大型バイクを購入したものの、「やっぱり向いてない」「後悔した」「もういらない」と感じる人は少なくありません
購入を検討している方も、「大型バイクはやめとけ」という声を聞いて悩むことがあるでしょう
この記事では、大型バイクが向いていない人の特徴や後悔するケース、さらに手放す際のポイントについて詳しく解説します
大型バイクが「向いてない」と感じる人の特徴
個人的考えですが、以下条件で当てはまるものがある方は、大型バイクの取得を無理にしなくてもいいと思っています
中型以下の排気量クラスに乗りたいバイクがある
排気量が小さかろうがなんであろうが、昔から憧れを抱いていたようなバイクがもしあるのならば、そのバイクに乗るべきだと思っています
バイク選びで大切なのは、「見た目」と「エンジンサウンド」です
見た目の趣味は、正直個人の感覚が大きく左右しますが、見た目だけで選ぶと飽きやすかったりすることもあるので注意が必要です
走っているときは、自分からは車体はほぼ見えませんし、走行中は好きな音が聞けた方が飽きづらいですからね
さらに最近は各メーカーさんも、中型クラス以下の売り出しに力を入れているようで、車種も以前より少し増えてきています
そのため中型以下のクラスも決して捨てたものでは無いのです
結局はどのクラスの排気量であれ、周りの意見に流されずにご自身の好みの見た目とサウンドのバイクがあれば、あえて大型バイクにこだわらなくても良いと言うことです
少しでも燃費・維持費を抑えることを重視したい
普段バイクに乗るに当たって、燃費や維持費が高くかかることをかなり気にする方には、正直大型バイクは向いていないです
大型バイクは、小排気量バイクに比べると維持費がどうしても高くつきます
燃料代はもちろん、パーツ代やオイル代、税金も高くかかります
車検の出費も正直結構高いです。。
しかし経済面を気にしていた方でも、いざ大型バイクに乗ってみると楽しさが勝り、全然気にならなくなることもあるので、一概には言えません
▼燃費を上げる方法
体格の問題で取り回しが困難
大型バイクは中型バイクと比べると、平均的に車重が重くなります
また、シート高も基本的には高いものが多いので、「ある程度の身長」と「バイクを支えられる筋力・体幹」はどうしても求められます
万が一、人通りの少ない山道でバイクを倒してしまい、自分で起こさないとなるとそれこそ大ピンチですよね
そのため、中型バイクに乗っていても不安を強く感じている方は、大型バイクへの移行が容易ではない可能性が高いです
しかし、低身長・非力であっても実際に大型バイクに乗っているライダーさんも多くいます
結局は、その方のバイクへの気持ちの強さとテクニックが必要になるのではないでしょうか
快適に、かつ軽快に走りたい
大型バイクは、車重の重さや取り回しの大変さがある為、人によっては普段乗りで疲れを感じる方も多いです
駐輪場からバイクを出すのでさえも大変であったり、気軽に乗れる乗り物かというとそうではないケースも多いです
気軽にすぐ乗り出せたり、街中や狭い道に強かったりするのは、やはり小排気量バイク
あなたの生活環境を改めて見直し、大型バイクがどれくらい乗りやすい環境か、検討する必要があるかもしれません
大型バイクにも一長一短あることを覚えておきましょう
▼軽い大型バイクまとめはこちら
街乗りが多い・短距離が多い・高速道路にほぼ乗らない
4つめの項目とやや重なりますが、普段の生活スタイルや走り方が、街乗りメインであったり、長距離走行をほぼしない方は、小排気量バイクの方が適しているかもしれません
実際車種にもよりますが、街中でのスタートダッシュでは小排気量車の機動力・加速力のが勝ることも多いです
大型バイクの強みは、長距離や信号のない直線道路で発揮されやすいです
あなたのバイクスタイルを見直して、本当に大型バイクが必要か検討してみるといいかと思います
バイク初心者、または長期間のブランクがある
大型バイクは高い操作スキルが求められるため、初心者や運転経験が浅い人にとっては「やめとけ」と思われる場合があります
重さや加速力に慣れないまま乗ると、以下のような危険性が高まります
• 低速時のバランスを崩しやすい
• 高速での加速に驚き、コントロールを失う
• 余計な恐怖心が芽生え、楽しめない
大型バイクで「後悔」する人のケース
大型バイクを購入して後悔する理由は、主に以下のようなものです
実際私も二つ目に挙げる理由で大型バイクを手放しました
購入後に費用が予想以上にかかった
「購入価格だけでなく、維持費をもっと考えておけばよかった」と後悔するケースが多いです
バイク購入後の費用の具体例は以下の通り
- ガソリン代の増加
- 車検や修理費用
- カスタムやメンテナンス費用
大型バイクはとにかくお金のかかる贅沢な趣味であることを肝に銘じましょう
思ったほど乗る時間がなかった
仕事や家庭の事情でバイクに乗る時間が減り、「持て余している」と感じる人も多いです
結果的に、高額な維持費だけが負担になることも
また家庭の育児や家庭の事情で乗る時間が少なくなると「気軽に乗れるバイクが欲しい」と感じることも少なくありません
他の趣味やライフスタイルに影響した
バイクを優先するあまり、家族との時間や他の趣味に使えるお金や時間が減ることがあります
「バイク以外のことにもっと投資すればよかった」と後悔する声も聞かれます
あくまで趣味の一環として、家庭や友人との付き合いも疎かにしないようにしましょう
▼結婚後のバイクの乗り方
期待が大きすぎた
大型バイクに対して「圧倒的な快適性」や「特別な満足感」を期待しすぎた結果、実際の使い勝手や体験がそれに見合わず後悔するケースがあります
実際大型バイクを取得して長距離ツーリングに挑戦した時【思いの外疲れるし快適じゃない】現実を知って失望したこともありました
結局は二輪なので四輪に比べて快適さや満足感では劣る時もあります
▼大型バイクのメリットデメリット
大型バイクが向いている人の特徴
対して、以下に挙げるような考えや思いをお持ちの方は大型バイクが向いている可能性が高いので少しでも若いうちに免許だけでも取得しておいてもいいと思っています
①重厚感あるサウンドを求めている
大型バイク特有の重低音やサウンドの迫力は、マフラーを変えたとしても小排気量バイクではなかなか手に入りません
しかし大型バイクだと、純正マフラーのままでも迫力ある上品なサウンドが聞けたりもします
バイクのかっこいいマフラー音がすごい好きで、もはやずっと聞いていたいとお考えの方は、いっそ自分のバイクを大型バイクに変えてしまうのもありかもしれませんね
②長距離ツーリングや高速道路に乗ることが多い
プロライダーでもない限り大型バイクは長距離と信号のない直線で強みを発揮します
振動も少なく、ぶれづらい車体は乗り手を疲労させません
しかし中型バイクでの遠出や高速道路はエンジンが無理している感じがしますし、あまり楽しく快適なものではありません
そのため、しょっちゅう遠出や高速道路利用をしている方はいっそ大型バイクへの移行を考えてもいいかもしれません
なによりも運転が楽であり、かつ楽しくもあり、長距離ツーリングが好きな方であれば絶対に飽きないかと思います
③バイクの世界を広げたいと考えている
大型免許を取ると、まず乗れる車種の数が格段に増えます
各バイクメーカーのページを見てみると分かりやすいですが、やはり大排気量バイクの種類は多いです
そして、大型バイクに乗っていると自然とバイク仲間も増えるような気がします
それは知り合いつながりであったり、SNSだったり、ツーリング先での出会いであったりと様々ですが、色々な機会が増えます
そして大型バイク乗り同士は、狭くて共通な趣味を持った仲間でもあるので話していて楽しいですし、深い繋がりになることも多いでしょう
乗れるバイクの世界も、人とのつながりの世界も大きく広がることも大型バイクのメリットだと思います
結論:バイクが本当に好きなら取得して後悔はないはず
今回「大型バイクは不要なのか」の議論について書かせていただきました
結論、私の考えとしては【バイクが好きなら免許を取得して後悔はないはず】というもの
バイクに乗っていれば自然と大排気量バイクに惹かれ始めるのはよくあることです
少しでも興味がある方は一度の人生、是非取得することを個人的にはおすすめしています
乗らないでいて、歳をとってから後悔することはおそらく最悪です
もちろん経済面なども考慮して慎重な判断も必要ですが、これを機にぜひ検討してみてくださいね!
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