ツーリング中の小さな楽しみの一つに「ヤエー」があります
見ず知らぬのライダーとヤエーを通して一瞬心と心が繋がる感覚は何とも言えませんよね。特に相手から返事をもらえるとかなり嬉しいもの。
しかし、ヤエーを何度か楽しんでいると時には返事が返ってこなかった…なんてこともあるはず。
返ってこなかった時、相手側には様々な事情があった可能性も考えられます。無視されたからと言って一概に落ち込まなくても大丈夫です。
今回は自身のツーリング経験をもとに、ヤエーの返事が返ってこなかった場合に考えられる理由や背景について考えてみました。
あくまで持論ですが、ポジティブ思考で乗っていた方がバイクは楽しめます。ではさっそく解説していきます。
ヤエーを無視された時に考えられる理由
ヤエーが返ってこなかった場合に考えられる理由としては主に以下の5つが挙げられるかなと思います。
- 単純に気付いていない
- 気づいたけど咄嗟のことで反応できなかった
- ヤエー自体を知らない
- 羞恥心が勝り返せなかった
- 考え事をしていたため返せなかった(または眠気と戦ったいたため)
①単純に気付いていない
ヤエーされたとしても道路環境やタイミングによっては、普通に気付かないことも多々あります。
ヤエーする側は「ヤエーしたい。ヤエーに気付いてほしい」欲がすごい物ですが、当然ながらみんながみんなヤエーのことを考えて常にバイクに乗っているわけではありません。
状況によっては悪意無く相手が気付いていないだけのケースもあると思うので気にしなくてOKです。
②気づいたけど咄嗟のことで反応できなかった
反射神経は人それぞればらつきがあります。ちなみに私の反射神経はめちゃくそ鈍いです。
そのため出会いがしらとかでいきなりヤエーされると返したくても中々返せない時もあります。(心の中では返答してますが笑)
ヤエーって欲しい時に来ないのに油断してる時に突然来たりもするものです。返答が返ってこない場合は仕方ないと考えるのもありかもしれません。
③ヤエー自体を知らない
世の中にはまだまだヤエーの存在自体知らないライダーさんが多数存在します。
特に50~60代以降の世代のライダーさんは知らない率が高くなります。どちらかと言うとモトブロガーなどの影響から若者世代を中心に拡がった文化ですからね。
単純に相手が知らないで返ってこないケースもあり得るので、その場合は仕方ないでしょう。
④羞恥心が勝り返せなかった
バイカーがたくさん集まるようなライダーの聖地であればヤエーをしまくっても恥ずかしくはありません。
ただ普通に自動車がたくさん走っているような一般道を走行時にヤエーをされると、周囲の車の存在が気になり返さない場合もあります。
ヤエー文化はライダー界隈ではある程度認知されていますが、バイクのことを全く知らない素人からしたら「何してるんだ?」と疑問に思われる可能性も高いです。
またこちらが複数人でツーリングしている時にソロライダーにヤエーした場合も帰ってこないケースが多い気がします。
このような場合はもしかしたら羞恥心が勝り、返せていない可能性もあるので結局は気にしないのが一番です。
⑤考え事をしていたため返せなかった(または眠気と戦ったいたため)
プライベートで何か重大なことがあった時や、好きだった女優が熱愛報道で取り上げられた時は考え事しながらバイクに乗ることもありますよね。
または、日頃の疲れや昨夜の寝不足のせいで強烈な睡魔に襲われることもあります。
そんな時に急な「ヤエー」が来ると驚くほどに反応できないものです。
ヤエーはうざい?気持ち悪がられるって本当?
ライダーさんの中にはヤエー自体に嫌悪感を抱いている方も一定数居ることは確か。
一部では、ヤエー自体を「うざい」とか「気持ち悪い」と感じている方もいるようです。
特に一人で寡黙に走るのが好きな方からすれば、見ず知らずの人に手を振られることに対して疑問を抱くのはしかたないことです。
もちろんヤエーはされたからといって返答の義務はありません。嫌悪感を抱けばシカトすることもあるでしょう。
ただ個人的にはお互いの安全運転を願う挨拶として非常に素敵なものだと思っています。
「世間にはヤエーに強い嫌悪感を抱いているバイク乗りもいる」ということを頭の片隅に置き、広い視野を持ちながらバイクに乗ることが何よりも大切かもしれません。
まとめ
結論、ヤエーをシカトされても落ち込む必要はありません。
シカトしてしまった相手側には様々な要因があったことでしょう。
ちなみに、ヤエーにばかり気を取られていると事故を誘引する可能性も高まります。何よりも安全第一でバイクに乗ることを意識しましょう。
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