「軽さは正義」
バイク乗りなら一度は耳にする言葉です。
ただ、バイク経験が少ないと「軽いことの何が正義なんだ?」「軽いバイクのメリットって?」と疑問に感じることもあります。
今回は、実際に軽いバイクに乗り続けてきた自身の経験から軽いバイクのメリットを話します。
バイク選びの参考にぜひお読みくださいー!
バイクは本当に「軽さが正義」なのか

バイクは本当に軽さが全てで正義なのでしょうか。
おそらくこの問いに対する答えは永遠にはっきりと提示されることはありません。
理由は”バイクに求めるものがライダーによって非常に分かれるから”です。
軽いバイクがどんな場面でも万能かと言うとそうではありません。
もちろん軽さがネックになる場面もたくさんあります。
ただ、「軽いバイク」は単純に便利な乗り物であるという理論はおそらく間違えではないです。
一方、車重の重いバイクはどちらかというと「男のロマン」に比重が寄せられた乗り物だと思っています。
その為、個人個人の「バイクに求めるもの」が違うので、この論争に対する答えはおそらく出ることはありません。全てが持論に過ぎないのです。
ただ、そんな中でも私が実際に感じた軽いバイクのメリットがいくつもあるので今回はそれをメインに話します。
軽いバイクに乗ることで得られるメリット

実際、著者である私は軽いばかり選んでしまう【軽さ至上主義】のライダーの一人です。
ここでは、実際に様々な車重軽めのバイクに乗ってきた経験からメリットを話します。
取り回しが簡単になる
軽さは第一に「エンジンがかかっていない時の取り回しのしやすさ」に大きく直結します。
特に駐輪場に停める時の微調整や、そこから車体を後方移動しながら出すときなんかは車重の軽さによる恩恵をかなり実感できますよ。
取り回しが大変だと、そのストレスはジャブの様にあなたの心にダメージを与えていきます。
そして最悪「気軽にバイクに乗る」ことも出来なくなることもあり得ます。
それだけ取り回しのしやすさは大切な要素だと思っています!
信号ダッシュなどの機動力は抜群
また、街中での機動力の高さと車重の軽さは比例した関係にあると思っています。
分かりやすい例として「125ccのスクーター」です。
街乗りで大型バイク乗りが原ニスクーターに信号ダッシュで抜かれるシーンはよくみますよね。
立ちゴケリスクが減る
車体が軽ければ軽いほど、立ちゴケのリスクは当然減ります。
万が一バランスを崩しても自慢の脚力で持ち堪えられる可能性も高まるでしょう。
また、車体を倒してしまった場合でもその後の引き落としは比較的容易です。
「自分は非力」と感じている方ほど、当然ですが軽いバイクに乗った方が確実に安全です。
万が一故障したときも手押しが楽
バイクは急に故障したり、メーターの残量を読み間違えてガス欠してしまったり(私の実体験)することも無くはないです。
そんな時でも軽いバイクなら最低限の距離は倒しすることも可能です(めちゃくそ疲れますがw)
実際私は車重の軽いアクシスzというスクーターを1キロほど手押ししたことがありますが、(汗だくになりながら)意外と何とかなりました…
軽いバイクのデメリット

何事もメリットがあればデメリットも存在します。万能なものはこの世にありません。
ここからは忖度抜きで軽いバイクに乗って感じたデメリットを話します。
強風に煽られがち
当然ですが車重が軽いと空気抵抗を受けた場合の影響は大です。
向かい風なら最高速は落ちますし、横風なら車体を揺さぶられます。
海沿いに住んでる方なら尚更風の影響を日ごろから受けていると思います。
風によるイライラを少しでも感じたくないなら軽いバイクは向きません。
路面の振動をモロに受けがち
また車重の軽さは走行安定性にも直結します。
路面の凹凸による振動は比較的受けやすいです。
路面から受ける振動は長距離を乗れば乗るほどそのストレスは増大しますし、疲労感も感じやすくなります。
長距離を日頃から乗ったり、振動による疲労を軽減したいなら車重の重いバイクを選びましょう。
100キロ越えの高速移動は怖すぎ
車重の軽いバイクは高速移動時の安定性に劣るので、100キロ超えは恐怖心を抱く方が多いと思います。
私は現在、車重の軽いCRF250L(140㎏)に乗っていますが高速道路はやはり怖いです。(走れなくはないけど、基本は左車線をゆっくりひた走ります)
車重の軽いバイクは市街地ではかなり強いです。ただ高速道路などは苦手なことを改めて覚えておきましょう。
まとめ
まとめると、「軽さは正義」かどうかはバイクに何を求めるかによってその答えは変わってきます。
バイクに対して「取り回しのしやすさ」「便利さ」「街乗りのしやすさ」を追求すると当然ですが軽いバイクはおすすめです。
ただ、個人的には車重の重いバイクも乗った上で感じていることであり、試乗やレンタルバイクで双方を乗り比べてみるのが一番手っ取り早く良し悪しが判断つくでしょう。
ちなみに基本は車重が重くなりがちな大型バイクのなかにも「軽いバイク」はあります!個人的まとめになりますが以下の記事もぜひお読みください!






コメント