皆さんは普段どんな格好でバイクに乗っていますか?
いくら速くてかっこいい高級バイクに乗っていたとしても、乗り手の服装や身なりがかっこ悪いとそれだけで見栄えは悪くなります。
逆に言えば、別に大型の高級バイクに乗っていなくても、服装次第ではかっこいいライダーになることは可能です。
今回は、かっこいいライダーになる為に必要な着こなし・服装のポイントについて触れていきたいと思います。
「バイク+自分」の姿を客観的に見る機会は意外と少ない
皆さんが普段バイクに乗る時のことを思い出してみてほしいのですが、
バイクにまたがった状態の自分の格好を客観的に見る機会って日常では意外とないんですよね。
時折見れるとしたら、以下のようなタイミングぐらいではないでしょうか。
- 前を走ってるタンクローラーの鏡面に自分が映った時
- 街のお店のガラス面にうっすら自分が映った時
- 峠に走りに行ったタイミングで偶然流し撮りをしてもらえた時
そのためもし可能であれば一度自分の走っている姿を撮影などしてみてみると、客観的に見直すことが出来るかもしれません。
具体的な方法としては、以下のどちらかが無難でしょう。
- スマホを傷の付かないように地面に置いた状態で、自撮りをする
- 友人や仲間に撮影してもらう
後者の「撮影してもらう」パターンでは、相互に撮影するのも一つの楽しみ方としておすすめです。
バイクに乗る時は全身の色味を統一することでスマートになりやすい

これはバイク以外にも共通します。
身なりを考える際に全身の色味を極力1~2色(最低でも3色)でまとめると、落ち着いたスマートな印象が作り出せます。
さらには、紺色・黒色・濃い緑色等、暗めの色のコーディネートの方が様々なバイク・車種に合わせやすいでしょう。
もちろん「派手な格好をした方がかっこいい」と感じる方もいるでしょうが、万人受けしやすいのはおそらく色味の落ち着いた服装ではないでしょうか。
寒いからと言ってカッパの常用はNG!
冬場になると寒さに耐えられずに、晴れの時でも「ワー〇マン」などの防寒防風カッパを着ているライダーさんも多いです。
しかし、見栄え的にかっこいいかと言われるとかっこよくはないのが現実。
値段も安く、確かに寒さを凌げるのでコスパがいいのは確かですが、こういった着こなしはなるべく避けましょう。
実は以前私も同じように常時着ていました。
ただカッパや防寒着はどうしても着ぶくれしやすいため、見栄えを悪くする原因になりやすいんです。
当然ですが、カッパは基本雨など悪天候時の緊急時のみ着るようにしましょう。
カッパの代わりにライディングジャケットが◎
こんな時のおすすめはやはりライディングジャケットです。
ライディングジャケットは見た目のかっこよさだけでなく、安全面でも安心できるので、非常におすすめです。
バイク用の多くのジャケットには、肘・肩・胸にプロテクターが装備されています。
プロテクターは、万が一の転倒時にあなたの体を怪我から守ります。
その為、普段乗りから、カッパなどを着るのではなく、ライディングジャケットを着ることを癖にすることを強くおすすめしています。
プロテクター付きの衣服を身につけてないと違和感を感じるくらいのライダーになれればベストですね。
▼僕が愛用しているライディングジャケットはこちらです。参考までに▼
ライディングジャケットは高価ですが、普通に使っていれば4~5年は持ちますので、コスパの面では心配不要です。
「渋めのバイク」「アメリカンバイク」に乗る方は革ジャンが◎
クラシックバイクやアメリカンバイクなど、渋めなバイク乗る方は革ジャンの着用も無難です。
本革のライダースはやや高値ですが、長持ちもするしその強度から安全面でも優れているため、コスパが良いです。
若い方ほど敷居の硬く感じられる服装ですが、タイトな革ジャンであればスマートに若々しく着こなすことも可能です。
ジャケットが高くて買えない方はプロテクターだけでも着けよう
ライディングジャケットは何といっても、とにかく値段が高いです。
そのため、簡単に買えないよ!!!なんて方も少なからずいるはず。
そんな方には「プロテクター」のみの着用もかなりおすすめ。
服の下にプロテクターを仕込むことで、安全性とファッション性の両立が可能になります。
プロテクター単体であれば、案外低価格で売られていますからね。
さらに少しでも奮発できる方は、より薄型タイプのプロテクターも売られているのでそちらの方がより着膨れもせずに装着することも可能です。
▼私が愛用しているプロテクター▼
▼背中までカバーできる安心のモデル▼
▼シャツの下に着ても分かりづらいタイプ▼
「オフロードバイク」「モタードバイク」乗りの方にも、スマートな服装+プロテクターはおすすめ

オフロードバイクを街乗りに使う方は、ラフな服装を着ることを好む傾向があります。
アクティブかつファッション性も求められる分野なだけあり、服装がより重要になってきます。
そのため、思い思いの服装の下にプロテクターを装備するスタイルが入門としては無難かと思います。
少しづつお金の余裕が生まれた段階で、オフロード専用の衣服を揃えていけばOKです。
スニーカーや革靴はNG!(くるぶしが危険)

バイク乗りの方で、足元の装備をおろそかにしている方は多いですが、こちらも安全面と見た目の観点で問題になってきます。
基本的には、通勤等であっても「ライディングシューズ」「ライディングブーツ」の着用をしましょう。ここで重要なのが「くるぶしを守れているか否か」です。
スクーターであろうとバイクであろうと、事故時は足元が非常に怪我を負いやすい状況になります。
特に危険と言われるのが「くるぶし」。アスファルトに、むき出しのくるぶしがぶつかれば、見るに堪えない結果になるでしょう。最悪後遺症が残れば今後の生活に支障をきたします。
ライディングシューズがベスト
バイク専用の靴は安全性以外にも、操作性のしやすさと見た目のかっこよさが抜群です。
特にMT車であれば、チェンジペダルの操作のしやすさはポイントになってきます。一般的なハイカットシューズなども、履かないよりはましですが、事故時の衝撃に耐えられるかは怪しくなってきます。
特にMT車であれば、チェンジペダルの操作のしやすさはポイントになってきます。
一般的なハイカットシューズなども、履かないよりはましですが、事故時の衝撃に耐えられるかは怪しくなってきます。
安全面を確実に確保したいのなら迷わずにバイク用シューズを買いましょう。
最近ではデザインもかっこよいいものが多く発売されるようになっています。勇気を出してライディング専用靴に手を出してみましょう!
▼僕が愛用しているライディングシューズ▼
素手での乗車は絶対ダメ!軍手・一般手袋もNG
素手でのライディングは”ライダーの世界からすると”かっこ悪い上に、非常に危険です。常に事故時の想定をしながら、必ず専用手袋を付けましょう。
また、夏場は暑いかもしれませんが、メッシュの夏用グローブであれば、涼しさと安全性を同時に確保できます。
中には軍手や一般的な手袋で乗っている方も多く見かけますが、事故時のリスクを考えると安心はできません。(それに少し格好悪いです)
せっかくならバイクに乗る時は、プロテクター付きのライディンググローブを着用しましょう!専用品は値段が張りますが安全性とかっこよさを手に入れらるので安い方です。
ライディンググローブを使おう
▼僕が使用しているライディンググローブ▼
リュック・カバンにも気を使うべし
バイクは収納力に劣ることから、リュック・カバンを身につけて乗る方も多いですが、無駄に派手なリュックやカバンを背負ってないですか?
無いよりはあった方がいいですが、あまりにも服装、バイクにあっていないものなら身につけない方がマシかもしれません、、
そんなとき経済的に余裕のある方は、リュック・カバンにも気にかけるとより全身にまとまりができるでしょう。
バイクにもおすすめなリュックまとめは以下記事にもまとめてあります。
まとめ
バイクに乗っていると、バイクのかっこよさばかりに意識が向いてしまい、あなた自身の服装や見なりに関しては疎くなりがちです。
これを機に、改めて普段の服装について見直して考えてみましょう。
まとめるとかっこいいライダーの条件は、安全性を確保した上での、落ち着いた色合いの服装でまとめられたライダーさんかと思います。
お読みいただきありがとうございました。
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