メンテナンスを店に任せる場合のメリットとデメリットを知りたい
こんな疑問に答えます。
バイクに乗っていればおのずと定期点検が必要になります。そんなときバイク屋に預けるか、自分で調べて対応するか、悩む方も多いはず。
実際私も、初めは全てバイク屋さんに任せていました。ただ個人的にはデメリットの弊害が大きく感じたので途中からは全てをなるべく自分で対応するようにシフトしました。
持論を踏まえた結論としては、バイクのメンテナンスは自分でできた方が良い!ということ
バイクのメンテナンスでお悩みの方は参考にしてみてください。
メンテナンスを店任せにするメリット
今回の内容は決してバイク屋を全面批判したいわけではないのでまずはメリットから。当然預けた場合の良い面も考えられます。
正確な作業が受けられる
プロに任せる以上、作業内容のクオリティはやはり高いです。
基本的に販売店のスタッフは整備士の資格を有しています。プロの整備士は細かいボルトの締め込みなども適正トルクに沿って正確な仕事をこなします。
一方、それが素人のDIYではトルクレンチを使っている方も実際はわずかでしょう。
長い目で見て公道での事故やトラブルを回避したいなら、バイク屋に全任せする方が優れた判断と言えるでしょう。
自分の時間が作れる
バイクメンテナンスに時間を取られない事で自分の時間を作ることができます。
バイク意外にも趣味がある方はそちらに注力することもできます。また日用品の買い出しに行ったりと日々忙しい方も少なくないはず。
工賃がかかってでもバイク以外の自由時間も確保したいならお店に全任せもありだと思います。
メンテナンスを店任せにするデメリット
一方デメリットは以下の通り。特に自分でメンテナンスするようになればこのデメリットの大きさが分かってくると思います。
工賃がかかる
最大のデメリットはこれ。作業内容によっては工賃が結構バカにならないです。
以下はあくまで一例ですがバイク用品店「2りんかん」の工賃一覧サイトです。
- オイル交換 1,100円
- マフラー交換(スクーター等) 5,900円
- チェーン調整 2,200円
あくまで一例ですが、それぞれパーツなど持ち込みの場合には倍近い工賃がかけられる値段設定です。
工賃はバイク屋を経営する上で必要なら収益源ですが、私含めた貧乏ライダーからすればその出費は結構響くもの。
バイクを預けないとならない
バイク屋に全て任せると一定期間バイクを預けないと作業は始まりません。
また預ける期間も時期や修理内容にもより様々。
内容によっては1ヶ月前後預けることも稀にあります。
個人的な意見としてバイク乗りは割とせっかちな方が多い印象を受けますが、バイクを預けている期間にもどかしさを感じたことのあるライダーは私だけではないはず。
仮に自分で修理やメンテナンスが多少できれば一切預けずに、自分のペースで安く解決することができるかもしれません。
一定期間バイクを手放さなければならない点も大きなデメリットです。
バイクの知識がついていかない
簡単な作業までバイク屋に全任せしていくと、バイクの構造や仕組み、バイク全般の知識があまりついていきません。
対して自分でメンテナンスをするようになると実体験を通してバイクの知識が確実に身につきます。
身についた知識は、どんな形であれ今後の人生で役立つ資産になる可能性はかなり高いです。実際私も、微々たるものですが知識をもとにブログを運営し始めました。
これから長く続くバイク人生。少しでも深く追求したいならぜひ自身でメンテナンスに挑戦してみてください!
【結論】簡単なものから自分で出来るようになるのがおすすめ
あくまで個人的な持論ですが、簡単なものからでもいいからバイクのメンテナンスは自分で出来た方がいいと思っています。
簡単なメンテナンスというと
- 洗車
- 空気補充
- オイル交換
- チェーン張り調整
このあたり。
特にオイル交換と空気補充はそこそこの頻度で対応する必要があるので、自分で出来るようになればかなりの節約につながります。
バイクメンテナンスを自分で行うデメリットは全て自己責任
当然ですが、自分でメンテナンスして故障や事故を起こした場合は全て自己責任。
自分でこなす場合のデメリットを挙げるとしたらこれが大きいです。
ただ個人的に10年近く自身でメンテナンスやカスタムはほとんど対応してきましたが、それが起因となった事故に遭遇したことは一度もありません。
とはいえ、ボルトの固着やパーツが外れることによる事故を防ぎたいならトルクレンチの利用は必須条件です。不安な方は、トルクレンチの導入も検討してみてください。
まとめ
- 正確な作業が受けられる
- 自分の時間が作れる
- 工賃がかかる
- バイクを預けないとならない
- バイクの知識がついていかない
まとめますが個人的にはメンテナンスは自分で全てこなす派です。理由はメリットが大きいから。
ただいきなり難易度の高い点検は危険です。場合によっては事故などを招きかねません。
まずはオイル交換、空気補充など難易度の低いものから始めましょう。焦らずに一つずつ経験すれば、知識は必ず身につきます。