バイクは大切に乗っていれば乗っているほど「盗難」や「いたずら」に対する不安も大きくなります。
「バイクの盗難」と聞くと、車体ごと悪い人に持っていかれるような大胆犯行をイメージされる方も多いと思いますが、バイクの盗難やいたずらには、「パーツ単体を狙った犯行」も存在するのが事実です。
パーツ単体や狙われてしまうと中々防ぐことも難しくなり、またひと工夫した対策が必要になるかと思います。
今回は、そんなバイクパーツの盗難・いたずらに逢う前にしておいてほしいおすすめの対策をまとめてご紹介していきます。

まだ対策できていない方や、効果なバイクパーツを装着されているライダーさんは是非一読して行ってくださいね。
バイクカバー+防犯チェーンだけでは中々防げない「パーツ単体への盗難やいたずら」
厳しい現実にはなりますが、
バイクパーツ単体の盗難やいたずらを狙った犯行グループに目をつけられてしまうと、
バイクカバー+防犯対策チェーンロック
のみを使った簡易的な防犯対策では全く意味をなさない可能性があります。
特に足回りのマフラーなんかは、バイクカバーが風で捲れれば簡単に目をつけられてしまうでしょう。

実際ネットやSNSでもパーツ単体だけ取り外され盗まれるケースやいたずらをされてしまったという事例は多数確認されています。
その為、パーツを魔の手から守るためにはより本格的な防犯対策が必要といえます。
特に冬場などバイク長期保管時にはより徹底した対策を
暖かい季節に比べて比較的乗る頻度が減ることの多い冬の季節は、普段よりも徹底した対策が必要になります。
- 乗る頻度が減るとバイクに注意が向かなくなる
- 日が沈むのも早い為、犯行側からすれば恵まれた環境
その為、バイクにあまり乗らなくなる冬の季節に便乗して、パーツへの防犯対策もしっかり備えておく必要があると言えます。

長期間乗らないことになると、タイヤの空気圧も減ったり、バッテリーも弱まってしまったりとデメリットばかりです。いくら寒くてもメンテナンスは定期的にすることがどのみち必要かもしれませんね。
大切なバイクパーツを守るためのおすすめ対策4選
ではここから、愛車のバイクパーツを守るために行っていただきたいおすすめ対策4選のご紹介です。
①盗難・いたずら防止用ボルト
まず代表的な対策として挙げられるのが、「パーツを留めているネジ又はボルトを防犯用の物に変える」方法です。
一例としては以下のような商品です。
他にも検索してみると様々なメーカー類似商品は発売されています。
注意点としては以下の2つだけです。
- バイク屋さんに修理に出す際に嫌がられる
- あまり安物のボルトやネジは耐久性が不明なので最悪ナメてしまう可能性もあり
とはいえ防犯性を高めるためには効果的なアイテムです。
気になる方は通販サイトで検索してみてくださいね。
②バイク用アラームロック
①のようなボルトの交換が難しい場合には、防犯アラーム機能付きの南京錠もおすすめです。
こちら使い方としては、対策したいパーツを固定しているフレームや留め具のどこかに錠を設置するだけです。
万が一盗難犯がバイクを揺らそうものならアラームが鳴るという仕組みです。
注意点としてはわずかな振動でもアラーム音がなり始めるのでご自身で乗る際にも注意が必要です。

とはいえアラームの鳴り始めは小さめの予備警告音なので、大音量の本警告音に変わる前に焦らずに解除しましょう。
③バイク保険に加入する
バイクパーツ盗難を未然に防ぐものではないですが、「被害に遭った場合の救世主」ともなり得るのがこちらのバイク保険です。
特に以下に掲載している「ZuttoRideClub」ならパーツに対する盗難被害やいたずら被害に対応している保険のプランも扱われています。
ちなみにパーツ盗難に対する保険の上限額は20万円までです。

22,000円と言う金額は一見高くも思いますが、月換算すれば1ヶ月の料金は1,850円です。
万が一お気に入りのマフラーを盗まれた時のショックや喪失感を考えれば安いものですよね。
気になる方は、以下公式ページ内に「簡単1分お見積もり」もありますので是非チェックしてみてください。
④バイク月極駐輪場・レンタル倉庫・レンタルガレージの検討
正直バイクへの盗難・いたずら被害に対してはこれが1番手っ取り早く最強かもしれません。
先述したように冬の季節は、特に盗難やいたずら被害に遭うリスクが上がります。
そこで1番効果的な対策は、「バイクを屋外でほったからしにしないこと」です。
中でも1番費用面で抑えられるのが、駅前などによくある「月極の駐輪場」を契約する方法です。
費用は排気量や地域柄にもよりますがおおよそ5,000〜10,000円/月くらいが目安かと思います。
防犯性の低い場所でのざらしで保管するよりかは、
- 雨風が凌げる
- 基本的には防犯カメラも完備されている
と言った点から、安心できるかと思います。
とはいえ、完全に安心かと言われるとグレーな部分もあるのが現実です。
実際監視カメラが付いているとはいえ、多くの他人が出入りする以上、軽い当て逃げをされて線傷が付いてしまう可能性などは考えられます。
そこで、金銭的に余裕がある場合にさらにおすすめなのは、「レンタルガレージ」「レンタル倉庫」の存在です。
正直なところ経済的な問題が許すのであれば最も効果的で強力な対策はこれに尽きます。
中でも「加瀬倉庫」さんは全国各地にガレージを展開しています。
気になる方は冬季の間だけでも活用する価値はあると思います。
まとめ
バイクの楽しみ方として、思い思いのカスタムパーツを取り付けてオリジナルの一台に仕上げていくというものもありますが、高価なパーツであれば尚更取り付けた後もそれなりの対策を講じておくと、万が一のトラブル時に助けられるかと思います。
ここまでお読みいただいた皆様には大切な愛車を守るためにも何か一つでも対策をしてみていただきたいです。
お読みいただきありがとうございました。
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