する型番を確認
バイクごとに適合するバッテリーの型番が決まっています
確認するにはバイクの取扱説明書のチェックか、既存のバッテリーに記載されている型番を見ることが必要になります
型番が一致しないバッテリーを使用すると、車両に不具合が起きる可能性があるので注意しましょう
② バッテリーの容量を選ぶ
容量(Ah)は、バッテリーがどれだけ電力を蓄えられるかを示す指標
適切な容量を選ばないと、始動不良や寿命の短縮につながります
おすすめの目安としては純正と同等または少し上の容量を選びましょう
③ 使用頻度や環境を考慮
使用頻度やどのような環境でバイクに乗るかで選び方は異なります
以下は具体例になります
週1回以上乗る場合
鉛蓄電池や密閉型MFバッテリーで十分
たまにしか乗らない場合
自己放電が少ないリチウムイオンバッテリーがおすすめ
寒冷地や冬場に使用する場合
低温性能に優れたバッテリーを選ぶ
④ メーカーと保証期間をチェック
信頼できるメーカーの製品を選び、保証期間が長いものを選ぶと安心です
初期不良や短期間での故障に備えるため、保証内容も確認しておきましょう
初心者におすすめ!バイク用バッテリー2選
ここからは初心者でも安心して選べる、信頼性が高いおすすめのバッテリーを3つご紹介します
① デイトナ 密閉型MFバッテリー
安いのに高性能で耐久性抜群の国内メーカー製
メンテナンスフリーで扱いやすいのがメリットです
また、高い始動性能と長寿命も特徴の一つ
• 価格帯:6,000円~10,000円程度。
こんな人におすすめ
初心者で、長く使える有名ブランドの安心なバッテリーを求める方
② バイクパーツセンター NBS バッテリー
とにかく安さ重視でリーズナブルなバッテリー
安すぎる故にレビューを見ているとごく稀に不良品も混在しているようです
ただ一年のメーカー保証はあるのでそこまで心配は不要です
価格帯は2,000円~4,000円程度
こんな人におすすめ
とにかく安くて無難に使えるバッテリーを探している方
バッテリー交換時の注意点
バッテリー交換は簡単そうに見えて、いくつかの注意点があります
安全に交換するために、以下のポイントを守りましょう
① 交換前に必ずエンジンを停止する
作業中のショートや感電を防ぐため、エンジンを切り、キーをOFFにしてから作業を始めてください
② マイナス端子から外す
マイナス端子を先に外し、その後プラス端子を外します
取り付ける際は逆の順番(プラス→マイナス)で行います
③ 新しいバッテリーの充電を確認
新品のバッテリーでも、使用前に充電が必要な場合があります
説明書を確認して対応しましょう
まとめ
初心者がバイク用バッテリーを選ぶ際は、適合型番や容量、使用環境をしっかり考慮することが大切です
また、信頼性の高いメーカーの製品を選ぶことで安心して使用できます
本記事で紹介したおすすめバッテリー2選を参考に、自分のバイクに最適な製品を見つけてみてください
適切なバッテリーを選び、快適なバイクライフを楽しみましょう!
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