メンテナンススタンドを使いたいけど絶対に倒さないコツとかやり方を知りたい。。
少し傾斜のあるうちの駐車場でも大丈夫なのかな…。
こんな疑問を解決します。
この記事を書いている私は、バイク歴10年越えのバイクオタクです。今まで原付スクーターから大型バイクまで所有してきた経験がありますが、基本的なメンテは全て独学でやってきました。
今回は、絶対に倒さないためのメンテナンススタンドの使い方を紹介します。
少し工夫をして細心の注意を払えばバイクは絶対に倒れません。
ちなみに実際に使用しているスタンドは以下の商品です。
絶対に倒さない為のメンテナンススタンドの使い方
倒さないためのコツは案外シンプルです。
ただ、慣れの重要さもかなり大きいので不安なうちはもう一人助っ人が居ると心強いかもしれません。
身近に手伝ってくれる方がいるなら潔く甘えましょう。
①ハンドルを左側に目一杯切る
まず初めに、メンテナンススタンド作業時は必ずハンドルを目一杯左に切った状態にしておきます。
これは、万が一車体がバランスを崩した場合に左側に倒れるようにする為です。
②フロントブレーキをロックする
次にフロントタイヤを動かないようにロックします。
リアタイヤをスタンドで浮かす時、フロントタイヤが動く状態だとかなり不安定になり転倒のきっかけにもなり得ます
私は自宅にあったゴムバンドのようなものを代用してブレーキをロックしていますが、ちょうどいいものがない場合には以下のような「バイク専用のブレーキロック」を購入するのが有効です。
③スタンドのフックを車体にかけ、ゆっくり持ち上げていく
遂に緊張のリフトアップですが、スタンドのフック部分を車体に当てがい、超絶慎重に持ち上げていけば基本問題はありません。
コツは、以下の二つ。
- 利き腕でスタンドの持ち手部分を握り、押し下げるようにする
- もう片方の手は車体のフレームかシート付近(頑丈な部分)に添えておく
添える方の手は、万が一バランスを崩してしまった時に転倒を防げるようにしなければならない為、それを想定した支え方が必要になります。
④作業完了後のリフトダウンも超絶慎重に
作業が終わり一安心した後に最後のリフトダウン作業があります。
もちろん慎重にゆっくり下ろしていけば問題はないですが、勢いつけてスタンドから下ろすと反動で車体が倒れる可能性も出てきます。
最後まで気を抜かないように下ろしましょう。
坂のある駐車場でメンテナンススタンドを使ってみた結果
うちの駐車場にはゆるい坂があるんだけどメンテナンススタンド使えるのかな。
自宅環境によっては上記の様にお悩みの方も多いのでは無いでしょうか。
私の経験を踏まえこの疑問にお答えするのであれば、ゆるい坂道なら慎重に作業すればおおよそ問題なしです。
車体の向きは必ず、「フロントタイヤ=登り坂方向」「リアタイヤ=下り坂方向」に向けて駐車させてから作業しましょう。こうすることで最低限の安定感は確保できます。
ただ注意点として、
舗装されていない地面や砂利道での作業は難易度がかなり高くなるのでおすすめしません。
未舗装路での作業は、リフトアップ自体がかなり大変になります。
また万が一持ち上げられたとしても安定感が悪いため作業中に転倒するリスクも高まります。
安くておすすめのバイク用メンテナンススタンド6選
おすすめ品のメンテナンススタンドは以下の通り。
Apextremeバイクスタンド
私も使っているスタンドです。
Toolsisland(ツールズアイランド)バイクスタンド
こちらもネットショップ内でかなりの低価格さが売りのこちらの商品です。
楽天市場でも大人気のスタンドとなっており、「とにかく安くしたい」「色々選ぶのが面倒」と感じる場合にはこちらを選ぶのが無難です。
Donex バイクスタンド
①のスタンドと比較して値段は少し上がりますが、こちらもかなり低価格なスタンドです。
また何よりも特徴として挙げられるのが、
U型とL型の2種類のホルダーが初めから同封されている点。
U型はスイングアームスライダーに直接当てて、L型はスイングアーム下部へ直接当てることでリフトアップが出来ます。
バイクのスイングアームや足回りの作りは車種に寄りけり。2タイプのリフトアップが出来るのはかなり便利です。
デイトナ バイク用リアスタンド
バイク用品王道の「デイトナ」製メンテナンススタンド。
ネームバリューを重視したい場合にはこちらがおすすめでしょう。値段も高価な分、作りはかなりしっかりしてますので物持ちは良いでしょう。
また、かなり本格的にバイクメンテナンスをする方や、頻繁にスタンドを使用する予定の方はこちらが無難でしょう。
デイトナ バイク用 ローラースタンド
こちらはバイクをリフトアップせずにタイヤ・チェーンのメンテが可能になる商品です。
特徴として、前後タイヤで使用可能な点が挙げられます。
デメリットは耐荷重が200キロと低めのため、一部大型バイクでは使用不可能な点。
使い方もスロープを利用してローラー部にタイヤを載せるだけなので比較的簡単に作業が出来ます。
デイトナ バイク用リフトアップスタンド
やや安定感には不安もありますが、一般的なメンテナンススタンドよりも簡単にリフトアップが出来るのがこちらの商品。
使い方としては「スイングアーム」に当ててリフトアップすることでリアタイヤのメンテナンスが出来るというものです。
こちらであれば先述したような「スイングアームスライダー」を別途購入する必要なくリフトアップが可能です。
また、収納場所を取らない点も長所ですね。とにかく楽にリフトアップしたい方にはおすすめです。
商品によっては「スイングアームスライダー」が別途必要
スタンドを使用する際、車種によっては以下のようなスイングアームスライダー(又はスタンドフック)を別途購入し取り付けする必要が出てきます。
これがないとスタンドフックを引っ掛ける取っ掛かりが無くなってしまい、スタンドが使えません。
取り付けは簡単です。タイヤ周りにメンテナンススタンドが引っ掛けれそうな部分がなければこちらも検討しましょう。
メンテナンススタンドをネットで買うメリット
個人的にメンテナンススタンドは通販のネットショップで購入する方がおすすめだと思っています。
ネットショップでメンテナンススタンドを購入するメリットは以下の通りです。
- 店頭に無い安価なスタンドが見つかる
- 品揃えは店頭よりも多いことがほとんど
- 買ったあと、待っていれば自宅にすぐ届く
- 最近では送料無料な商品も多い
ちなみに、Amazonで頻繁にお買い物をしている方にはプライム会員の登録が断然おすすめです。
こんな方は安価なメンテナンススタンドでも大丈夫なはず
私が使っているメンテナンススタンドは決して高価な商品ではなく、スタンドの中ではかなり安価な商品です。
ただ以下の条件が揃うのであれば基本的に上記のような安物スタンドで十分事足りると思ってます。条件は以下の通り。
- 使う頻度は1〜2ヶ月に1回程度
- 車体の重量が200キロ前後以下
- スタンドに載せたままバイク保管しない方(使うのはメンテナンス時の短時間のみ)
絶対条件では無いですが、私の使い方が基本上記に該当したので一例として載せました。
上記条件があまり当てはまらない場合は、もう少し高価なスタンドを用意した方が無難かもしれません。あくまで一個人の感想です。
まとめ
メンテナンススタンドのリフトアップ作業は慣れれば結構簡単です。
バイクの作業にかかる時間や手間を減らしたいならぜひおすすめです!
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